妖怪フェスティバルinドームに行きました



私・・・オカルト関係は、ぜ〜んぜんダメなんです。

そもそも、私の脳みそは、根っからの理系で生物屋みたいです。
で、一応、科学者の端の端っくれだ!・・と思っている人ですよ。
現代の進んだ科学で説明がつかないような、霊だの怪奇現象だのという世界なんて!?


・・・・・・・・・・怖いじゃないですか・・・・・・・・・・

汗・涙・汗・涙・汗・涙





幸い、霊感とかの類は能力ゼロらしいので、具体的な問題は起きないンですけれどね。




開催場所はナゴヤドーム
あぁ、またも野球観戦以外でドームに行く回数が増える・・・




私が子供だった時代の「夏!」というのは、まだ「うちわ」と「せんす」の時代でして、文明の利器が「扇風機」つうやつね。
これじゃ、やっていられないから、怖いものでも見たり聞いたりして、精神的に涼しくなるしかない・・・という理屈なのか、夏の映画館は、どっちをみても怪談関係の作品が、豪華○本立てで並んでおりました。

怪談つっても、パトリック・ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の「怪談」とはかけはなれておりまして、ひたすら不条理に怖がらせればOKつう世界でして、(B級映画どころか、C、D、E・・・?)、怖いというより、気持ち悪いだけに見えてしまう映画ポスターが、街中にズラ〜っと並べば・・・子供心にトラウマ形成・・・つうのがあったかもしれません。

一方、週刊少女まんが雑誌類を見れば、天下の奇才、梅図かずお氏が恐怖シリーズを絶好調に連載中という時代だったものですから、これはキツイ!!
子供どうしの話題に乗り遅れるわけにはいかないから、読まないわけにいかんし、あんなん読んで、夜中にトイレに行けなくなったら、だれが責任とってくれるんだよ!・・・ってね。

どんなに当時の梅図作品が怖くても、不思議に自然界の「クモ」とか「ヘビ」そのものが嫌いになったわけじゃないあたりが、笑っちまうんだよなぁ。
つくづく、生物屋だってか?





フェスティバル開催期間中は、広い名古屋ドームが薄暗い妖怪変化の世界に大変身。
野球シーズンなんだけれど、中日球団は遠征中。
「お化け屋敷」とか「迷路」に該当するアトラクションがある方向から、
妙に楽しげな「恐怖の悲鳴」が聞こえてくるのが笑える。

なぜか、若い女性の悲鳴ばかり・・・というのは・・・どういうしかけなんだ?
お化け屋敷というのは悲鳴をあげるために入る場所だ・・・と聞いたことがあるけれどな。
あと、公然と同伴の彼氏にだきつくチャンスだと言ったヤツもいる。ため息
こういう場合、同伴の男性(&父親とか)は、たとえ怖くても、がまんすることになっているのかね?




上の写真の中央上部分に浮かんでいるのが
この水木しげる先生の特別製巨大妖怪凧
これだけで十畳あるっていうんだから、ドームの広さがわかる?




うん、つまりは、ものすごいビビリ屋だってことだ。

怖いから、なんとか理屈で説明して納得しようとするんだろうけれど、どうも一部に、現代科学をふりかざしても解明しきれない部分というのが残ってしまうみたいで、それが背中むけて全力疾走で逃げ出したくなる原因。


つってもさ、実は、科学的に説明がつく世界なら、怖くないのか・・・というと
そんなことは無いわけで、
科学的な世界にも怖いことって山盛りなんだけれどねぇ。




入り口付近にある、ねずみ男先生大明神特別出張所
ここでプロに撮影してもらうと、
その写真を1000円で特製妖怪フレームはめこみで
即、焼いてもらえるというしくみ

でも、お祭りということで、1000円写真を買わなくても
手持ちカメラがある人には、無料でシャッターを切ってくれるという
大サービス・コーナーだったりする。




そんなに、ビビリ屋なら、なんで好き好んで妖怪フェスティバルなんて場所に出かけて行くのか?!・・・・・というと、どうやら、私の認識では、妖怪というのはモンスターに近い印象の単語であるらしいんですよ。

