ポケモン・フェスタ2005に行った話

2005年、ポケモン・フェスタの愛知県会場は名古屋港でした。
夏休みに発売される予定のポケモンゲームの新作(XD)の「体験版」が設置されており、それで遊ぶと「貴方のポケモン・ソフトにリフレッシュを覚えた珍しいメタングをプレゼントします」というのが売り(?)になっています。
メタングにリフレッシュが必要かどうかはともかく、これがレアであることは間違いありません。う〜ん、ほしい。つうか、ポケモン・フェスタ・・・たまには行ってみたいかな。

ということで、のこのこ1人で出かけました。はい、家族はだれも同行してくれませんでした。ため息。
回りは小学生の山。いや、就学未満の小さい子もいっぱいです。たぶん、あの子たちの身長が150センチ以上あったとしたら、会場がいかに超満員なのかが実感できたのでしょう。しかし、彼らの身長は低いです。私の視界に見えるのは、同伴保護者の姿ばかり。
こわいことに、うっかり歩くと、ちいさい子を踏み潰したり、けっとばしたりするんじゃないか・・という不安につきまとわれました。

1箇所、妙に普通の年齢の人々が集まっているスペースがあったので、なんだろうと思ったら、ポケモンバトル全国大会のための予選会をしている場所でした。なるほど!いやぁ、幅広いユーザーに支持されているゲームなんだなぁ・・・と、ちょっとうれしかったです。

で、新作の体験コーナーに来ました。すごい行列で、最後尾は90分待ちだと告げられました。まぁ、90分なら待ってもいいかな?覚悟して出かけてきているんだし。時間つぶしには、それこそポケモン・ゲームをやっていればいいわけです。
ところが、これが意外と早く列が進んでしまったのです。待ち時間は30分あったかどうか。
どうやら1人何分プレイできます・・・という形ではなくて、できる範囲が決まっているプレイだったからでしょうね。つまり、ポケモンバトルをして、相手が持っているメタングをスナッチ(ダークポケモンを入手する作業のことです)できれば終了なのです。それ以上のことは、なんにもできません。短時間で終わるわけですよ。
さて、機械の前に案内されました。ふむふむ・・・。
突然、いい歳こいたおばはんが筐体の前に立って、ぼんやりしている・・・と思ったらしいスタッフさんが駆け寄ってきました。
「ゲーム内容は、わかりますか?このポケモンをゲット(アルバイトだな?違うだろう、すでにその単語が。笑)するのが目的です」
と、親切に説明をしてくれそうな気配です。
いやぁ、とりあえずヤジロンを「かみつく」でたおして、パラセクトはメタングに「きのこのほうし」。2ターンめでメタングに「かみつく」予定なんですが、このレベル差だと、クリティカルヒットがでたら倒してしまいますね。どうしようかと・・・
と、作戦を述べたところ、
「大丈夫ですっ。たとえたおしてもメタングはプレゼントします」
とあわてて言って、スタッフさんはそそくさと逃げて行ってしまいました。ヤバ、このおばはん、ポケモン詳しいじゃん・・・という文字がスタッフさんの顔に書いてあるように見えました。
逃げないでぇ、ねぇ、それしか作戦ないでしょ?、それとも「ひのこ」のほうがいいかなぁとか考えているところなんだからぁ・・・でも、もう相手にしてもらえませんでした。苦笑








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