衣料品売り場のこと
悲しいことに、私は脚が短いです。
夫も脚が短いです。
くやしいことに、息子と娘は、ちゃんとした脚の長さです。
遺伝子の発現って・・・いったい、どうなっているんでしょうねぇ。
今まで利用していたお店では、紳士用ズボンの売り場に行くと
「ダレがこんな長い脚をしているんだ!」
と言いたくなるような脚の部分がやたら長いズボンが並んでいました。
お店の人にたのむと、他のお買い物なんかをしている間にすそあげをしてもらえるシステムだったのです。
最近、引越しをして、新しい街のお店に行きました。
そこでは、「股下○○センチ」という区分けがあって、その中からサイズを選ぶようになっています。
もちろん、ぴったりサイズにすそ上げをしてもらえるサービスもあるのですが、最初から何センチかわかっていれば、待ち時間なしで持ち帰れるわけですね。
これは、便利かも。
で、夫のためにズボンを選ぼうとしたのです。
気がつきました。
もしかして、この股下の「数字」のちいさい場所で選んでいるのって・・・
屈辱
?!
この話を夫にしたら、
「いや、そうでもない。すそあげサービスをしてもらうために、寸法を測ってもらうことのほうが、たいへんだ。どっさり折り曲げられる屈辱感。このくらいでよろしいでしょうか?と問う店員さんの微妙な笑顔。股下サイズがわかる場所でさがす方が楽だと思う。」
という返事。
う〜ん、そういうこともあるのか・・・。
もともと、脚がなが〜い人なら、こんなこと、いっさい考えなくてすむンだろうなァ。
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