北の塔の眠れる魔獣


ダウンロード・クエスト「竜のなみだ」完結編



「竜のなみだ」をさがしているのに、どうしても見つけることができない・・・と言いながら去っていった青い服の娘(ラテーナ:もちろん死者でありますから霊体かなにかということなんでしょうけれど)からのクエストがついに登場するのではないか?!・・・と待ち構えた配信クエスト更新日・・・

北の高台で待っていた依頼者は・・・ラテーナではなくて、スライムでした。





メイン・シナリオをクリアして、さらに自由に空を飛んで移動することが可能になった直後から、めっちゃ気になりまくっていた「北の高台にある謎の塔」。
   (アルマの塔という名前であるらしい。)
そのてっぺんには、それなりに大物を思われる魔獣がいるのですが・・・なぜか眠っておりまして、なにをどうやろうとも起きる様子がありませんでした。
いろんなゲーム攻略サイトさんにも
「あの魔獣を目覚めさせる方法はどうすればいいのですか?」
という投稿があったのですが、答えられる人はなくて、
「今後配信される予定の追加クエストの中に、あの魔獣に関係するイベントが存在しているのではないか?」
ということで、配信待ちになっていたのですが・・・

2月初めの追加クエストで、ようやくその謎が解明されることになったんですね。

初めて魔獣を見た時は、その恐ろしげな姿に、これが目覚めたら、ありがちな大暴れをやらかして世界に危機がおとずれるのではないか・・・と考えていたのですが・・・完全にはずれだったようです。



この魔獣、名前をアルマトラと申しまして、今回の依頼者であるスライムのお友達(?)であるらしいです。
スライム君に言わせると、
「魔獣のくせに すごい ねぼすけで、お人よしで。
 ずっと昔、アルマトラは天使と仲良くしている女の子を見つけて心配ばっかりしてさ。」

案の定、天使はガナン帝国に連れ去られ、女の子の方は帝国の兵士に斬られることになったという事件があったというわけですね。
「そのとき、見かねたアルマトラは女の子を助けて この塔に連れてきたんだよ。でも・・・」

どうやら傷ついたラテーナさんは、アルマトラに助けられて、この塔にやってきたらしいのですが、その後、天使を助けるためにアルマトラといっしょにガナン帝国領へ出かけていったらしいのです。
しかし、帰ってきたのはアルマトラだけだった。
アルマトラは、以来300年あまりも眠り続けているらしい。



こうなると、行くきゃないですわな。

ここまで、詳しいことを知っている・・・ということは、この「アルマトラのお友達」であるスライム君も、実は300年以上生きている大長老スライムってことになるんですが・・・まぁ、そのへんは魔物の年齢と外見は、さっぱりわからなくても不思議はないってことなんですかね。笑

で、さっそく出かけて行きました。
ガナン帝国・・・・・・出かけて、どこでどうすればいいのか、ぜんぜんわかんなかったんですけれど・・・特別のイベントということでして、お城に入るとちゃんと説明係が出現してくれるんですね。


「栄えあるガナン帝国がほろびをむかえた あの日・・・・・
 青い服の娘が 翼をもつ男を助けるため 魔獣の背にのり この城へやってきたのだ。」
ガナン帝国の人間だった何人かの幽霊さんとでも言うのか、残留思念なのかが通路に出てきまして、いろいろ語ってくれるわけです。

彼らは300年前、ここにやってきた娘のために道を開いてくれた人たち。
娘は地下牢にむかって降りていったのですが・・・力およばず、途中で亡くなることになってしまったというわけです。



この時、アルマトラが悲しみのあまり落とした一粒の涙こそが、ラテーナの探し求めていた「竜のなみだ」であった・・・ということになります。




地下牢をこの位置まで降りてくると
過去の映像を見た後で「竜のなみだ」を入手できます。



後は、これをアルマの塔まで届ければいいのですが・・・
まぁ、なんだ、一応そこで300年ぶりに目覚めたアルマトラが少々寝ぼけていたというか、混乱していたというか、襲いかかってきますんで、それなりのバトルをすることになるんですけれどね。
(この種の、本来敵ではない相手とうっかりバトルすることになるというパターンは、各種RPGではありがちなんですわな。笑)

勝利すると、アルマトラはキッチリ目覚めてくれますんで、感動の物語の結末がつくということになります。
入手アイテムはオリハルコン。
むしろメイン・シナリオに関する重要なお話を見ることができたことの方がありがたいですね。




せっかく時間をかけて、メイン・シナリオをクリアしてきたんですから、ぜひともこの追加クエストはダウンロードして見てもらいたい内容だと思っております。

できれば、アルマトラさん、見守っているだけじゃなくて、こっちがピンチの時は飛んできてサポートしてくれるようになってくれないかなぁ。
ずうずうしいですか?





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