入院体験ネタ(2)

爪の悩み

たまたまなんだろうと思いますが・・・・・私のベッドの隣にいた患者さんは、足の爪について悩んでいました。
彼女の入院理由は、足の爪とはまったく関係がないことだったのですが、いつのころからか、爪の形が悪くなり、爪きりでなんとかすることもできなくなってしまった・・・と言っていました。

見せてもらうと、たしかに、妙な具合にもりあがってしまっていて、変です。
せっかく総合病院に入院しているのだから、相談してみるといい・・・ということで、皮膚科に出かけていきました。

結果は・・・ミズムシだったそうです。
薬で治るそうなので、さっそく治療を開始していました。

ミズムシ、よく聞く話ですが、あれって、いろんなパターンがあるのですね。
彼女の場合、原因が爪の内側に入ってしまって、爪そのものの形も、とんでもないことになってしまっていたのです。なんかねぇ、まるで「鬼の爪」でも連想してしまいそうな形。
何度もはいていた靴下をやぶってしまったことがあるそうです。
原因がミズムシとは、まったく思わなかったそうです。
見せてもらった私も、ミズムシとは思いませんでしたよ。

彼女は私より先に退院して行ったのですが、そのベッドには、すぐに次の患者さんが入ってきました。
なんと、彼女も爪に悩みが・・・!!

なにしろ、直前に同じケースを見ていますからねぇ。
詳しいですよ、私。
皮膚科に行くことをおすすめしました。
案の定、ミズムシだったようです。

ミズムシって聞くと、足の指の間がジクジクして、とっても痒くなる皮膚病・・・というイメージが強いのですが、カサカサの場合もあり、今回のように、爪の中に入ってしまう場合もあり・・・知らないうちに、ひどくなってしまうこともあるみたいです。
しかも、ミズムシだとはきづかない。
変だと感じたら、専門のお医者さんに診てもらうべきですね、やっぱり。

それにしても、最近、ミズムシの罹患率って、めちゃくちゃ高いンだろうか?
なんで、私の隣に、2人も続けてミズムシに悩む患者さんが・・・??


内蔵もねぼけます

TVドラマなんかを見ていても、たとえば、盲腸の手術をした登場人物が無事「おなら」が出て、見舞いの人たちを安心させる・・・というシーンがよくありますよね。
手術のあと、ガスがちゃんと出てくれる、ということは、実際に大切なことなんです。

手術の最中は、麻酔を使ったりして、内臓の動きをいわば眠らせているわけです。
(ごそごそ元気に動きまくっていたんじゃ、手術をするお医者さんもやりにくくって、かないませんからね)
で、終わったあとは、ちゃんともとどおりに活発に動いてくれるようにならないと困ります。
ガスが出る・・・ということは、内蔵の動きが正常にもどった目安みたいなものなんですね。

じゃぁ、手術の後、ガスはいつ出るのか?
すぐに出るものかと思っていたんです。
でも、これ、いろんなケースがありそうですね。
私の場合は、なかなか出てくれませんでした。

「ガスがちゃんと出るためにも、しっかりリハビリで、歩きまわりなさい」
と、言われるのですが、そっちも「いてて・・・」問題で、思うようにできません。

出ないままでいると、診察に来るお医者さんも、担当の看護婦さんも、顔を見合すたびに、
「ガス出ましたか?」
と、聞いてくるのです。
大事なことなのは、わかりますが、だれもかれもから「おなら」について、質問されるのって・・・・・けっこう、赤面ものなんですよ。

お医者さんが、腹に聴診器をあてて、内蔵の動き具合をチェックします。
「まだ、動きが悪いね。」
というのが、最初のころのセリフ。
これが、ある日、変化しました。
「あぁ、ねぼけている。」

・・・・・・・・・・・・・?

内蔵って、麻酔で眠るという表現はわかったのですが、ねぼけるものでもあったんですか?
寝起き、もしかしたら、悪いかもねぇ。
いや、通常の睡眠と、内蔵の睡眠が同じようなものかどうか、知らないんですが。

その後、わりとすぐに無事ガスがでましたので、ちゃんと起きてくれたようです。

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