2006年冬のオリンピックのこと


私にとって、冬のオリンピックに登場するスポーツは、あまりなじみが深いものではありません。
参加できません、見ているだけの世界です。

愛知県出身なので、スキーもスケートも大学生になって初めて挑戦しました。
スキーはね、いまだに恥ずかしながら、脚がそろいません。どこに行くにもボーゲンでのろのろですよ。それ以上のテクニックを要する場所には、行くこともできません。苦笑
スケートは、てすりから手がはなせません。
(それ、その状態はスケートじゃないよ・・・って、つっこみ入れないでね)
まったくダメなんですよ。どうしてでしょう。自分でもわかりません。すべってしまう恐怖(?!)に身体がビビってしまって、すべることを利用して前に進もうなぁんてことは、最初から拒否してしまっているんですよね。

だから、TVでスキー競技を観戦していても、わざわざデコボコだらけにした斜面をコケずにすべりおりたりする競技とか、ヘアピン・カーブを猛スピードですべりぬけていく競技とか、下を見るだけで引き返したくなりそうな急な坂をすべり下りて、ジャンプしてしまう競技とか・・・もう、人間技とは思えません。

スケートは、もっとすごい。
私は、子供の引率でスケート場にでかけても、ひたすら手すり磨きをしていたっていうのに、TVの中の選手達ときたら、とんでもないスピードでつっぱしっています。あれ、コース変更地点なんか、見ていてこわいですよ。よくまぁ、あのスピードで、ぶつからないで交差できるものです。
スピードだけじゃありません。
こっちは手すり磨きだっていうのに(←しつっこい!)、音楽に合わせて、氷の上で踊ってしまう!!さらに、とびあがって、クルクルクルと何回も回転してしまう!!

世界の最高峰が集まった大会だということはわかっていますが、それにしても、自分を顧みて、とても同じ人類の技能とは思えません。
私、スキー・スケートに関しては、絶対、旧人類ですね。


私は、各種TVゲーム類が大好きなのですが、生来の手のトロさがわざわいして、参加できないゲームがいっぱいあります。
この参加できない原因ですが、実は、「手のトロさ」だけではないんですよ。もう1個ある。
動体視力ってヤツです。
どうも、私は動体視力がメッチャだめらしい
シューティング・ゲームで敵の動きを見極めることもヘタ。
ルーレット類の目押しもあたる気配なし。
これが、意外な場所でも問題になってくるんですよね。

ほら、フィギュア・スケートの世界。
氷上の舞姫が音楽にのって、えいっとジャンプ。ヒラヒラヒラと何回転もしてしまう。それがピタッときまると、観客からわれるような拍手が起こって・・・
解説者とかアナウンサーが
「○○選手、みごとな3回転半、成功です!」
とか説明してくれます。
これがねぇ、わかんないんです。

1〜2回の回転ならば、目で追えます。
でも、3回を超えちゃったら、もう何回まわったのか、まったくわかりません。
たくさん回転したことはわかっても、3回なのか、3回半なのか、皆目わかりません。ましてや、最近は4回もまわってしまおう!・・・という、とんでもない記録に挑戦する選手が登場してきます。
演技内容として、あらかじめ提出されている(のだろうと思う)行為が、成功したのか、失敗したのか、映像を見ていてもまったくわからないのは、さびしい話ですよ。

で、この話を娘にしたんです。
そうしたら、あっさり
「何回まわったかなんか、わからないわよ。」
という返事。

え・・・。
もしかして、私だけじゃないの?

動体視力が皆無(?)である私の血をひいて、娘も動体視力が悪いというのなら、親子そろって、わからないだけかもしれません。
どうなんですか?
フィギュア・スケートを観戦している皆さん、ちゃんと選手の○回転ジャンプが目で追えているのでしょうか?

いまさら、他人には、聞けませんよネェ。

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