家族に取られたアクションゲーム

ディシディア ファイナルファンタジー



歴代FFシリーズの主人公たちと、それぞれのゲームのラスボスさんたちの集合体が一堂に会してアクション・バトルをくりひろげる(一応ストーリィ有り)という、サービス精神旺盛なゲームが登場しました。
FFシリーズ20周年記念・・・ということですね。

ゲーム誌などで、はやくから紹介されていたこともあって、とっても気になっていたのですが・・・アクション・ゲームなのでねぇ・・・
手トロは、いちいち悩むんですよ。
自分が参加できるゲームかどうか、見極めないといけませんので。
うん、レベルが存在しているんだ。だったら買うか?
    (笑い事じゃないんだよ、まじで。)



スク・エニの通販に予約しまして、発売日当日に入手しました。
でも、なかなかうまく進めないんです。
手トロだから。

・・・・・・・というか、チュートリアルをやっただけでは、よくわかんないんだわ。
   (やれること、いずれやれるようになるはずのことが、いっぱいあるせいなんですけれど)
で、見切り発車でゲームを進めてみると・・・最初は適当にボタンを押しているだけでも勝ってしまうんだよね。
テクニックに自信があるプレイヤーさんの場合は、プレイしながらでも、どんどん
「あぁ、こうなっているのね〜。」
と、攻略方法がちゃんとわかっていくのでしょうが・・・

私みたいに、脳ミソから手までの伝達神経経路が途中でぶち切れているんじゃないか・・・というゲーマーの場合は、ちょっと強い敵が出てくると、ひたすら混乱する一方になってしまいます。
アクションやボタン操作などを身体が理解する前に、話がすすんじゃうんだな。苦笑

ついでに、実にスピーディに動く画面に目がついていかなかったりする。
老眼・・・なんだろうなぁ。



「どんな感じ?」
と娘に聞かれまして・・・・・・・
正直に返事しました。
「さっぱりわかんないんだわ。」
    「勝てないの?」
「う〜ん・・・・・・・たぶん、このままだと、この先、勝てなくなる。手トロだから。」
    「いまのところは、勝てているんだ。」
「うん、さっきエクスデスの影みたいなヤツに勝った。途中で出てくる弱め設定の中間ボスみたいなもんじゃないかと思うんだけれど・・・」
    「一応、名のある相手に勝ったんだ。」
「いや、このゲーム、右見ても左見ても、全部名のある敵だけだったりする。」
    「・・・・・・・・・・・・。」
「回復方法がよくわかんなくって、ボス戦の直前にHP回復するのを失敗してさぁ・・・。」
    (ありがちなミスだ・・・という冷たい視線)
「残りHPが3なのに、ボス戦になっちゃって、パニクッてボタン押していたら・・・勝った。」
    (最大HPの数字設定がわからないので、意味が通じていない)
「その時の最大HPって、1200だか1300だかだったんだけれどね・・・。」

どんなゲームやねん?!!


アクション・ゲームですから、ダメージというのは、くらいさえしなければ、極端な話、こっちのHPは最低1あればOK、勝てますってわけだ。

もちろん、そんなことをサラっと言えるのは、上手いプレイヤーさんだけのことで、私みたいなのは、可能な限りレベルUPして、入手できる最良の装備などを整えて、当然HPは充分な状況でボスに挑まなければいけないはずなんですけれどね。
その基本がめっちゃくちゃであっても、なんかのはずみで勝ててしまう場合がある・・・というスタート状況だったわけです。

今だから笑い話だけれど、まじめな顔して、ネタにしかならないプレイをやっちまったもんです。




同時進行でプレイしたいゲームが重なっておりましたので、ゆっくりゆっくりプレイしていましたら・・・何日かして、息子が聞いてきました。
「どうよ?」
    「ぼちぼちでんなぁ・・・」
「ネットの評判なんかを見ていると、ケフカがいい味だしているっていうんだけれどね。」
    「へっ?・・・ケフカ?」
「スマブラみたいなゲームって聞いたんだけれど、どんなん?」
    「スマブラ・・・笑。ごめん、まだVI関係に手つけてない。」
    (ティナさんの難易度表示が高めだったので、後回しになっていたのです。)


珍しくも息子は、「ケフカが好評」という評判に興味をもったと見えて、フロに入りにきた時間待ちにPSPに手を出しました。

「さわっても大丈夫?新しいセーブデータ作った方がいい?」
    「いや、経験値があるゲームなので、できれば同じセーブでプレイしてほしい。」
「ストーリィ、困らないのか?」
    「何度でも、最初からプレイできるタイプだから問題ないよ。」

息子は、PSPでゲームをするのが初めてなんですわ。
上見て、裏返して見て、横を見て・・・・・

「どこから音が出るン?」
    「ここ、ここ。」
「あ、それか。」
    「最初は取り説読むか、チュートリアルきっちりプレイした方がいいよ。」
「わかった。・・・・・・・で、電源スイッチって・・・どれなん?」

そこからか?!


