教頭先生っ!! やっちまいました
それは、2009年1月、センター試験1日目の朝のこと。
事件は、息子が勤務している高校で発生いたしました。
センター試験というのは、大学なんかが会場になっているのですが、高校が会場になっている場合もあるんですね。
できるだけ受験生が会場に行くのに苦労しなくてすむように、配置されているんでしょうか?
息子は、自分自身も母校である現勤務先でセンター試験を受験しました。
今年も、この高校、試験会場になっています。
試験会場になる高校は、前日までに会場にするための準備が必要で、結構たいへんみたいですね。
学生全員は、日頃ロッカーなどに置いてある私物を、全部持ち帰る必要があります。
教室に掲示されている物なんかは、全部取り除くことになっています。
当然、掃除もする。笑
そして、前日の金曜日は・・・センター試験の関係者が「最終的な準備」をしますから、学生はもちろんのこと、その学校の教師であっても
「じゃまになるから、さっさと帰ってね。」
と、追っ払われてしまうんですな。
息子も、ずいぶん早い時間帯に帰宅しましたよ。
学校の先生というのは、センター試験そのものには、完全ノー・タッチだったんですね。
そういうものだったんか。
そして、土曜日。
センター試験1日目の朝。
息子は出勤しました。
学校の前へ。
先生だろうが、中には、入れてもらえないわけですよ。
なんでも、自分たちの高校(公立・進学校)の学生さんは、ほぼ全員受験するわけですから、校門付近に先生たちがずらりと並んで、応援しよう・・・という話になったんだらしい。
(息子自身が受験した当時には、こういう応援団はいなかったんですけれどね。)
自分の学校が会場・・・というのは、受験生にとって、ちょっとだけ気分が楽であるらしいです。
先生応援団の前を、学生さんたちが通過して行きます。
自転車通学の学生さんも、いますんで・・・
受験にも自転車でやってきた学生さんがいて、そんな1人が、サァ〜っと応援団の前を通過しようとしました。
ヒラっと、ハンカチが落ちたんです。
相手は自転車だったから・・・ハンカチに気づいた教頭先生が、とっさに呼びとめました。
お〜いっ!
落ちたぞぉ〜っ!!
・・・・・・・・・・・・・・・。
一瞬、世界が凍りついたそうです。
そりゃぁ、ねぇ・・・・・。
結婚式の披露宴で、「分かれる」「きれる」を連呼するのと同じくらいヤバいセリフですわなぁ。
うん、落し物はしないように自衛しようね。
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