ヒーローって何?



キャプテン☆レインボーというタイトルだけを聞くと、それなりにカッコよさげなヒーローが、多彩なアクションを繰り広げて、画面せましと暴れまくったりするゲームを思いうかべてしまうのですが・・・

このソフト、まず、パッケージの表に


そういうゲームではありません

と、表面全体の半分くらいを使って、でかでかと注意書きが書いてあったりするんですよね。

確実に人目を引くパッケージであります。



じゃぁ、どんなゲームなのか・・・というと、「UFO」とか「エンドネシア」などと共通するタイプのアドベンチャーだったりします。




あるところに、キャプテン☆レインボーという変身ヒーローがいまして、一時は人気者だったのですが、時代の流れというか、子供たちは新しいヒーローが好きになってしまって、今じゃすっかり落ち目・・・という状況。
これが、プレイヤーの分身なんです。
つまり、自分だわ。

その世界のどこかに、不思議な島がありまして、そこに行くと、自分の願いがかなえてもらえる・・・という話を耳にするんですね。
で、彼は「ふたたび、子供たちのヒーローになりたい!」という願いをかなえてもらおうとして、出発するわけです。

ところが・・・・・・・

半ば遭難・・・という感じでたどりついた、その島は、最初考えていたような所ではなくって、むしろ、
「あなたこそ、この島にいる人たちの願いをかなえることができる、たった1人の人物なんです!」
と、言われてしまう。
なに、それぇ〜っ・・・ってなもんだ。



とりあえず、生活を始めてみると・・・島のあちこちで☆型の「キラリン」という物質をいくつも拾うことができるんですね。
これを20個集めると、流星夜というものが起きることになっております。

空から1つ、お星様が落ちてくる・・・という状況。
島に来て集めた情報では、この落下した星をみつけて、島の北にある祭壇にささげると、どんな願いでもかなってしまう・・・ということになっているのですが・・・・・・

落下した星は、時間が経過すると自動的に消滅してしまうことになっているんです。
さらに、困ったことに
「この星の力で、島にいる人たちの願いをかなえることができるたった1人の人物」
というのは、落下した星を放置して消滅させてしまうと、死んでしまうことになっているらしい。

ヤバイじゃん!!

いそいで拾いに行って、祭壇まで運ぶのですが、まぁ、ありがちな話で、その途中で邪魔が入ることになっております。
シャドーと呼ばれる正体不明の黒い影のような生物(う〜ん、生物かどうかも、実はよくわからんけれど)、これが星を持っている主人公を襲ってくるんですね。

これを、うまくかわしながら、祭壇に急ぐのですが・・・・・・・



初めて、この流星夜をむかえた時、祭壇に運んできた星をささげようとすると、謎の声が聞こえるんですね。
島にいる人たちの「願い」を無視して、自分の「願い」をかなえるんですか?・・・って。

ここで、はい・・・と返事することもできるんですよ。
     バッドエンドが待っておりますけれど。

でもね、夢中で星を運んではきたものの、手が止まるわけです。
ヒーローたる者、他の人たちの「願い」を無視して、自分だけ「願い」をかなえていいものだろうか?・・・って。

選択肢は、当然「いいえ」でしょう。

だけど、そのまま時間が経過してしまうと、運んできた星が消滅してしまって、自分は死んでしまうことになります。
ど〜すんの?!



すると、ちゃんと謎の声が教えてくれるんです。
運んできた星を「捨てることができる場所」がある・・・ってね。
「願い」をかなえないで、流星夜を終了させるための場所というのが、いくつか存在しているんです。
その場所に、星を捨てれば、ひとまず安全というわけ。
主人公は、星を捨てまして、ふだんの生活にもどっていくことになります。





ヒーローたる者、必殺技がなければカッコがつきません
彼も3種類の必殺技が使えるようになるのですが・・・

ハッキリ言って、ポケモン・ゲームの秘伝マシンの技みたいなもんだ
邪魔な岩を壊して取り除くことができる・・・とか
イベントを進めるために必要になるパフォーマンス・・・とか

うむむ・・・強いんだか、ショボいんだか・・・




この島には、「願い」をかなえたいと思ってやってきた12人のキャラクターが住んでおります。

彼らは、主人公がなんの働きかけもしなければ、毎日毎日、同じ時間配分で行動することになっています。

ひとまず、だれかに話かけると・・・彼らは、たいてい、完全に他力本願で「願い」をかなえてもらおうとしている人間じゃないんですね。(一部、人間じゃないのも混ざっていますが)
このへんは、えらいですよ。


たとえば、バレーボールで金メダルをとりたい!・・・という願いをもっているファミコンウォーズの兵隊さんたち(6名)の場合は、日夜トレーニングをかかさないわけです。
バレーボールの練習をしている時に話かけると、
「練習をてつだってほしい。」
とお願いされます。

手伝えるのは、3種類のトレーニング。
それぞれ、ミニ・ゲームですね。
これを、うまくクリアできると、彼らと主人公の間の友好関係が強まることになっております。



友好関係が強まると、そのキャラクターには二重丸のマークが付くことになっています。
そして、二重丸のキャラクターは、流星夜が起きたとき、主人公といっしょに、落ちてきた星を祭壇に運ぶための協力者に選べるんですね。
   (星を運んでいる最中に、該当者に話かければOK)

2人で星を祭壇に運んでくることに成功すると、選択画面が待っております。

だれの「願い」をかなえるのですか?

当然、いっしょに運んできたキャラクターですな。
すると、そのキャラクターは、星に乗って自分のいるべき場所に帰っていきます。
やがて、島の裏側の海岸に宝箱が流れ着きまして、無事、自分の願いがかなったという手紙がとどくことになっております。




なるほど。

流星夜というのは、プレイヤーが「キラリン」を収集する作業をすれば、確実に発生させられるものですから、まずは、いろんなキャラクターとの交流をすすめて、友好関係を強め、二重丸をつければいいわけです。
そして、流星夜を発生させて、そのキャラの「願い」をかなえていけば・・・・・・・

やがて、島にいる全部の人たちの「願い」をかなえることができるはず。最後の流星夜に自分の「願い」をかなえればハッピーエンドなんだ・・・うん、わかった。



・・・・・・・・・・・・。



わかった、はずだったんだよね。



任天堂、そこまで甘くなかったんだわ。



何人かの「願い」をかなえているうちに、なんか、このままだと、まずいことが発生するんじゃないか・・・という気配がしてくるんですよ。

島の様子を観察したり、いろんな情報を集めていくと、どうも、この「キラリン」とか、落下してくる「願いをかなえてくれる星」というものは、ファイナルファンタジーVIIとか、同じくX−2の世界で言うところのライフストリームに該当するような存在なんじゃないかってことがわかってくるんですね。

本来、その島を構成し、循環しているエネルギーみたいなもの、どうやら、それを使用することによって「願い」をかなえているのであるらしい。
「願い」をかなえるために使われてしまったエネルギーは、消失してしまって、循環がうまくいかなくなってしまう。
やがて・・・草、木があちこちで枯れはじめ、不気味な地震が多発するようになってくるのです。




おいっ・・・・・・・・このまま、作業を進めちゃって・・・いいんかい?


不安。




でも、まず、その前に、キャラクターの○○さんと、XXさんとの友好関係を強める方法が、ぜ〜んぜん上手く進んでくれないんですけれどぉっ?!!

大混乱しながら、妙に先が気になってならないゲームだったりします。苦笑





もどります



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