「自立」 → 「ハードカバー」



書店のゲーム攻略本コーナーに行くと、分厚い本が並んでいるようになりましたね。

ちょっと前なら、厚さが2cmもあれば、おぉっ!!・・・・・と思ったものですが、最近じゃ、3cmあっても普通に見えてしまいます。

「今度出た本、ものすごく厚くて、ささえなくても、自分で縦に立っているよ。」
「あはは、自立する攻略本だ。」

こんな、笑い話をしたのは、ついこの前みたいな気がするのですが、今じゃ、どの攻略本も自立しそうな勢いです。




ポケットモンスター・ダイヤモンド・パールの攻略本は、
どの出版社のものも、分厚いです。

内容を比較しようとして、うっかり数種買うと
しまっておく場所に困ってしまったりしてねぇ。

モンスターハンター関係の攻略本も、自立しますね。

ファイナルファンタジー、ドラゴンクエスト関係は
2冊に分冊されている場合が多いので、実は分厚いわけだ。

ゲームの内容が濃くなってきたから、攻略本も分厚くなる一方なんでしょう。

15年くらい前のゲームボーイ用ソフトの攻略本と並べると
なんか、とっても笑える。



私は、プレイして、気に入ったゲームの攻略本が発売されれば、たいてい購入する人なので、マジで本箱が攻略本に埋め尽くされる日が近づいています。

近いうちに、某・広辞苑なみの分厚い攻略本が出現しそうで・・・・・さすがにそれは、まずいなぁ・・・と思っていたりします。

(書店で買って、家に持ち帰るだけでも、重くて重くて勘弁してもらいたいんですよね。本当に!)




でね、分厚さで困惑していた私なんですが、今回、書店で思いがけない本を発見してしまいました。


CRISIS CORE
- FINAL FANTASY VII -
THE COMPLETE GUIDE

includes Story & Visual Archive

メディアワークス発行



PSPの「クライシス・コア・ファイナル・ファンタジーVII」の攻略本と違うの?

いや、そのとおりなんですけれどね、これがなんと・・・・・



ハードカバーなんだわ!!

分厚さも、比較対照?のガムのパッケージでわかりますよね。


ゲームをクリアするために読む本というよりは、すでにひととおり終了した人が、さらに詳細なデータを知ったり、ストーリィ全体のセリフと映像で物語を振り返ったりして楽しむためにある本だろうと思うのですが、それだって、攻略本の延長上にある本ですよね。

それが、がっちり、ぎっちりハードカバーです。
写真が多いために、紙質がよくて、めちゃくちゃに重い。(苦笑)
お値段も・・・・・・・高い。(大笑)




う〜ん、自立の後は、ハードカバーですか?

この頃、一般書籍も、新作がハードカバーで発売された時点では、お値段も高いし、ちょっと待って文庫本になってから買おうか・・・・・・という人がいっぱいいるっていうのに、攻略本の世界だけ、なんか、どんどん逆行して、豪華になっていっていませんか?

攻略本というのは、どう考えても、いずれ「文庫本」になってくれたりしませんのでねぇ・・・・・出たらすぐに入手して読む・・・のが普通の扱い方です。

根本的に情報収集のためのアイテムですから、分厚いのはともかく、豪華である必要性はありません。この勢いで、各社がハードカバーに走ってくれても困るんですけれど。
   (少なくとも、価格が高いと、子供は買えないよ。攻略本では親のサイフもあてにできない)

今後の攻略本出版業界、どんな流れになるんでしょうか?




もどります



ゲーム関係の書籍でハードカバーというと・・・
デビル メイ クライ (カプコン)のDVDブックとか
ファイナルファンタジー20周年記念の大型本(ファミ通)なんかも該当しますね。
いずれも、攻略本という分野ではありませんが。

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