クセのある猫

秋、気温がさがってくると、ペットの猫が布団にやってくるようになります。
我が家の猫2匹は、布団に入っていっしょに寝る・・・という行動はしてくれません。
(こういうのって、冬場には暖かくてよさそうなのですが)
ものすごく寒い夜に、猫をつかまえて布団に入れると、しばらくじっとしていますが
「もう、そろそろいい?」
とでも言いたそうな感じで、やがて出ていってしまいます。

私のところにやってくるのがメスのほう。
息子と娘のベッドに、なにやら自分で時間帯を決めて訪問するのがオスの猫です。
この、オスの方がちょっと妙なクセ持ちです。

朝、人間がめざめる時間帯に猫がいる場所は、たいてい息子のベッドです。
そして、向きが決まっている。
めざめると、そこに「猫のおしり」がある・・・という状態です。
人間、寝返りとかするわけですから、毎朝まったく同じ姿勢でめざめるわけではないでしょう。でも、不思議なことに、いつも目の前には「猫のおしり」がある。笑
できれば、頭の方を人間の顔側に向けて、布団にのっかってくれればいいのに、どうしても「おしり」と「しっぽ」を顔に向けたいらしい。
たまに、長い尻尾が顔の上をのたくっていたりする。見ている方は、笑えますよ。

実は、私のところにやってくるメスの方が、まだ拾って間もなかったころ、大きめのネズミ・サイズだった彼女は、私の首とか顔の上で寝たがって困りました。
まず、じゃまですよ。
猫はどんどん成長していきますから、やがて、めざめると、首を横断するように猫の胴体がノビッと横たわっていたり、鼻も口もおかまいなしで、顔面に猫だったり・・・これは、笑い事でなく危険です。息ができなくなってしまいます。
さんざん追い払った結果なのか、最近では、胸の上あたりでがまんしています。

真夜中に、突然胸がおさえつけられるような不安を感じて目がさめると、暗闇にぼんやりと白い影のような物体が浮かび上がる・・・。身体が動かない!こ、これが、かなしばりなのかっ?!


「白くて、体重の重い猫が胸の上で寝ていただけ」


というオチがつく状態ですが、とりあえず、しつこく「どいてください」作業を繰り返せば「首と顔」から「胸の上」に移動させることはできるみたいです。
「めざめたら、おしり」を「めざめたら、猫の顔」状態に180度回転させることは、そんなにむずかしいことなのでしょうかねぇ。
なぜか、ちっとも聞き入れてもらえないようです。




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