蛇足というか後日談


その1:改造データ



絶対音感オトダマスターバトル大会に出場が決まったとき、ハドソンから送られてきた当選通知には、公式ルールが印刷されていました。

同じオトダマは、パーティの中に2体までである・・・とか
ボンバーマン3種は、使用禁止である・・・とか
アイテムは使用できない・・・とか

まぁ、普通のルールですね。
とんでもないことは、要求されていません。
これらを読んで、自分のパーティを整えておけば大丈夫・・・という話です。

その最後に、
「あきらかに不正とわかるデータの場合は即刻失格とします。」
と書いてあります。で、その具体的な説明として、
「改造ロムを使用した場合、同じオトダマが3体以上いた場合、など」
とあります。

「同じオトダマが3体・・・」というのは、ルールが2体までということになっていますから、単純にチーム編成を入れ替えして守ればいいことなんですが、「改造ロムの使用」というのは、あらためて書く必要もないことだよなぁ・・・と思っていたんですね。



私は、データの改造関係について、自己責任で行うのであれば、とやかく文句をつけるつもりはない人なんです。
ただ、今日のように、通信を利用したプレイがさかんになってきますと、改造データが他の人のデータと混ざるような行為はしてほしくないと考えている人です。

改造するのは自由ですが、個人的な楽しみにとどめておいてほしいわけですね。
他人をまきこんではいけない

そこまで考えていなかったとしても・・・
改造データを試合に利用する・・・というのは、どう考えても基本的に変です。

お互いに承知の上で、改造データどうし対戦しよう・・・ということならば別ですけれど。


どのゲームであれ、公式バトル大会の類で、改造データOKにしているメーカーさんは無いでしょう。

公式バトル大会というのは、通常プレイで入手できるデータを持ち寄って行われるべきものです。
それが常識だと信じ込んでおりました。




バトル大会の予選は、まず16人が1回戦の席にすわり、勝者8人を決めます。
この8人が2回戦の席にすわると、次の16人が1回戦の席に案内されます。

以後、同様に、勝った4人が3回戦の席に移動し、8人が2回戦の席に、16人が1回戦の席に・・・

各々、全員のバトル準備が完全にできてから、バトル・スタートということになっていたんですね。
どこか1組でも準備ができていないと、それまで全員が待っているわけです。

これが、ずいぶん何度も待たされたんですよ。



待たされる原因が、「まだ、勝敗がつかない人がいます」という場合は、問題がありません。

両者の実力が互角で熱戦がつづいている・・・これは、心の中で声援でも送りながら待っていられるんですね。

でも、そうじゃなくて待たされるケースが目についたんです。
ソフトを専用の機械にセットしたのに、上手く稼働しない・・・というケースです。
ソフトのセットは、メーカーの担当者がしてくれますので、動かないというのは変なんですよ。

ハードの具合が良くないんだろうか?

最初は、そう思っていました。

ハドソンが名古屋会場に運びこんだ大会専用の機械は、全部事前に念入りにチェックがされたはずです。
でも、精密機械のことですから、どたんばでご機嫌が悪くなってしまう・・・ということも、あるのかもしれません。

なんか、実際に対戦している時間より、待っている時間ばっかり長くってねぇ。
正直閉口したんですが・・・・・・・後日、原因はハードじゃなくて、ソフトの方にあったんじゃないかって気がしてきたんです。




それと言うのも、高橋名人が公式ブログで名古屋大会について述べられている文章の中に、「公式大会には、普通に育てたオトダマを持ち寄ってバトルをしてくれるものと思っていたのに、改造で強くしたオトダマをもってきた人が思ったよりたくさんいた」・・・という主旨の部分があるのを読んじゃったからなんですね。




つまり、あれ?改造データで失格になったプレイヤーがいたってこと?

うわぁ、ちょっと信じられないっ!!
公式大会に、改造データで参加する?!!
そんなことが、実際にあるんだ・・・・・。



「バレなきゃ、いいんじゃない、黙っていれば、バレないよ・・・って考えがあるんじゃない?子供だから。」
と、娘が言ったんですけれど、そういうもんなんでしょうかねぇ。

     (子供全員がそう考えているはずもないでしょうが、一部に・・・ね)

普通、バレますわなぁ。
ありえない技を覚えていたり、異常に高い能力値を持っていたりすれば、対戦した相手は変だって気づくと思いますよ。

というか、もしかして、対戦する前にバレてたりしたんだろうか?

ほら、なぜか準備ができずに皆を延々待たせることになったソフトの人とか。
あれ、データに異常があるから、ハードにはねられていたんだったりして・・・?



それに、たまたまハードが不調ということなら、毎回同じハードを使うことになる席にすわった人が、「準備できないから、ちょっと待っていてください」・・・・・ということになりそうなはずでしょ?

そうでもなかったもんね。



16人が対戦すれば、必ず勝者は8人であるはずなんですが、私が2回戦に進んだとき、7人だったんですよ。
1人分足りないのって・・・・・なぜ?


不戦勝というシステムはありませんので、2回戦の選手は1名、待つことになったんです。
これ、1回戦で不正が判明して、1人が退場。
不戦勝は無しなので、たまたまその相手だった人は、次の人を待って1回戦をした
・・・・・・・ということだったんじゃないでしょうか。


この原因は・・・改造データ?



本当のところがどうだったのかは、わかりません。
でも、なんかそれで、つじつまが合うような気がしちゃいます。




失格になった子供本人が、ゲーム・データの改造をしたのかどうかも、私にはわかりません。
オトダマの通信交換が可能なゲームなので、交換で入手したオトダマに問題があったというケースもありえます。
   (この場合、本人は全然気づいていなかったかもしれません)



いろんなゲーム攻略サイトを訪問していると、近年の改造機器の浸透は、かなりの勢いで進んでいるように感じられます。
新作ゲームが発売された直後から
「改造コード教えて」
という掲示板への書き込みがあったり、
「パラメータ最強にするコードを知りたい」
という書き込みが、あたりまえだったり・・・・・

ゲームを販売するお店の一角には、各種改造機器が山積みになっていたり。




前にも書きましたが、使うな・・・とは言いません。

でも、使う以上、普通にわかりそうな世間一般のルールは守ってもらいたいものです。



その2:アルバイト


名古屋大会に行った翌日、大学に出かけた娘は、サークル仲間との会話の中で
「次世代ワールド ホビーフェアに行ったんだよ。」
という話題になりました。

娘は、会場で入手したロックマン20周年記念のジャージの話をしたくて、ネタをふったのですが・・・
「あ、私も行った!」
同じ会場に、なんと仲間2名がいたらしいことが判明。

しかも、バラバラの場所に。
お互い、まったく気付かないままで・・・・・・・

「どこのブースに行ったの?」

「うん、○○○○○のブースでね・・・・・・」

「・・・・・そのへん、あまり行かなかったなぁ。」

「ぬいぐるみに入っていた。」

「はぁっ?!!」


見学でも参加でもなくて

アルバイトですかい?!


もう1名は、少年サンデーキャラクターグッズ販売コーナーで販売員のバイトをしていたそうです。

あまりの超満員に、あきらめてスルーした場所だったんですけれど・・・


大学生くらいになると、思わぬ場所で思わぬ知人がバイトしていたりして、ビックリですね。
今回は、3人とも気付かなかったわけですが、どこかのイベントで、会場のぬいぐるみから、挨拶がわりに肩でもたたかれたりしたら・・・・・・・

結構、怖いかも?




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