DSバージョンのFFIV



今、私は「月の地下渓谷」を攻略しているところなんですが・・・・・めちゃくちゃ不安なんですよ。

「月の地下渓谷」
俗に言うところの「ラストダンジョン」というやつです。
強敵が守る「最強装備」なんかを入手しながら、
最後の戦いの場まで行こう・・・という場面。


どうも、今回のDSバージョン、レベルの感覚が一般的なゲームとまったく違っているみたいなんです。

普通のRPGの場合、主人公のレベルがこのくらいになっていれば、ここのボスには勝てるかな?・・・という「敵のレベル設定」みたいなものがありまして、当然最後の戦いにも、このくらいなら大丈夫だろうというランクがあります。

プレイヤー側のレベルは、たいてい99(もしくは100)が上限ですので(一部ゲームに例外あり。笑)難易度が高めのゲームであっても、まぁ、平均が60くらいになっていれば最後の敵にチャレンジして大丈夫なんじゃないかな?・・・というのが、近年の話。
    (ゲームによって、だいぶ開きはありますが・・・)

スーパーファミコンで最初に発売された当時のファイナルファンタジーIVでは、この「月の地下渓谷」に入るのは、主人公のレベルが50くらいあればよかろう・・・という設定だったようです。
    (NTT出版:スーパーファミコン・ファイナルファンタジーIV徹底攻略編 参照)

       

                     大人プレイヤーには懐かしいかな?
                     スーパーファミコン時代のFFIV攻略本の一部


もともと、FFIVというゲームは、FFシリーズの中では難易度が高めのゲームでして、実は、アクションRPGをのぞき、私が今までにクリアしたことがあるRPGの中で、唯一、最後の戦いに負けたことがある曰く因縁つきの作品だったりします。

アクションRPGでは、ゼルダの伝説シリーズで何度か最後の戦いに負けております。
まぁ、ゼルダは、「勝ち方」を模索しながらクリアするゲームなので
ボス戦に一発クリアができなくても「へたくそ!」とは言われないのでしょう。たぶん・・・苦笑



でも、アクションが関係していないRPGの場合、私のように、必要以上にガンガン レベルUPをしてからボスにチャレンジするようなビビリ・プレイヤーであれば、まず敗退することは少ないんです。
クセのあるボス相手にピンチになることはあっても、たいてい攻略方法に気づけば途中から挽回可能。

でも、スーパーファミコンのFFIVでは、それが通用しませんでした。
ラストダンジョンを余裕で歩けるまでに成長していたはずのパーティが、なすすべもなく最後の敵にやぶれさったんです。

原因はわかっています。
頻繁にメンバー・チェンジがされるシナリオであるため、メンバー2名のレベルがわりと低く、敵の全体攻撃にHPがおっつかなかったからです。

ですから、さらにレベルUPにはげみまして、2回目の挑戦で無事にクリア・・・・・最後の敵の「強さ」は充分知っているわけです。



FFIVと言えば「ゴルベーザの四天王」
この「水のカイナッツォ」も強敵になっていたなぁ

SFC時代は、こいつアホか?・・・と思った四天王だったのに・・・



というか、最後の敵に限らず、たいへんに攻略方法がややこしいボスが登場してくるゲームであることも知っているわけですから、今回も、充分レベルを高くして不安のないプレイをしたいと思っていたんですよ。

ところが・・・・・・・・・




どうも、今回のDSバージョンでは、さらにゲームの難易度が高くなっているような気がするんです。

なにが違うのかって、敵が強いんです。




四天王の紅一点 風のバルバリシア
戦闘中、身体に風のバリア(?)をまとうと、正面からの攻撃が効かなくなる
直前にチーム入りする竜騎士カインの「ジャンプ」が必要になるのだが・・・

敵の攻撃がきつくって、肝心のカインが真っ先に戦闘不能にされたりするんだ
どうせいっちゅうのぉ?!



TVゲーム初期のRPGの中には、先に進みたいのであれば、ある程度のレベル上げバトルをこなす必要がある作品が一般的でした。
それって、物語の流れにさからうような作業ですから、ユーザーからの批判が出まして、目的地までバトルを逃げないような進み方をしていれば、ボスのところに到達した頃には、それなりの実力に成長している・・・というゲームバランスにしよう・・・という作品作りがされるようになったんです。
また、ボス直前には「セーブポイント」がもうけられているようにもなりました。

SFCのFFIVは、よけいなレベルUPをしなくても、先に進める時代のゲームだったんです。
   (最後の敵だけ、異様に強かったわけですが)

チームメンバーが覚える「魔法」の種類によっても、このへんの攻略は、このレベルでOK・・・というのが予測できました。


それが、どうも今回は違うんですよ。


うっかりしていると、途中のなんでもないザコにぶつかっても、「ふいうち」だったり「バックアタック」だったりすると全滅の危険性がある。
どうやら、ザコが全体的に強いみたいだなぁ・・・と思ったものですから、充分レベルUPをしようと考えて挑んでいるのですが、それでも危ない。




