次世代ワールド ホビーフェア‘08 に行ってきました  その4



スペシャルステージを見たいという母ちゃんの希望に娘が負けまして・・・

ハドソン特設ステージ前に陣取った大人2名

子供とその保護者という組み合わせは、い〜っぱいいるのですが、大人2名ですわりこんでいるのって、やっぱ、私たちだけかねぇ。




例によって、会場上空を見上げれば巨大バルーン




そもそも、このスペシャルステージ、なにをやるのかというと、観客の目の前で、飛び入り参加で「オトダマスター」の通信対戦バトルをやってしまおう・・・という企画なんですよ。

午前中に予選を通過したハイ・レベルのプレイヤーさんたちは、バトル会場で調度2次予選にチャレンジしているところなんでしょうが、1次予選で負けてしまったけれど、もっとバトルをしてみたいという希望者はいっぱいいるわけです。



時間は限られているのですが、我と思わんプレイヤーは手を上げてくれ。
今回は、レベル制限ありの試合で、3対3のバトルにしよう。
まずは、3体をレベル99でそろえられる人はいますか?!


司会担当の高橋名人の声に、少年たちの手が勢いよくあがります。

もちろん私も、いっしょになって、「はいっ!」



したらね、さすがに、名人もビックリしたんでしょう。
私を指さして
「おねぇさん(*)、レベル99でバトルできるの?」
「できるぅ。」
「・・・・・・・・・。ちょっと見てみたいかも・・・」
一同大笑い。

* おねぇさん
たしか、高橋名人は、私より5歳ほど年下だったはずです。笑



最初の試合は、希望者が皆でじゃんけんをして、小学生と思われる男の子2名がステージに上がりました。

「せっかくだから、みんなの前で、お名前教えてください。」
「今日は、だれと来たの?」
「勝つ自信は、どうだい?」


試合用の大画面映像表示(観客用)付き専用DS装置(?)へのソフトのセットなどを担当のおにぃさんがしている間に、名人がインタビューをしています。
いっしょに来たと思われる女性(お母さん?)が、ステージに上がった息子の雄姿を写真撮影しているのも、とっても微笑ましい。




少年サンデー・ブース上空


この「オトダマスター」というゲーム、3対3のバトルとなると、作戦よりも運に左右される試合展開になってしまいそうです。

ほとんどのオトダマには、このタイプのオトダマには強いけれど、あのタイプの技には弱い・・・という設定があるんですよ。
ですから、たまたま、この強弱の組み合わせが自分に都合よくでれば、圧倒的に有利となります。
でも、逆に、相手が強い立場であれば、ちょっとやそっとの作戦で挽回できるかどうか・・・わからないというゲーム。

手持ち3体が、同じ属性の「音」のタイプの「技」を入力すると、特別有利な状況(三重奏)が発生するしくみになっていますので、それを狙うのはバトルの定石の1つとされています。しかし、そろえたために、不利になる場合もでてくるわけですね。

また、相手がそれを狙っていると察知できれば、当然、阻止のためにどれか1体を集中攻撃して発動を回避する・・・というのも常識ということになりますので、なかなかに読みがむずかしい。

攻撃が得意なオトダマ、回復が得意なオトダマ、補助行動が得意なオトダマ・・・と、いろんな種類が存在しているのですが・・・3対3が試合方法となると・・・よりスピードにまさるオトダマをそろえて、全体攻撃技が先に決まったほうが有利になりそう。

1週間程度の付け焼刃プレイヤーでも、このくらいのことは、わかってくるわけです。



たぶん・・・1番大きかったんじゃないかと思うバルーン
最初、背後からみて、なんのキャラかわかんなかった
頭部ばっかしめだったもんでねぇ・・・笑





背後に大画面で写しだされるDS映像をしょって、少年2人のバトルは、なかなか見ごたえのあるものだったんですよ。

途中の行動選択場面では、高橋名人の実況解説コメントも入ったりする。

(どちらかの対戦者に有利になるようなヒントは、絶対に口にしないのだけれど、入力ずみの行動についてメーカー側プロの目から見た発言は、時に思いもよらない視点での説明が聞けて、とっても勉強になりました。)

観客にだけは、プレイヤーの技選択も、3体のオトダマが持っている4種類の技も、全部見えてしまっていますから、ちょっとした傍目八目状態。
え・・ここで、そうくるか?!できるな、お主・・・ってなもんだ。笑




勝敗が決まって、勝った少年には、ハドソン特製の記念品が、負けた少年には参加賞が渡されました。


ここで、高橋名人が、
「レベル99の希望者が多かったので、もう1試合しよう。」

少年たちが、ざわめいたのですが、熱戦を見ちゃった直後なので、なんかちょっと反応がにぶかったんだな。
で、たまたま、この時に、私、名人と目が合っちゃったんだ。

「ねぇ、本当にやれる?」
「やりたいっ!」
「よし、じゃぁ、1人決定。」

え・・・マジ? 試合させてくれるの?!!


