絶滅危機種はたいせつにってか?
毎度おなかがぺこぺこで、「なんでもいいから食べ物をください」・・・と言う放浪の画家:セイイチさんが、今回も登場しています。
食べることが可能なアイテムを渡すと、とても美味そうに食べて、感謝のしるしに「絵」を一枚くれることになっています。
私としては正直な話、e+以前のように、非売品の「かべがみ」をくれるという設定の方がよかったのですが、DS「おいでよ・・・」以後は、オリジナル・デザイン画をもらえることに変更されてしまいました。
デザイン画って、セーブしておける数が少ないので困るんですよ。
たまには、マイ・デザインで力作を・・・・・・・と考えることもあるのですが、保存できるのはプレイヤー1名につき、8点。4名のプレイヤーがいれば、32点ということになります。
これに、エイブルシスターズのお店の陳列場所が8つ、そしてハタのデザインが利用できます。
しかし、ここに、セイイチさんの「絵」を保存してしまうと、アッという間に満員になってしまうんですね。
「おいでよ・・・」では、このセイイチさんのオリジナル・デザインが32種ありまして、数量的には全部保存することが可能なのですが、自分のデザインがあまり楽しめなくなって困った記憶があります。
(e+では、デザイン画をメモリー・カードに保存できたのでうれしかったんですけれどねぇ。)
まぁ、保存方法については、容量の問題がありますので必要なものだけを残すとか、後で考えることにして、まずは、なにを食べさせたらどんなデザイン画がもらえるのかが問題ですね。
「おいでよ・・・」では、特定の食べ物をあげた場合にしか入手できないデザイン画が何点もありましたので、できるだけいろんな種類の食べ物をあげてみたいのですが・・・
中には、決まったシーズンでないと入手できない「食べ物」もあるわけです。
たとえば「ワカサギ」は冬季限定で釣ることができる川魚なのですが、「おいでよ・・・」では、これをあげることで「ちじょうえC」というデザイン画がもらえることになっていました。
ちじょうえ(地上絵)というのは、A〜Dまでの4部分でできている大型のデザイン画で、4つそろえると、ナスカの地上絵が完成する・・・という、ちょっとうれしい作品だったんですね。
ですから、今回も、初めてセイイチさんに出会ったときには、真っ先に「ワカサギ」をあげてみたんですよ。
残念ながら、一般の川魚の扱いだったみたいですけれど。笑
でね、やはり「おいでよ・・・」では、入手難易度が高めのシーラカンスをあげると、「かせきダミー」というデザイン画がもらえることになっておりました。
地面になにかが埋まっている時に地表にあらわれるバッテン・マークのデザインです。
これ、地面に貼っておいても、地面の色そのものがシーズンごとに変化しますから、だまされることは無いんですけれどね。
釣ることがなかなかたいへんで、売りに行けば15000ベルでたぬきちさんが買取してくれるシーラカンスを1個使って入手するデザイン画ということで、ちょっとレア物という感じだったんです。
もしかすると、今回も何かレアっぽいデザイン画がもらえないだろうか?
・・・・・・これを確認できるチャンスがきたんですよ。
最初に釣ったシーラカンスは博物館に寄贈し、その後で釣ったシーラカンスを自宅に保管しておいたんです。
セイイチさんがやってきた・・・と聞いたので、それを持ち出してみました。
あちこち歩いて、セイイチさんを発見。
さぁ、今回はどんなデザイン画をくれるんだろうか?
いそいそと渡しましたところ・・・・・・・
なんか、リアクションが違っておりました。
最初に「が〜ん」なんだそうです。
まぁ、レアな魚をもらったのでビックリしたのかな・・・と思ったら・・・そうじゃなかったのな。
なんでも、
「これは、食べちゃいけない魚である。」
と、母親から言われていた魚だったらしいんですよ。
で、空腹で残念だけれど・・・返してくれる。
うおっ、キャンセルされちゃったぜ。
この世界、シーラカンスというのは、きわめて貴重な魚という設定になっておりますから、そういう魚をガンガン食ってしまってはいけない・・・という母親の教育というのは、たいしたものだったのかも。
当然、気になる話ですよね。
ちょうど冬季なので、シーラカンス以上にレアかもしれない「イトウ」が釣れるわけです。
北海道・根釧原野などに生息し、ヒグマと戦った巨大魚がいたという伝説がつたえられるくらい大型に成長するというイトウ。今では数が激減して、「幻の・・・」という接頭語がついてしまうほど珍しい魚になってしまっているそうなのですが・・・これもゲットして、自宅の水槽に保管しておいたんです。
いそいで、これを持ち出してみました。
結果は・・・・・・
シーラカンスとまったく同じ反応だったんです。
イトウも、かぁちゃんが食っちゃダメと言っていたヤツ・・・だったんですね。
この直後に、やはり高値で買取してもらえる「マグロ」を渡したところ、よろこんで食べてくれたので、どうやら「値段が高い魚はキャンセル」という話じゃないんでしょう。
やはり、セイイチさんの母親は、レッドデータ(※)にあげられるような魚は食べてはいけない・・・と教育をしたのだと思いたいです。
ゲームだもんで、そういう貴重な魚をゲットすると、なぁんにも考えずに、お店にすっ飛んで行って、よろこんで換金している私としましては、ちょっとグサッときたんですけれどねぇ。
まぁ、現実の世界では、自然をたいせつにすれば、人間にとってもいい環境が約束されることでもありますから、ちゃんと考えた行動をしないといけないんだろうなぁ・・・と思っているところです。
もどります
※ レッド・データ・ブック(Red Data Book)
絶滅の危機にある野生生物の現状を記録した資料集。
国際自然保護連合が1966年以来発行している。
ワシントン条約や各国の保護政策などに反映される。
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