ひたすら理不尽で、おどろおどろしい幽霊関係(?)とは別の世界みたいな認識。
(そういえば、理由があって特定個人が幽霊にたたられる・・・というシナリオなら、わりと平気だったりするなぁ、私。他人事なら、よしって?・・・いや、たぶん、無差別攻撃というのがイヤなんだろう。)

特撮番組の「怪獣」とか、世界各地に伝わる「神話」などに登場してくるような「神」「悪魔」「魔物」みたいな人間とは別の存在・・・それに類する感覚があるのかなぁ。

たぶん・・・中学生時代に水木しげる氏が、週刊少年マガジンに「墓場の鬼太郎」(後のゲゲゲの鬼太郎)を連載して、妖怪ブームが大爆発した時代を体験してきた影響が大きいのかもしれません。

鬼太郎さんは大好きでして、どんなに科学でたちうちできない妖怪変化が大暴れしても、最後は彼がゲタの音をカラ〜ン、コロ〜ンと響かせて登場し、妖怪同士のやり方で無事に解決してくれる・・・というヒーローがいる→安心感というのがあるんだろうね。笑


ほら、怪獣を怖がる幼児がいた場合
科学的にその存在を否定するより先に、
「大丈夫だよ、ウルトラマンが助けてくれるから。」
という、思えばめっちゃくちゃ非科学的なことをすんなり口にする大人って・・・
いっぱいいるでしょ?私もその1人なんだけれどさ。
で、不思議なことに、怖がっている幼児もそれで納得したりする。



やっぱ、ヒーローの存在って偉大ですよ。理屈ぬきだもんなぁ。
怪獣にウルトラマン。
悪の秘密結社の怪人に仮面ライダー。
忘れちゃいけない、○○戦隊。
妖怪変化に鬼太郎ファミリー・・・・・・・足を向けて眠れませんゼ。





休憩所というか飲食物販売コーナーは「妖怪屋台 笑屋」。
ここの「目玉」が3個並んでいるような串だんごが超ヒット商品。
    (中日新聞で紹介されていたからだろう。)
販売数限定で、日に3回、70本ずつだかが売り出されるのだが・・・
販売時間には行列ができて、なんとたった10分で完売するというしろもの。
残念ながら、食べることができなかったよ。



こちら、商品名「妖怪のからあげ」。
正体は・・・どっから見ても、カエルだな、うん。
そう特別の味は・・・しない。
もしも、めちゃくちゃ美味くて、忘れられなくなったらどうしよう・・・と思ったけれど・・・
そういう、どうでもいい心配もなさそうだ。

まぁ、なんだ・・・フライドポテトとコーラが美味かったゼ!
(大丈夫、焼きそばとかカレーとか普通の食べ物を売っております。)




おみやげ物販売コーナーの名前がすばらしい。



めいどのみやげ家


これは、どうしても入ってみないとねぇ。

各種、妖怪関連の書籍がズラリと並ぶあたりは、マニアうけするかも。
ついつい衝動買いしたくなる妖怪グッズ(?)がいっぱいありまして・・・



一目でホレて買ってしまった、一反もめんのマグカップ。
妖怪一反もめんの身体がカップをぐるぐるっと取り囲んでいるもの。
落として壊したくないから、使えないよう。




そういう裏?設定があったのか?!と、ふきだした、
目玉のオヤジさん解剖図のイラスト・フラットファイル。

オヤジさんって・・・もともとは幽霊族の生き残りで、息子誕生の時には死にかけていて
(幽霊って、死ぬものなんだ)
だけれど誕生したばかりの鬼太郎君のことが心配でならず、
目玉だけの姿になって、この世にとどまった・・・ということじゃなかったっけ?

でも、これ、目玉の解剖図解じゃないよね。
いろいろ一式そろっているじゃん。
う〜む、幽霊族って、すげぇかも。


他にも写真があるので、もう1回、妖怪フェスのネタで紹介したいです。




もどります



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