年齢がわかる話

新聞で映画007シリーズの6代目ジェームズ・ボンド役が決まったという記事を読みました。今回は、シリーズ初めての「金髪のボンド氏」になるんだそうです。
ずらりと歴代のボンド氏の写真が紹介されていたのですが、なぜか私の頭の中では
ジェームズ・ボンド = ショーン・コネリー氏
なんですねぇ。
やはり、最初に見たシリーズの印象というのは、強烈に残るのでしょうか?

TV番組の特撮物に、○○戦隊シリーズとでも呼ぶものがあります。
毎年2月くらいに新作に変更されつつ、すでに、かなりの長期にわたって放映されているシリーズです。
このシリーズを見る年齢というのが面白くて、わりと一定時期にかたまっているのです。
小学校にあがる直前。保育園や幼稚園のころから小学校の1〜2年生くらいまでに極端なピークがあります。
(実は、最近になって、そういう年代の子供を持つお母さんたちが、我が子といっしょにTVを見ているうちに、夢中になってしまった・・・というパターンが結構あるのですが、まぁ、そういうのはここでは例外ということにしておきましょう。)

ウチの場合、息子は「フラッシュマン」「ライブマン」などを見ていました。
息子と同じ年代の人は、皆さんこれを見ていたことになります。

なにげなく
「ねぇ、超新星フラッシュマンって、知ってる?」
とたずねてみて
「おぉ、見ていたぞ」
と返事がもどってきたら・・・ははぁ〜ん、あいつ、○○歳くらいなんだな・・・とわかってしまうわけです。

熱心な特撮映画マニアなんかが相手だったらダメですよ。
戦隊物も、ウルトラマンも仮面ライダーも、放映順に全部の題名が並べられる人って、いたりしますから。笑

高校で地学を勉強した人なんかは「示準化石(しじゅんかせき)」って覚えていますか?
地層の地質年代を決めるときに指標になる化石のことをいいます。
地層を掘っていて、「その化石」が出てきたら、あぁ、この地層は今から○○年くらい前なんだな・・・ってことが、わかってしまう「化石」のことですね。
たいてい、その生物が生息していた時代が短くて、特定の地層に限られ、しかも広い範囲に分布していたものが用いられることになります。
ある時代に爆発的に多くの場所に生息していた生物が、ある時を境に絶滅してしまった・・・なぁんて場合は、よく利用されることになるわけです。

私の目には、戦隊シリーズは、TV番組の「示準化石」です。
「今から○年まえ」の番組を見たとき、その人は、5歳前後であった。
はい、計算、計算。
あら、若そうにしているけれど、もう「おじさん」じゃないのぉ〜!
丸わかりです。

さぁ、ばれたくない場合は、逆手に利用しましょう。
特に女性、重要です。
もしも特撮ファンであったとしても、生まれる前の戦隊シリーズを「知っていた」なぁんて答えてはだめです。
「おばさん」扱い決定ですよ。
自分に都合のよい「戦隊シリーズ」を探しておきましょう。
「私、実は子供の頃、○○戦隊XXマンのファンだったの」
これで3つや4つ、年齢が確実にサバよめます

まぁ、これにも限度がありまして・・・007はコネリー氏だ!と言っているような私としては、最新作3年分くらいの話題しかしないことにしているんですけれどねぇ。

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