鮭が来た



ある平和な昼下がり、ピンポーンとチャイムが鳴って、宅配のお兄さんが、でっかいダンボール箱を持ち込んできました。

ずっしり重い、冷凍配達の箱から出てきたのは、


2匹の新巻鮭!

一般家庭にいきなり送りつけられても、冷や汗タラリの存在




そういえば、ちょっと前、単身赴任中の「おとぅちゃん」が、よく利用している居酒屋&夕食屋で、魚の流通業にたずさわる男性と友達になった・・・・・という話を聞いたような。
   (実は、そのお店には、かなりいろんな種類の業界の有名人が出入りしているらしい。)


そのうち、鮭を送ってやるから・・・という、酔っ払いのセリフを耳にした記憶があります。

でも、相手が酔っ払いだったから、冗談半分に聞き流していたんだよね。




本当に送ってきたのかよ・・・・・・・・・。





いやぁ、正直どうしようかと思いました。





主婦なら、魚くらいさばけるだろう・・・・・・・なぁんて思われると、実は困ったりする。

そりゃ、アジだのサバだののサイズなら、なんとでもなるでしょうが、鮭がまるごと届いても、手も足も出ませんって。



まずね、調理器具がない。

菜切り包丁と文化包丁、あとは果物ナイフくらいしか置いてない家で、なにをどうすればデカ鮭に太刀打ちできるってんです?

出刃包丁ないんですよ。
そんなのを使う機会、ぜ〜んぜんありませんから、置いてないんです、我が家。





実は、引越ししてくる前は、出刃包丁を1本持っていまして、一度、北海道方面の親戚から、新巻きサケをお歳暮にもらった経験があるんです。

その時は、怖いもの知らずで立ち向かったのですが、やったことがないデカ鮭相手に、どうこうできるものじゃありませんでしたね。



こうやって、そうやれば、魚は3枚におろせます・・・・・と頭では知っていても、相手がデカくなると、包丁なんか思いどおりに動くもんじゃないんですよ。



やっぱ、コツがあるんでしょうね。
何度も、実際にさばいている人なら、てきぱきできちゃうんですが、素人が手だししても失敗するのは目にみえています。




じゃぁ、どうすればいいか?


実際に、さばいているプロにお願いしてしまうのが一番でしょう。

ここで、コツをつかむために練習したって
次の機会がいつになるか、全然予定がありませんからね。
練習する意味がまるで有りません。


近くのスーパーマーケットの魚屋さんに持ち込みまして、手数料はらって、さばいてもらいました。



で、鮭の切り身の山。




保管場所がありませんよね。




夏場の冷蔵庫、冷凍庫というのは、最初からいっぱいいろんなものが入っているんです。
冬なら、外に出ている野菜類も、全部入りこんでいます。
飲み物の種類も量も多いです。

鮭の切り身を入れる場所、ないんですよ。



いつもお世話になっているお隣さんとかに、おすそわけを持って行って、冷凍庫の中身をあっちゃこっちゃし、ようやく、なんとか押し込みました。


今後、しばらく、頻繁に鮭料理が登場することになるんだろうなぁ。

さっさとやっつけないと、新たにアイスクリームを買って入れるスペースもないし・・・・・切実です。




とにかく、これだけは、声を大にして言いたい!


送るのなら、1匹で充分だってば!!!




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