364日は使わないかも
高校の国語の先生をやっている息子が、クリスマスの買い出し(ケーキとチキン笑)の荷物持ちについてきてくれた。
スーパーマーケット内のDVD&CD販売コーナーで、なんか熱心にさがしているので、ひいきの歌手の新曲でもチェックしているんだろうかと思ったら・・・
「元旦とかのTV番組でバックに流れている正月っぽい曲が入っているCDがないかなぁって・・・・」
なんだ、それは?
「たとえば、こんなんか?」
と、「春の海」の出だしをちょろり・・・・
「そう、そういう感じのヤツ!」
汗 汗・・・なに考えとるんじゃい?
聞くと、年始に高校でやる「かるた大会」のBGMにどうだろうと思ってさがしていたらしい。
冬休みの「古典」の宿題と言ったら、ありがちなのが「百人一種を覚えていらっしゃい」というヤツなんだけれど・・・
どうせ、覚えるのであれば、3学期の最初に「かるた大会」をやっちまおうという企画があるらしい。
どこの学校でもやるものかどうかは知らないけれど、いままで息子が行った愛知県三河地区の高校では、わりと自然にやっていたみたい。
今年度の高校でも、やる予定であるらしい。
そういうことならば・・・筝曲を集めたCDとかを探せばいいんじゃないか・・・と、和楽器のCDが置いてありそうな場所を見にいったら・・・
あった。
筝曲のCDは2種類。
でも、それよりも私たちの目を引いたのは・・・
「ベスト・オブ 正月」
という題名のCD。
あまりにもインパクトが強くて、買っちゃったよ。
もちろん「春の海」は入っていて、他にも「越天楽」「六段調」など、いかにも正月っぽい音楽がいっぱい。
CDがスタートすると、いきなり「除夜の鐘」が始まって、一年の煩悩を鎮めてから、つづきの曲を聞くことになっているらしい。
(ちなみにその除夜の鐘は、比叡山延暦寺の鐘の音なんだってさ。それが1分以上ひたすらつづく。)
で、収録曲が全部終わると、最後はウグイスの声が聞こえてくるって趣向だよ。笑
息子は、3学期になったら、このCDを持って、古典の授業をやるつもりらしいんだけれど・・・・・
うわぁ・・・めだちそう。
というか、このCDって・・・1年のうち、364日間は利用されないものかもしれないなぁ。
「ベスト・オブ正月」
Victor VICL 61547
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