対戦相手は、数人の少年がじゃんけんをしまして、ほとんど、「おばぁちゃん」対「孫」という対決が決定してしまいました。




係りのおにぃさんに自分のソフトをあずけまして・・・・・・・

うわぁ、ゲームの神様が、すぐ隣にいるよぉ!!

なま 高橋名人!!

もう、それだけで、夢見ごこちっス。




さすがに、「今日は、だれといっしょに来たの?」とは、聞いてもらえなかったなぁ。
あたりまえか。

もし、聞いてくれたなら、さっきから他人のフリを決め込んでいる娘を、思いっきし指さしてやろうと思ったんだけれど・・・・・




インタビュー内容は
「ワールドホビーフェアに来た、1番の目的は?」
でした。

「ボンバーマンがほしくって、来ました。」

別に、ハドソンをよいしょするつもりじゃなかったんですが、正直それが目的だったものですから、そのまんま返事しちゃった。
そうしたら、喜んでもらえまして・・・・・・

なんでも、東京大会でも同じようなケースがあったんだとか。
ファミコン世代のプレイヤーが、今でもバトル大会にやってくる。
こういうのって、ゲーム・メーカーとしては、うれしいことのようです。

そうとわかれば、これからも、胸張ってバトル大会に参加申し込みしてやろうかな・・・年齢書き込みだけで、書類審査が通過・・・なぁんてことはないかね。ダメ?



CAPCOM上空 この向こう側にピカチュウが浮いている





私が選んだ3体は・・・

ボイド (ソ属性) 技は完全に攻撃タイプ4種
メラックス (ド属性) 攻撃技2種、全体のHP回復100、1体の完全蘇生技
ビュービュラ (ファ属性) 全体攻撃技、全体のマヒ発動技、全体のHP回復200、1体のHP完全回復技
                  (ちなみに、このオトダマには、蘇生技を覚えさせておくことも可能。)

なんつうか・・・たいていのチームには、それなりに対抗できるけれど、これと言った売りがないという組み合わせってヤツですな。笑

対する少年のチームに、やっぱり、メラックスビュービュラがいまして・・・私からは、その2体が持っている技がわからないんですけれど、まぁ、だいたいの予想はできるというわけ。

(観客席から双方の表示画面を見ていた娘なんですが、残念ながら、プレイしていないゲームなので技名を見ても、それがどういう技なのかわからず、後で内容を教えてもらうわけにもいきませんでした。)

双方に回復可能オトダマが2体ずついて、長期戦になったら、対戦の体験不足の私には、先読みができないからダメだよなぁ・・・と思っていたら、最初の3行動で、少年がボイドに集中攻撃をしかけてきたんですよ。

ボイド:
ゲーム中で1回しか入手できないというソ属性のオトダマ。
特定の属性に対する弱点は存在していない。
最後の戦いに勝利した後、特定の場所に出現する♪を調べて入手したf段階のオトダマを
fff段階まで進化させたもの。
きわめて強力な攻撃技を覚えることができるのだが、クセが強く
技の成功率を考えると、対戦バトルで使えるかどうか考えどころだったりする。
ただ、チーム内に存在していると、やはり脅威はあたえることになるので
相手の判断ミスをさそう役には立ってくれるもの・・・らしい。苦笑


当然その攻撃で、ボイドは沈んだんですが・・・・・

この判断が彼に有利には働かなかったんですね。

(彼の判断は間違ってはいないと思います。
ボイドを放置したら、このおばはんが、どんなとんでもねぇ技を発動してくるか、わかったもんじゃなかったでしょうからね。
実は、このおばはん、問題とされる必殺技、持たせてはいるものの、絶対使用しないタイプの人だったんですが・・・。
特にこういうお祭りイベントの対戦で、少年相手に発動させて、もし技が決まったりしたら・・・確実にブーイングだわな。それくらいの良識はあるんです。笑
でね、少年がボイドへの集中攻撃を選んだため、私のビュービュラがHP残量の不安状況なしに残ってしまったんですよ。)

私が真っ先に封じたいのは、相手の蘇生技。ついでに回復技。
こちらの最初の行動で、相手チームは、全体的にそれなりのダメージを受けた状態になっています。

1体分有利なんですから、相手は、HP回復を試みる可能性が高いです。

ここで手堅くボイドの蘇生を試みたら、相手が攻撃を選んだ場合、即敗北っぽい。相手が回復を選んだ場合、長期戦の読みができない私は不利になりそうです。
むしろ、蘇生も回復も捨てて、全体攻撃技を選択すれば・・・チャンスがある?

ほとんど、やけっぱちの選択肢と笑わば笑え。
メラックス、ビュービュラともに、全体攻撃技を入力してしまいました。
   (発動できれば、確実に相手の蘇生担当オトダマは落とせる状況)

はたして、少年の行動選択は?

