霧の日本シリーズ第1戦

日本シリーズの中継を見ました。
私は、恥ずかしながら自分が住んでいる地域でTV中継がある阪神の方はともかく、あまり中継数がないロッテの情報をほとんど知りません。
今年、やたら好調だったということと、最後に福岡で大接戦をやったということくらいしかわかりません。
(パリーグファンの方、ごめんなさい)
それで、そうとうピンボケの質問をしながら、息子と一緒にTV観戦をしました。

なんか、わりと最初のころから、「普段風が強いことで名高い千葉マリン・スタジアムが今夜にかぎって無風状態である」・・・と、私にとっては、興味深いことをアナウンサーが繰り返していました。
試合そのものより、こういうことに興味がいってしまうあたり、変な観戦者ですかね。

そのうち、「もや」が流れ込んできました・・・という話になって、確かに画面が白っぽくなっていくわけです。
ああいう、霧がかかっていく経過を見ている・・・という体験は、あまりありませんでしたので、そっちが気になりまして・・・
「自分の球場だから、ロッテは有利になるのか?」
「いや、ロッテだって、普通はこんな霧になることはないんだってば」
「そうか、風が強いことが多い球場なら、霧にはならないわけだ」
「つか、どんなチームだろうと、どこの球場だろうと、ボールが見えなくなったら全員困るだろうが・・・」
あ・・・そうですね。

ところが、途中から笑い話ではすまなくなってきました。
「あんなんじゃ、フライがあがったら、霧と、ライトの光でおきる乱反射で守備しようにもボールなんか見えないんじゃないか?塁にいる人だって、タッチアップのタイミングがとれないだろ?」
「見えんよな。どうするんだろう・・・」

7回裏。ロッテの攻撃。
アナウンサーがとっても困る打球が舞い上がりました。
伸びる・・・しかし、見えない
「はいった?か?・・・(放送席から確認できない状態なんですよ)」
だれも、なにも言えないわけです。
見ている人も、もちろん見えていません。
観客がよろこんでいる様子がわかってきて、
「はいりましたね」
いや、まぬけな放送ですよ。アナウンサーきっと、冷や汗ものだったんじゃありませんか?
TVはまだいいです。見ている人も、見えんなぁ・・・ってわかってくれていますから。
あれ、映像のないラジオ放送のアナウンサー、どうしたんでしょうねぇ。説明しようもありませんし、しゃべらないわけにもいきません。

結局そこで、試合は一時中断です。
初めて知ったのですが、天候の状態のせいで試合が中断された場合、30分たっても中断が解除できない場合には、その時点でどうするか決められることになっているんだそうですね。
でも、雨なんかと違って、雨雲の様子を調べてくることもできないし、風が出てくれるかどうかもわかりません。
なんか、川中島の決戦状態
それでも、気象関係の専門家と連絡がとれたのか、あの手の霧は翌日までつづくものらしいことが説明されました。
それって、ダメじゃん?

結局、30分くらいの中断の後、コールドゲームになることが決定されました。

なんか、ものすごく珍しいシーンを見られたのかも?

最近、野球場にも屋根がついてきましたので、雨天でも平気で試合ができます。
せっかくの好ゲームが雨で流れてしまうことも、ずいぶんとへってきました。
(まぁ、屋根があっても、たまぁに事故があって、ニュース・ネタを提供することもありますし、観客が球場にこられないような悪天候の場合は、球場が無事でも試合そのものが中止されることはあるのですが)
今後、このような
「霧のために、試合がコールドになってしまった」
なんていう事件は、そうそう発生することではないのかもしれません。
空前絶後のシーンだったかもしれませんねぇ。
ラッキー?!


観戦、ちょっとつっこみネタ
球場でもっとも目立つ広告看板の位置は、メインカメラがとらえた、ピッチャー横、後方バックスクリーンのものですよね。
でも・・・今回、どちらの監督が映っても、必ずそこにあった広告
「男のエステ ダンディハウス」
こっちのほうが、気になってならなかった私って・・・変ですか?


ネタもう1つ
日本シリーズ第2戦には、きっとTV局の気象予報士さんが解説者として急遽追加出演するに違いない!と思ったのって、私だけかなぁ。

                                                                   もどります


SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送