スローンとマクヘールの謎の物語
ある日、近所のスーパーマーケットのゲームソフト販売コーナーで見かけた販売促進用チラシに、「ウミガメのスープ」の謎が書いてありました。
ある男がレストランで、ウミガメのスープを頼んだ。
それを一口食べた男は、レストランを飛び出し、崖から飛び降りた。
いったいなぜ?
・・・・・・・という謎です。
知る人ぞ知る・・・という、有名な謎ですな。
「頭の体操」シリーズを元ネタにした、レイトン教授シリーズが好評であるため、今度は、質問型謎解きゲームが出るのかぁ・・・・・ちょっと楽しみに発売日を待ちまして、発売日にゲット。
他に同時進行で3本のソフトをかかえていたんですけれどねぇ。
まったく無謀な話ですよ。笑
どういうゲームか・・・というと、一種のなぞなぞですね。
さらっとした状況と、その結果だけが表示された問題が提出されます。
「あれぇ?なんで?」と、すんなり納得できない話だったりするわけだ。
この「なぜ?」の部分を、質問しながら、解明しましょうというゲームなんです。
下画面に表示されている問題文のあちこちをタッチすると、何カ所かが「質問可能」になっています。
その単語をタッチすると、さらにいくつかの単語が表示され、単語にタッチすることで、質問文ができあがります。
質問をすると、
「はい」「いいえ」「関係ありません」という3つの返事のいずれかがもらえる仕組みになっています。
もらった返事を参考にしながら、問題の裏側にかくされている事実を推理し、「なぜ?」を解明するわけですな。
たいていの問題は、5〜10分あれば正解が判明いたします。
短時間で楽しめる推理ゲームと言ってもいいでしょう。
タッチ質問形式は、よくできていまして、DSならではのゲームにできあがっています。
収録されている問題は80問。
(ちなみに、ウミガメのスープは10問目に出題)
この問題数が多いのか少ないのかは・・・う〜ん、微妙なところです。
というのは、この種のゲーム、解き方のコツがわかってくると、だんだん飽きてきちゃうんですね。
レイトン教授シリーズの問題も、類似形式の発展系がいろいろ入っていたりして、同様の「飽き」が発生するのですが、あっちはその対策というか、プレイヤーをひっぱっていく方法がうまく作られていました。
つまり、すべての問題を解かなくてもいい・・・という点。
(もしも、すべての問題にチャレンジしたければ、プレイヤーが問題の場所を探し出す必要があります。)
そして、問題を解くことで、大きな物語の展開を進めることができるという点です。
シリーズごとの物語の結末を知るという目的があるので、プレイヤーは、より熱中できるんですよ。
しかし、「謎の物語」には、全体としてのストーリィはありません。
順番に提示される問題を解いていくだけです。
慣れ → 飽き がくると・・・・・その先へのチャレンジがちょっと辛い。
たいへん面白いソフトですから、そのへん、もうちょっとなんらかの対策をとってくれていたら、よりいっそう楽しめたのではないかと思います。
まぁ、いっきにクリアするために、いそがなくても、
「ちょっと、飽きたかな?」
と思ったら、一時中止。
何か別のことを楽しんできて、また、思い出したころに、このゲームにもどってくる・・・こういう方法でプレイするのなら、いいんでしょうけれどね。
また、この「問題」をネタにして、お友達数人で質問ゲームを楽しむのもいいと思います。
プレイヤーは、あらかじめ、きっちり「問題」の内容と正解を確認しておき、「問題提出」の係になります。
その他のお友達は「質問」をする人になり、疑問点をどんどん聞いていくわけです。
「問題提出」の係は、それにきっちり返事すれば、質問ゲームが楽しめるということですね。
小学生時代に「なぞなぞ」って、やりませんでしたか?
童心にもどって、大人用「なぞなぞ」を解いてみるのも楽しいと思いますよ。
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