原ゆたか先生 サイン会



子供の頃、夢中になって読んだ絵本、童話・・・・・・いくつになっても、懐かしく思い出せるものってありますよね。

我が家の「大人になってしまった」子供たちにとって、小学生時代に読んだ「かいけつゾロリ」シリーズは、だいじな思い出だったようです。



今も、大好評でシリーズがつづいている「かいけつゾロリ」、最新刊は「まもるぜ!きょうりゅうのたまご」、なんと第40巻になります。
     2006年12月発売


つねに、その時々の「流行」をたくみに取り入れて、大人もニヤリとさせるこのシリーズ、主人公のキツネの「ゾロリ」様は、けっして正義の味方でも、優等生でもありません。
むしろ、逆。
いたずらの天才!
どちらかと言うと、悪役だったりします。

これは、ゾロリ様の最初の登場が、「ほうれんそうマン」シリーズの悪役だったためなんですね。
ピンチになると、ほうれん草を食べて、緑のマントの「ほうれんそうマン」になる、まるでポパイのような主人公、ブタのポイポイ君が活躍するシリーズだったのですが、ここからとびだして、武者修行の旅に出たゾロリ様が、主人公になったからといって、善玉に変身するなぁんてことは、絶対になかったわけです。



主役になっても、あいかわらずの「いたずらの天才」。
ゾロリ城を作り上げることを夢みて、旅をつづけ、一般人(というか、一般動物)には、迷惑な行為かもしれませんが、わが道をいく!という行動パターン。
ちょっぴり、マザコン気味。
旅の途中でであった、妖怪さんたちや、恐竜&怪獣さんたちなんかには、絶大な信頼と人気があったりします。
仲間が困っているとなると、人助け(ならぬ、妖怪助け、恐竜助け)にも、力をおしみません。

いうなれば、悪役側の義理人情にあついヒーロー!ってなところでしょうか?
   (恐竜さんは、悪役扱いじゃないんですけれどね)




2006年の年末、私がよく利用させてもらっている本屋さんの店頭に、この「かいけつゾロリ」シリーズをはじめ、多くの童話をてがけておられる原ゆたか先生のサイン会が、ありま〜す!・・・・・というポスターが出ていたんですよ。

おぉ、これは、見逃せません。

詳細を読むと、ゾロリ・シリーズの最新刊など対象となる童話が何点かあって、それを買うと当日「その本」にサインを書いてもらえるとのこと。
もちろん、無限にOKというわけにはいきませんから、先着100名限定だったのですが、聞けばまだ、整理券に余裕があるという返事がもらえました。
さっそく新刊2種をゲットです。

サイン会は、新年(2007年)になってからなので、整理券は大事にしまっておきました。


やがて、他の家族も、このポスターを見て、
「原先生のサイン会があるそうだぞ。」
と、言い出します。

「実は、すでに、整理券ゲットしてある〜。」
「おしっ、よくやった!」





年があらたまりまして、サイン会の当日。
なんと、愛知県地方は、雪でした!

めっちゃくちゃ寒いんでやんの!!

サイン会は、午後1時スタートなのですが、途中からみぞれにかわった天候、気温はちっともあがってくれません。
たいへんな日になってしまいました。

それでも、本屋さんに出かけていくと、すでに、「ゾロリ・シリーズ」を持った子供たちが待っています。(整理券に、サインしてもらえる時間帯が分類して書かれていました。)

お店のそばの通路には、着ぐるみゾロリ様も登場して、来店している子供たちといっしょに記念撮影をしたり、握手ぜめになったりしています。


子供たちばかりではありません。

きゃぁ〜っ、ゾロリ!!

という、黄色い歓声が上がった方をみると、高校生くらいと思われる女性グループが、さかんに携帯のカメラを向けていました。

長期シリーズですからねぇ、きっと、彼女たちも、小学生時代とかに「かいけつゾロリ」シリーズを読んで育ったんでしょう。




原先生のサイン時間は、単純計算すると1人に2分程度。
本の最後のページに、ゾロリの絵入りサインをさらさらと描きながら、お話をしてくださいます。そして、いっしょに記念撮影。



絵入りサインをなさる 原ゆたか先生


予定されていた「休憩」時間も返上で、1人でも多くのファンとの交流を希望してくださいました。

「先日のサイン会でも、お子さん連れの若いおかぁさんがいらっしゃって、自分も子供のころ、ゾロリを読んだのですと言われました。こんなに長くシリーズを続けることができたからです。うれしいことです。」

すでに、ちっとも若くもない「おかぁさん」の私に、ニコニコとお話してくださいました。
先生、ぜひ、これからも、楽しい童話をお願いいたします。



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