虫屋のささやかなプライド
秋→冬→春と、釣り大会が開催されていた「どうぶつの森」。
リアル・タイムよりちょっとだけ先行して、現在6月をプレイしている私の村では、先日「虫取り大会」が開催されました。
せっかく、いろんな虫が出現する夏!!なのだから、虫取り大会になるわけですね。
主に中学〜高校と昆虫採集に熱中した自称「虫屋」といたしましては、この種の大会に負けるわけにはいかないのです。
はい、ささやかながらプライドってものが有るもんですから。苦笑
DS「おいでよ どうぶつの森」の場合は、審査基準が「一番大きな虫をつかまえてきた人」でした。
こういうのは・・・割と簡単なんです。
どうぶつの森に登場する、すべての虫のサイズが把握できていれば、後は事前にそれをゲットしておけばすむ話ですもんね。
「おいでよ・・・」の場合、ヤママユガを入手しておけば、たいていはOK。
名前は「ヤママユガ」ですが、これ、どうも「ヨナクニサン」扱いのような気がしまして・・・だったらまず勝てますわ。
アレクサンドラアゲハあたりが問題になるサイズなのですが、なぜか森には♂しか飛んでいない。
元ネタである「アレクサンドラトリバネアゲハ」の♀は、初めてそれを見た西洋人が鳥かと思って散弾銃で撃墜した・・・という伝説があるくらい、とてつもなくでっかい蝶ということになっております。
でも、♂の方は少々小さめです。
小さいと言っても、
「おまえ、本当に虫かよ?」
って正直あきれるくらいのデカ・サイズですが。
こういう「撃墜」で採集された標本は、トリバネアゲハの場合わりとあって
今も大英博物館にヴィクトリアトリバネアゲハの標本が展示されている・・・というのですが・・・
まぁ、鳥と言っても、サイズ的に無理ないかもね。
アレクサンドラの♀なんか、最大28センチを超えるっていうもん。
実際は、高いところを旋回していて、つかまえることができず
最終手段として銃を持ち出して貴重な蝶をゲットしたのかもしれません。
トリバネアゲハの類の♀は、なかなか入手が困難です。
ちなみに、現在アレクサンドラトリバネアゲハ、ワシントン条約に認定され
商取引は禁止されております。
で、実にあっさりと「おいでよ・・・」では優勝していたんですね。
フッ、昔とった杵柄、エッヘン。笑 (他にあんまし誇れる物がないもんだからサ)
ところが・・・・・・・
今回、「街へ・・・」では、審査基準が大きさじゃなかったんです。
あらかじめ、攻略本を読んでみましたところ、「一番珍しい虫をつかまえてきた人」が優勝することになっていたんですよ。
同じ虫をゲットしてきた場合は、サイズなど
別の要素で判定がつけられることになっているようです。
さぁ、困った!
どういう基準で「珍しい」と判定されるのか、まったくわかんない!!
生息個体数が少なくて、入手そのものが困難である虫が「珍しい」のか?
採集作業がむずかしくて、なかなかゲットできない虫が「珍しい」のか?
前者の場合、もともとレア物扱いの虫を持っていけばいいのか、それとも、時期ハズレのため「6月にはゲットできそうにない虫」を持っていけばいいのか?・・・わからない。
後者の場合、たとえば「ハチ」のように、虫そのものはそれほど珍しいわけではなくても、捕まえることが難しい虫の場合は評価が高いのかどうか?・・・わからない。
考えても考えても、任天堂がどう判断しているのか、わかるはずがありませんので・・・やむなく手当たりしだい、虫をゲットして自宅にストックしておいたんです。
もちろん、やるまでもないような、モンシロチョウだの、アゲハだのまで集めたわけじゃありませんけれどね。
虫取り大会の日・・・役場前に新キャラのカメヤマさんが立っていました。
うわぁ、カメレオンだぜ。
思わず、龍属性のハンマーで殴りかかりたくなりましたが・・・ゲームが違いますな。
(すんません、同時進行で、モンハンのオオナズチなんかと喧嘩しておりましたから。)
捕ってきた「虫」を渡すと、審査の後はカメヤマさんの物になってしまいまして、「たいせつにしますから。」とかなんとか言っているけれど、食う気満々だよな、あれは。
別に食ってもいいけれどさ、カメレオンなんだから。
まずは、そのへんでゲットしたアゲハチョウなんかを差し出してみましたら・・・・・
おおげさに叫んだ後で評価をしてくれましてね、ちゃんと「サイズ」まで測っているものであるらしいです。
いくらでもヒラヒラ飛んでいるアゲハは、ポイントが知れておりますな。
じゃぁ、次は、アゲハよりはレアだろうと思われる虫を、差し出してみたりする。
うん、ちょっと高いポイントがついたかな。
・・・・・・・・・これの、繰り返しですね。
最高ポイントを更新すると、記念品として家具が1点もらえることになっています。
小手調べがすんだところで、さて、じゃぁそろそろ、レアと思われる虫の評価を聞いてみますか?
