2匹目もボロねこ
住んでいる集合住宅が「中型サイズ以上のペット禁止」にもかかわらず、2匹目の子猫を拾ってきちゃったのは、「おとうちゃん」でした。
2匹目のボロねこ、成長後のどアップ
しばし、トップページにおりました
これがまた、1匹目の時に勝るともおとらない「ボロねこ」状態。
あたりまえのように身体中ノミだらけで、しかも皮膚病。毛皮があっちもこっちも大々的ハゲになってしまっています。
栄養失調でガリガリ。
でも、なぜか、やたら元気にでかい声で鳴いている。
(いや、たぶん、ここで拾ってもらえなければ、即・命にかかわる・・・ということで、力の限り叫んでいたのかもしれない。)
そんなのを拾ってこられて、真っ先に考えたことは、
「ヤバイ、この皮膚病もノミも、ミヤちゃんにうつるゾ!」
ということだった。
他に心配すること、なかったんかい?!
1度は
「もう、すでに1匹ルール違反で猫がいるんだよ。ふやして、どうする?捨てていらっしゃい!」
と、言ったものの・・・・・・
「たぶん、拾ったものは、捨てられないだろうなぁ・・・・・」
という予感的中で、捨てそこなった「おとうちゃん」は、そのまま、町内一周、猫つれて帰ってきてしまいました。
ため息。
どうやら、だれも拾ってくれそうにない、極端なボロねこであれば、我が家で拾ってもらえる・・・・・そんなジンクスができそうです。
(一応、私にだって夢があったんですよ。いつか猫を飼えるようになったら、すてきな美人猫をゲットしよう。スリムでシャープなシャムもいいな。ふっかふか、長毛種も捨てがたい。メイン・クーン、ラグドール、でも、アメショもいいし、昔、百科事典の三毛猫のところにあった、とんでもなく美しい三毛の写真、あんなのいたらいいしなぁ・・・なんか無節操だな。笑。結局そういう、りっぱな猫ちゃんたちは、まちがっても「落っこちて」いたりはしなかったわけです。)
人間並みの寝方をするヤツ
当然、獣医さんが言いました。
「先輩猫のミヤちゃんを連れていらっしゃい。これ、絶対にうつるから。」
あぁ〜〜、やっぱし。
獣医さんのセリフどおり、ボロねこの「ノミ」も「皮膚病」もうつされてしまって、先輩猫のミヤちゃんとしては、怒り心頭!!!ご機嫌斜めもいいところです。
突然、自分のなわばりにやってきた上に、病気までうつされては・・・・・そりゃ、怒るわなぁ。
やっぱり、子猫時代のかわゆい写真が1枚もありましぇ〜ん!
ノミがいなくなって、痒い皮膚病もなおしてもらって、ついでに「住家」もゲットした新入り猫は、カンスという名前がつきました。
カンス・・・・・・名古屋弁で「蚊」のことです。
泣き声が、あの夏の夜の蚊がプゥ〜〜ンと飛んでいる時の羽音を連想するような、そりゃもう猫としては奇妙な発音だったからです。
「カンス」と聞いて首をかしげる人も、意味と声を聞いたら、全員が納得してくれました。
また、ありがちなことですが、すでに先輩猫がいたために、新入りは「チビ」と呼ばれることもしばしばでした。
はい、だれでもやっちゃうんですよね。
このての失敗。
新入り猫は、あっという間に、でかでかと成長してしまいました。
毛並みは短め、模様の場所は・・・・・アンバランス。涙
小顔(?)で、しっぽが長め。
もう「チビ」じゃなくなってしまったのです。
先輩猫のミヤちゃんより、確実にひとまわりデカいです。
声も・・・・・・普通の猫の声になってしまいました。
身体もデカけりゃ態度もデカい・・・・・
どけ。そこは、私のベッドだっつうの!!
困った。
「カンス」でも「チビ」でもなくなってしまったんです。
でも、ヤツは、自分の名前として認識しちゃっている様子。
いまさら変更できないんだろうなぁ。
もどります
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