映画:あぶない刑事

7年ぶりの新作映画が登場するそうです。
題名が「まだまだ あぶない刑事」

小説とかコミックの場合、シリーズものの作品には、普通順番に数字がふられるものですが、なかには「サブ・タイトル」とか、題名にちょっと細工がしてある場合もあります。
映画の場合には、あまり「数字」はないみたいです。
だってねぇ、○○○○○ パート7・・・とか書かれても、インパクトありませんし。
あぶない刑事の場合は後者。「またまた」とか「もっとも」という枕詞みたいなものがついていたこともありましたねぇ。

サブ・タイトルで作品がわかるのは「フーテンの寅さんシリーズ」が代表でしょうか?
寅さんの映画は、無理して順番どおりに見なくてもまったく問題なく楽しめますから、大々的に第何作めか表示してあったかどうかもわかりません。(書いてはあるのでしょうが)

「枕詞」みたいなもので区別をつけた代表作としては、團伊玖磨さんの「パイプのけむり」シリーズが頭に浮かびます。
第一巻はいいのですが、2巻が「続」、3巻が「続々」・・・まぁ、ここまでは普通かな?
でも、それ以後、「また」「またまた」「まだ」「まだまだ」「も一つ」「なお」「重ねて」「なおかつ」「さて」「ひねもす」「よもすがら」「明けても」「暮れても」・・・これ、途中いくつか抜けているんです。先もあります。思いついたものだけを書いたので。
全巻タイトルだけで発表順に並べることができたら、たいしたものだろうと思いますよ。

ほら、ここでも「またまた」と「まだまだ」がありました。

アクション・シーン満載の「あぶない刑事」ですが、「またまた」も「まだまだ」もあるのですから、「パイプのけむり」なみに、今後もどんどん新しい映画を出してもらえるといいなぁ。

ちなみに、なつかしくなって、DVDを引っ張り出して、TV「あぶない刑事」の第1話を見てしまいました。
いやぁ、皆さんお若い!
見ていた私も、あのころは若かったはずなんだよなぁ。

新作映画、見に行きたいものです。




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