最速のメラックスの行動は、全体攻撃だったんです。
回復じゃなかった。

続く2回の行動は私の2体がおさえ、逆転勝利しちゃったんですね。




高橋名人の手から、勝利者用の記念品を受け取りました。



踊りだしたいような気分で、娘の隣にもどると・・・・・・・
なんか、視線が冷たいんでやんの。

「勝ってどうするよ、大人げない。」

「う〜みゅ・・・」

「こういう状況の場合、全力でぶつかっていって、最後にはちゃんと負けるってのが、大人の心意気ってもんでしょうが!」

「・・・・・・・分かっちゃいたんだけれどさぁ・・・・・・・・」




そう、あの場面で、大人ならば、ボイドの蘇生を選択して、いかにも自然に敗退すれば良かったんですよ。

でもねぇ・・・・・・

どう〜〜しても、今回の勝利者用の記念品、ほしかったんだわ!!



いったい、何をもらってきたのかっていうと・・・・・


ハドソン特製、オトダマスター専用特殊音源のディスク。

オトダマスターのゲームには、合計134種類のオトダマが登場するのですが、その中の90種類のオトダマを出現させる音源が収録されているというレア・アイテムなんです。

これをCD再生装置に入れ、希望するオトダマの番号の音源をDSのマイクに入力すれば、確実にそのオトダマを出現させることができてしまうという、魅惑の1枚!!

もちろん非売品。
そんなディスクが存在していることすら、一般人は知らないというアイテムですよ。

「大人の立場」と天秤にかけたら・・・・・ディスクの方が俄然重かったっつうわけ。




実は、このレアこの上ない「記念品」については、バトル大会予選会開会式の場面で、紹介されていたんですね。

午後のスペシャルステージ(2回あります)に参加して、バトルに勝利すれば、もらえると聞いたとたん、予選参加者からどよめきの声が上がった・・・という代物です。
ただ、ステージに参加できる人数は限られてきますし、勝たなければもらえないわけなので・・・「いいなぁ、ほしいなぁ」と口にしながら、皆さん、最初から、なんとなくあきらめぎみ。

かく言う私も、もらえることになるとは、まったく考えておりませんでした。


登場する134種のオトダマの中で、
ゾーク → サイレント → ボイド は、1ゲーム1体入手のイベント物。
しろボン、くろボン、ゴールドボンは、特別配信。
ガガガニクスは、特定の音楽CDに再生音源が収録されているスペシャル物。
そして、公式HPから再生音源が入手できるオトダマが5種。

したがって、プレイヤーがなんらかの方法で、自分で探し出して入手するオトダマは
122種ということになります。
ゲーム内のセリフ、公式ガイドブック、公式HPでヒントが入手できる
オトダマも多いのですが、特に「音でさがす」オトダマの入手はたいへんだったりする。

特定の周波数の音を、きまった秒数出すことができればいいことになるのですが・・・
一般家庭でそういうのって、簡単にはできないよなぁ。
だから、いろいろ試行錯誤して集めた体験者ほど、この記念品の重みがわかるってことになります。


パーフェクトではなく、あくまでも90種の音源というあたりが憎い演出?!



記念撮影コーナーと化していた(笑)ドラちゃん



この時点で、私のオトダマ図鑑はどうなっていたか・・・というと、132種。

2種、足りない。

この2種、いずれも公式ガイドブックで、とっくに入手方法が判明しているものだったのですが、私がやった範囲でその音源を入力することができないままになっていたわけです。

さっそく、90種の中にその音源が入っているかどうか確認して・・・・・・・

ありました!
これで「ヒャーコイ」が手に入るっ!!


ヒャーコイ:
周波数3625〜4000の音を7〜9秒流すことで出現する
・・・・・と、公式ガイドブックに説明されているオトダマ
かなり高い音なんですが、我が家では、どうも、高めの音源が不足しているらしく
「ヒャーコイ」「カチリズム」が出たためしがない。
ちなみに、カチリズムは、1段階下のオトダマを進化させて入手ずみ。



かくて、図鑑は最後の1体を残すのみとなります。

最後の1体。
なにかというと、「キューブイ」。

入手方法は、ゲームキューブの起動音を入力すること。

ゲームキューブ持っているんだから、簡単にできそうなんですが・・・なぜか上手くいかないんです。
DSのマイクの部分に、音源を集中させたいんですが、たぶん音が広がってしまって、反応がにぶくなっちゃうんじゃないかと思っています。
まぁ、最後の1体ということなので、なんかいい方法を考えだそうと思います。




もどります


スペシャルステージは、この後、上限レベル70、レベル50、レベル30などの対戦が行われました。
プレイヤーは、いずれも小学生の男の子(1名女の子)、大人は・・・・・いねぇ。汗
なかに1人、6歳(就学前)の男の子がいまして、なんと、この子、勝っちゃったんですね。
RPGなんですから、きっちり会話文などを自分で読んでプレイすることができて、ついでにバトルも上手いという、なんか先々が楽しみなゲーマー君でした。




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