四天王最強の男 火のルビカンテ
彼の「かえんりゅう」は脅威的

正直、一度は全滅を覚悟したバトルになっちまった。汗



ザコのチームでも、行動パターンというものがありまして、倒す順番みたいなものを自分なりに考えていないと、とんでもない反撃にあったりするんです。

いろいろ敵の種類がまざっている間は、単純攻撃がメインなのだけれど、こいつだけ残すと、強烈な炎攻撃を連発してくる・・・・・とかね。

こういう行動パターンは、すでに何度もプレイしておりますので、頭に入っているのですが、それでもきつい。
怖くて歩けないから、これじゃいかんとレベルUPをはかります。

幸い、もらえる経験値は、とっても多めに設定されているようなので、レベルUPに苦労することはありません。
それで、とりあえず強くなって・・・・・・・ボスに勝つわけです。

また、次の場所のザコが強くて、ボスも強くて・・・・・・レベルUPします。

うっかりしていると、強制的にメンバーチェンジするイベントが入ってきますので、新しく入ってきたメンバー(これがやたらと弱いんだ)を強化するためにも、レベルUPにはげみます。
(励んでも励んでも、育てたメンバーがイベントで抜けていってしまいますので、実感としてよけいな時間がかかるだけに感じてきますな。困ったもんです。)


レベルUPして、レベルUPして・・・・・・・・
気が付くと、パーティは最終メンバーになっております。
攻略場所は、ラストダンジョン。
主人公がね、すでにレベル80以上になっているんですよ。




召喚士リディアが「バハムート」を使用できるようになった瞬間の
忍者エッジの素直な感想

パーティ内で一番率直かつ笑える意見をしゃべるのが
このキャラクター
これで、エブラーナ国の王子様(唯一の王位継承者)だっていうんだから・・・
クリア後、どんな国王になるんだか? 汗




それでもね、ついさっきも、宝箱を守っているレッドドラゴンに勝てずに全滅を体験してしまいました。
自分がヌルい、トロいゲーマーであることは充分承知しているのですが・・・これはまずいですよ。

なにがまずいって、もう、レベルに先が無いじゃありませんか?

某ウィザードリィみたいに、レベル999までもあるようなゲームならいざ知らず、FFIVのレベルの上限は99か100でしょ?
パラメータの上がり具合を見ても、すでに上限に達して、レベルUPしても伸びなくなってしまっているものがいくつか出ています。

ここで、さらにレベルUPをして、ラストダンジョンを突破できる状況になっても・・・・・・・私、最後の戦いに勝利できるんでしょうか?




不安に思ったのは、どうやら私だけじゃなかったらしく、常日頃利用させてもらっている攻略サイトをのぞいてみたら・・・

「レベル70以上なのに、最後の敵に勝てません。」

という質問が入っていました。
それに答えている人の書き込みが、

「自分がクリアした時は、レベル80以上ありました。」

というものだったんです。



私だけが特別ボケをかましているわけじゃないんですよ。
どなたも、皆さん高レベルでバトルをしていらっしゃるらしい。



これねぇ、普通のプレイヤーがレベル80でクリアするという話であると、私のようにトロめのプレイヤーは、いくつまで育てればいいんでしょう?

レベルUPする作業は苦痛じゃありません。
でも、もしレベル99まで育てても、最後の敵に手も足もでなかったりしたら・・・・・・・どうしたらいいんだろうか?
ものすご〜〜く、不安になってきます。



レベルの上限が99まであるゲームで、普通の場合、最後の敵にたとえばレベル60で勝利できるとします。
これだと、後40レベル分くらいは余裕があることになります。
それだけ余裕が作ってあれば、まぁ、たいていだれであっても、物語のエンディングを見ることは可能なんですよ。

でも、ここまでのレベルで後は自分でなんとかしなさい・・・・・というゲームだと、正直困るんだなぁ。



近年のRPGは、ユーザー・フレンドリィで、なまぬるくなった・・・というセリフをしばしば聞きます。

エンディングそのものは、わりと簡単に見ることができるようになっているゲームが多い点は、私も認めます。
でも、そういう場合、たいていシナリオとは別に、おまけの強敵とかが作ってあって、
「勝てるものなら勝ってみなさい!」
という場所があるわけだ。

上手な人、やりこみしたい人は、そういう強敵を相手にして楽しめばいいことでしょう。


しかし、「評判の高いゲームと聞いたから、一度プレイしてみよう。」・・・という人もいっぱいいるわけです。
RPGは初めてだけれど、FFシリーズだし、DSで新しく出るんだから、やってみよう・・・という初心者も多いことでしょう。


もしかして、あっちでもこっちでも、途中でなげちゃった人、いたりしませんかね?


DSバージョンを製作したメーカーさん、初心者とか、ヘタッピなゲーマーの存在をもうちょっと考えてくれてもよかったんじゃないか?
ラストダンジョンを攻略しながら、ぼやいているところです。




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