原点登場


多湖輝の頭の体操



レイトン教授シリーズの「謎」の原点としてDSゲームの中でも有名になっている大ベストセラー「頭の体操」が、そのまんまDSゲームに登場いたしました。

第一集、第二集が同時発売されており、各々400問以上の「謎」が待ち構えています。



これは・・・、書籍をそのままDSで遊ぶというイメージが強いです。
「レイトン教授シリーズ」の場合、問題にチャレンジしたら「正解する」か「あとまわしにする」か、いずれかになります。
プレイヤーは、かなりがんばって自分で答えを見つける必要があります。
ヒントはもらえますが、答えを教えて・・・と希望しても、教えてもらえないんです。

しかし、「頭の体操」では、質問を読み終わったら、まったく考えずに即「答え」を見てしまうこともできるんですね。
問題のページを1枚めくれば、答えのページがある・・・本と同じようなものです。

なぜか?

プレイヤーのだした「答え」が、正解であるのか、まちがっているのか、簡単に区別できる問題ばかりではないからです。

正解判定が簡単な問題は、レイトン教授シリーズなどにすでに取り入れられていますから、それ以外の面白い問題となると
   「考え方が正しければ、正解」
になりそうなタイプの「謎」が多めになるんでしょう。

したがって、プレイヤーは、納得できるまで考えたら、自分で「答え」を見て、正解だったかどうか判断することになります。
考えるのが面倒という場合は、「質問」を読んですぐ「答え」を見、なぁんだ・・・とあっさり楽しんでしまうというのも有りですな。
楽しみ方は、おまかせってことです。




問題だけがゾロゾロと並んでいると、単調になるかもしれない・・・ということなのか、このゲームでは、狂言回し的ないくつかのミニ旅行物語が準備されておりまして、その主人公たちの行動を読みながら謎解きの旅をすることになっています。

このミニ旅行物語、わりと先が気になるので、問題をどんどん解きたくなるのですが・・・

無理に「問題」に関係をつけさせようとしている点が、たまにうっとおしくなります。
「問題」は「問題」とわりきってしまってもよかったんじゃないか・・・と思うんだなぁ。
ま、この点は、プレイヤーによって考え方が違っているのかもしれません。




ところで、このゲーム・ソフトを近所のスーパーマーケットの販売コーナーに買いに行ったときのこと。

そのお店では、陳列棚に置かれている「空箱」をゲーム専用レジに持っていくと、保管場所からソフトを出してきてくれることになっているのですが・・・
おなじみになっているレジ係さんが、ちっとも探し出せなくてあわてておりました。

「うりきれ札貼ってなかった?」
「貼ってなかったよ。あるはず。」
「う〜ん・・・・・」

もう1人のレジ係さんもいっしょにさがして・・・発見したのは、「た」で始まるゲームソフトがしまってある場所でした。

ゲームの題名が「多湖輝の頭の体操第1集」ですから、「た」の場所にあったんでしょうね。
でも、レジ係さんたちは「頭の体操」というきわめてメジャーな題名のソフトをさがすのですから、「あ」の場所をさがしていたというオチ。

見つからないわけですね。
「なんで、た・・なの?フルネームで聞いてくるお客さん、一人もいないよ、きっと!」
「た」の保管場所に入れた人の気持ちもわかるし、「あ」をさがした人の気持ちもわかるので・・・ちょっと笑ったです。

もしかして、やたら長い題名(副題とかいっぱいついていてさ・・・)のゲームって、お店の人泣かせだったりするんでしょうかね?




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