猛暑 日本列島



「今年、最高気温!」
という文字が夏場の新聞の1面にデカデカと書いてあるのは、毎年のことですが、2007年の場合は、ちょっと違っていましたね。
数字が40を超えていたりする。

なにしろ、岐阜県多治見市で記録された気温は、74年ぶりに日本の最高気温を更新するものであったとか。


74年・・・・・・・・・・。


現在、日本で74歳以上の方が人口の何%くらいをしめているのか、見当もつきませんが、日本人の平均寿命から考えても、大多数の人にとって、今年の夏の暑さというのは、生まれて初めて体験する猛暑・・・といっていいことになりそうです。

それに、74年前の猛暑を体験した人に質問したって
「そんな昔のことは、覚えちゃいないよ。」
と、返事がかえってきそうです。


しかも、1日だけ、特別に暑かったというのではなくて、連日、どこそこで40度を越えました・・・と、夕刊のトップ記事になっていたりしたんじゃ・・・まったくもって、かないません。
幸い、水不足に苦労する年ではなかったから、これでもまだ、よかったんでしょうか?





この夏、2度の台風接近をかわして
きれいに咲いてくれたカサブランカ

花粉がつくと困るので、物干しざおからは、1番遠い位置にあったりする






私の使用している部屋は、仏間・・・というやつでして、家の中では、一番室温が低そうな場所です。
     (冬場は・・・泣きそうに寒いんですが)
室温そのものは、上がりにくいのですが、風通しは極端に悪いです。

だから、夕方、エサをもらってしまうと、私の部屋をメインの住みかだと思っているらしいネコたちが外に逃げ出しちゃって、夜中になってもちっとも帰ってこないのな。
もう、いいかげん、窓とかとじまりして寝たいのに・・・・・・どこに行っちゃっているのか、ネコがいない。
暑い、暑い、暑い・・・気持ちはわかりますけれどねぇ、困ります。

外で寝たって、問題がおきるような気温じゃないんですが、こいつら、とんでもネぇ時間帯に、外で
「おうちに入れてぇ〜〜っ!!」
と、大騒ぎすることを覚えたんで・・・・・・まずいんですよ。

いっそ朝まで、あきらめて外でゴロゴロしていてくれるんなら、問題ないんですけれどねぇ。




すでに、こよみの上では立秋をすぎ、挨拶状の頭には
「残暑お見舞いもうしあげます」
の文字が書かれているのですが、例年、読み流すこの「残暑」の2文字、今年は、やたら迫力満点に見えてしかたがありません。

というか、ちっとも「残暑」という気分がしないんですよ。
夏、まっ盛りのまま、突っ走ってしまっています。
「暑中お見舞い」のほうが、あてはまりそうな気分になってしまうのって、変ですかね、私。



最初、新聞の端っこに、
「この暑さも週末になれば、一段落し・・・・・・・」
という予報が書かれていたんですが、週末であるはずの土曜日になっても、全然暑さが去らず、ぶ〜たれながら新聞を開いたら、
「来週になれば・・・・・」
という予報に、こっそり、ちゃっかり変更されていたりしたのには、大笑いしました。

で、「来週」になったら予報が当たったか・・・というと、う〜ん、少しは楽になりましたが、温度計、それほど下がっていませんねぇ。
もしかして、身体の方が、さっさと暑さ慣れして、大丈夫になっていたりして・・・。
    うわさによれば、関東地方は、涼しくなったとか。
    東海以西は、相変わらず暑かったんですよ。




それでも、生物の世界では、順調に時間が流れているらしく、気がついたら、夜の庭から、カネタタキのチンチンチン・・・という声が聞こえてくるようになりました。

あまり、秋の虫がいる庭じゃないんですが、数種は分布しているみたい。

聞いていれば、気分だけでも涼しげになってくれるでしょうか?





遠雷の音がしています。
一雨ほしいので、こっちに来てくれないかなぁ。

ほらほら、ネコたち、とっとと帰ってこないと、ずぶぬれ猫になるかもよ。




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