まずは、モルフォチョウあたりを出して見ました。
現実の世界でも、あのキラキラ金属光沢のある空色の羽を持つ蝶は、標本として人気があります。
一般人うけする人気商品ということで、それなりの値段がついていたりする。笑
うん、やっぱりポイントが跳ね上がりましたね。
じゃぁ、今度はまったく別傾向のビワハゴロモなんか、いかが?
どうでもいいことですが、夜間気づかずにこの虫がとまっている
樹木の近くを通りかかると、大きな音をたてて逃げていくのですが・・・
あの、バサバサバサッ!!というでかい音、心臓に悪くないっスか?
結構ビビるんですけれど。
これが、意外な高ポイントだったんです。
うおっ?!カメヤマさん、好みがうるさい審査員だったりします?
つづいて、ミイロタテハをだしてみました。
博物館に寄贈すると、「よく採れましたね。」とフータさんがほめてくれる蝶。
飛翔スピードが速く、しかも、かなりトリッキーな動きをするので、発見してもなかなかゲットできない蝶なんですよ。
村中の樹木が切り倒されていれば、見失う心配がなく、突っ走りやすくていいのかもしれませんけれどね。
やっぱ、虫採りのためにそういうのは、ちょっと・・・
(斬っちゃったら、甲虫がゲットできませんし。笑)
難易度からいったら、こっちの方が採りにくいだろうと思っているのですが・・・カメヤマさんの評価はビワハゴロモの方が高かったんです。
う〜むむ・・・・・・
もしかして・・・・・・・・・・
カメヤマさん、大会が済んだ後、食い応えがありそうな虫の方に高得点つけたりする?
ちなみに、ビワハゴロモの食べ方(?!!)については
寄贈した時にフータさんから教えてもらえます。
別に、このゲームをプレイしている人が食べるわけじゃないんでしょうが。
時期が6月ということで、まだ村に出現していないレアな虫も多いです。
手持ちに残すところ、後2種。
ニジイロクワガタとアレクサンドラアゲハ。
(ゴライアスハナムグリとタランチュラは、準備ができませんでした。タランチュラは、まだ寄贈もできておりません。1回だけ、うっかり刺された経験があるのですが。笑)
どうやら、この大会では、マジでレアな虫を提出した場合、カメヤマさんの反応が違っていることになっているみたいです。
このセリフが聞き出せるようなら、手ごたえ有り!!
ニジイロクワガタには、95ポイントの評価がつけられました。
続いて、アレクサンドラアゲハ。これもまた現実世界では珍品なのですが・・・・・
どうぶつの森では、ニジイロクワガタの方が評価が高かったんですね。
ふ〜ん、そうなんだぁ。笑
結局、今回の大会では、95ポイントを得たニジイロクワガタが1位評価ということで、
トリフィーをもらうことができました。
自称「虫屋」の面目が立ちましたわ。
おそらく、ゴライアスハナムグリとか、タランチュラを提出しても、ニジイロクワガタの方が勝つんじゃないかなぁ?
次の機会にでも、確認してみようと思っております。
ただ、これから7月に入ると、さらに多くの種類の「虫」が出現してくるんですね。
さて、盛夏の虫取り大会に優勝できる「村でもっとも珍しい虫」というのは、どの虫なんでしょうか?
わりと興味があります。
(レアな虫は、買取価格も高いものですから、無駄にしたくはないんですけれどね。笑)
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