電源は無事に入ったのですが・・・
「だめだ、勝てん、動けん。」
     「移動ボタンは、これなんですが・・・・・」
「え・・・十字キーじゃないの?」
     「こっちです。汗」
「あ、動くじゃん。おぉ、勝てるワ。」

ゲーム・ソフトの取り扱い説明書を読む前に、PSPの取り扱い説明書を読ませた方が良かったのかもしれないなぁ。




息子はストーリィ・モードではなくて、1対1のバトルを楽しむためのコーナーをプレイしてみることにしたようです。
    (ここでもプレイヤーが選択したキャラには、経験値などが入ります。)
好評という話のケフカなのですが、この時、私がまだストーリィ・モードをトロトロとプレイしているだけだったので、1対1バトルを楽しむ場所に登場させていなかったんですね。
で、急遽ポイントを利用して、ケフカが使えるようにしました。

そうしたら・・・・・・
私がちょっと用事で席をはずしている間に・・・
なんか、ケフカさん、大人気。

「千葉さんが、千葉さんが、ボヨ〜〜ンって・・・」大笑

注:千葉さん
ケフカ役の声は、千葉繁さんが担当しておられます。


兄妹で、バトルそっちのけで妙なウケかたをしているみたいです。
どうも、彼のトリッキーな動きのたびに、ボヨ〜ンという効果音が入るみたいなんですな。
・・・・・・2人とも、いい歳こいて、なぁに、喜んでいるんだか・・・・・・・





ケフカのボヨ〜ンに触発されたんだかどうだかわからないのですが・・・
今度は娘がストーリィ・モードに手を出したんです。

アクション面では、私よりずっと器用ですから、上手く進んでいるみたいですな。
最初に選択したのは、フリオニール。
年齢的にFFIIの記憶は、ほぼ無いのですが、声優さんが緑川さんだったもんで・・・汗

もっとも、途中で私が
「ショップにいい物が入ってきたら、買って装備しちゃっていいからね。」
つったら・・・
「装備?」
「△ボタン押して、アイテム、アクセサリー、アビリティなんかを入れ替えできるでしょ?ショップとかもそこから入れるよ。」
「・・・・・・・?・・・・・・・」

ためしに△ボタンを押して、メニューを出したら・・・装備もなにも全部まっサラ。
スタート直後のまんまで突き進んでいたみたいですな。
まぁ、勝てるのであれば、それでもかまわない・・・んでしょうけれど。

ためしに「最強装備」ボタンを押したら
「おぉっ!!」
とか言っていたんで、あれは、完全に知らんかっただけだな、うん。




息子は、
「コスモス側の主役たちの声が、どれもこれも、カッコいい系青年の声で、聞き分けできない。」
(カオス側は、わかるんだろうか)・・・と言っているのですが、我が家で一番声優さんに詳しい娘には、ちゃんとわかっているみたいです。

逆に自分自身の年齢の問題で、I〜IIIくらいまでのFFの記憶がほとんどない彼女にとって、そのへんの登場人物の名前がさっと出てこないんですね。
ラスボスの中には、なじみのない映像もあるみたいですし。
「黒くてゴツイよろいの人。」
    ・・・・・・・・・ゴルベーザかなぁ・・・・・?
なぁんて言われても、会話がやりにくいです。

「だって、名前がわかんないんだもん。どう呼んでいいか・・・」
    「いっそ、関さん・・・とか?」
「あ、それ、いい!」

それ、やられると、今度は息子が困りますんで・・・できれば名前を覚えてもらいたいかな?


注:関さん
FFIの主人公ウォーリア オブ ライトの声の担当は
関俊彦さんです。

注:緑川さん
FFIIの主人公フリオニールの声の担当は
緑川光さんです。



まぁ、どういう楽しみ方でも、今回のアクション・ゲーム、ウケているみたいで・・・
どうやら、最近、私より、家族のプレイ時間の方が確実に長いことになっております。




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