東京湾岸署ができたんですってね



2008年4月18日の中日スポーツ新聞に、面白い記事が載っていました。

TVドラマや、映画でおなじみになった湾岸署(踊る大捜査線)の人気をうけて(?)、東京湾岸警察署という名前の警察署が臨海副都心にできたんですってね。
   (2008年3月31日に開署式)

フィクションの世界で、警察が舞台になるような場合、たいてい実際には存在していない「名前」を使用するのが一般的(*)とされているのですが、ドラマが先で、それ以後に実際の警察署ができた・・・という場合は、今後も「踊る・・・」関係が製作される場合、湾岸署の名前を使用しても、問題ないんでしょうねぇ?

*実際には存在していない警察の名前
主人公が警視庁○○課の刑事さん・・・というパターンは普通なのですが、
たとえば「太陽にほえろ!」の舞台は、七曲署(新宿にあるという設定らしい)。
実在しない警察署です。
「西部警察」というのもねぇ・・・ありませんわな。
こっちは東品川あたりが舞台らしいのですが、
設定上、西部区役所という表示が登場したことがあるそうで、架空の区まであるらしい。
「あぶない刑事」は、どうだろう?神奈川県警港警察署・・・いかにもありそう。
でも、Yahoo!の地図を検索した限りでは、港警察署というのは
大阪市港区と名古屋市港区にしか見つかんなかったよ。笑
コミックの世界では、実在する亀有公園前派出所が大活躍していますが
こういうのは、むしろ例外と思われます。
「パトレイバー」も「8マン」も実在しない「課」が舞台でしたね。


新聞の記事のネタとしては、映画「踊る・・・」の2で、犯人の逃走を阻止するためにレインボーブリッジを封鎖することができず、警察側が苦汁をなめるシーンがあったのですが、実際問題として、封鎖は可能であるだろうか?・・・というトリビア的研究が書かれております。
これ、記事によれば、わりと簡単にできそうなんですね。
くわしいことは知らないのですが、おそらく正規の手続きを全部踏むとしたら、映画の中で出てきたような、ややこしい話になるのだけれど、現場状況(たとえば天候上、強風のため通行が危険というケースもあるらしい)しだいでは、封鎖というか通行規制は「東京湾岸署」の判断で可能みたいです。


こういう、真面目っぽい大人の遊びネタが掲載されるあたり、スポーツ新聞って大好きさ!





ところで、踊る大捜査線:湾岸署という名前を聞くと思い出されるのは、息子の母校であった追試のお話なんですよ。

愛知県立K高校なのですが、息子が高校生だった頃、この高校でなんらかの追試が行われる場合、会議室が利用されるということになっていたんですね。
ずっとそうだったので、学生さんは皆さん追試は会議室・・・と思っています。

ある時、追試が予定されていたのですが、その予定日時に会議室に別の用途が入って使用できなくなってしまったのです。
急遽、試験会場を別の場所に移動して、追試予定者には場所変更の連絡がとんだはずなのですが・・・急場のことで、全員にうまく連絡が届いたかどうか疑問が残ります。
そこで・・・・・・
ポスターがでかでかと張り出されました。


試験は会議室で起きてるんじゃない。

第2○○室で起きているんだ!


もちろん、このネタは、「踊る・・・」の名セリフ、「事件は会議室で起きてるんじゃない、現場で起きてるんだ」ですね。
とっさに、このポスター書いて張り出した先生・・・すごいよなぁ。

ポスター見た学生さん、ほぼ全員フいたそうですけれど。



今年度、息子はこの母校で国語の先生をしております。
今も、追試は会議室ですることになっているんでしょうかねぇ?




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