UFO?!
私が子供だった頃、普通にありふれていた「空飛ぶ円盤」という表現が消えちゃったのって・・・いつだっただろうねぇ。
最近は、どこを見ても、Unidentified Flying Object ですな。
Flyingつうんだから、飛んでいないといけないわけだ。
どこかのコミックに登場した「未確認歩行物体」じゃ、ギャグにしかならんことになります。
実はね、出るんですよ。このゲーム。
UFOが!
どこにって・・・・・・海の中に。
・・・・・・・・・・。
未確認遊泳物体?
Unidentified Swimming Object つう表現って、あるんだろうか?
案外、海って、そういうのが必要になる場合が多いかもしれないんだけれどね。
正体不明の海洋生物だったら、別の表現がされそうです。
とりあえず、USO・・・・・と省略したら、ウソぉ〜ってわけで、語呂がめっちゃ悪いですな。
まずは、この怪しい写真を見てください。
なんつうか・・・砂地海底にアダムスキー型とでも呼ばれそうなUFOが着地しているように見えてしまう光景。
これ、潜水艇で移動していくと見つかるんですよ。
別に動き出したりはしません。
主人公もね、「岩と言われれば、そうなんだろうけれど?」なぁんて、首かしげるだけで、その時は終わってしまうんです。
実のところ、ゲームですから、あちこちの海域には、
なに、それぇっ!!
と言いたくなるような、おかしな物体(※)がいろいろありまして・・・たいていは、気にしなくてもいいよ、笑っておしまいということになっているのですが、この謎の岩(?)は、終わらなかったんです。
おかしな物体:
人面岩
海底にある、人の顔のように見える岩。
接近するとなぜか人間の笑い声みたいなものが聞こえたりする。
科学的な解説はできるかもしれないけれど、充分不気味だよ。苦笑
ネコ岩
砂地にネコに見える岩がある。
なぜか、時々そのポーズが変わっていたりする。
ついでに、付近ではネコの鳴き声が聞こえてくる。大笑
オカルトっぽさは無くて、むしろかわいい!
このネコ岩付近には貴重なウミウシ出現ポイントがあったりする。
少しシナリオが進みまして、プレイヤーはすっかり忘れてしまっているんですが、この海底のUFOみたいな物体、いつの間にか無くなってしまうんですね。
もう1度発見しようとして、探しにいっても、どこにも見つからない。
あれぇ?いったい、どこで見かけたんだったっけか?(←自信がなくなるんだよな)
実は、図鑑(アクアライブラリー)の、海で発見できる物体(つまり、生物ではない物)のページには、いくつかの謎がありまして、最後の方のページに、まん丸いだけのシルエットというものが4つ並んでいるんですよ。
ただの丸じゃ、なにを見つけろっていっているのか、さっぱりわかりません。
ところが、5つめにあるシルエットというのは・・・・・・丸のまわりに輪があるんです。
どう見ても、土星に見えるんですわ。
海ン中で土星???
で、さらに次のページに、UFOにしか見えないシルエットがあったりする。
いったい、何なんだ、こりゃ・・・とプレイヤーは思っておりますから、先に海底のUFO岩(?)を発見した時、当然このページが埋まるのだろうと考えたんですね。
ところが、完全にスルーされるんです。
う〜む、謎じゃ。
その後、シナリオが進みますと、中央に活動を停止している海底火山があり、その周囲をかなり深い海がとりかこんだ円形のエリアに到達するんですよ。
このエリア、1〜8のステージごとに、たいへんに魅力のある生物たちが登場することになっていて、ものすごく美味しい場所なんです。
だから、何度も何度も足を運ぶ・・・というか、潜水艇で出かけていくのですが・・・
そのうち、わりと上層部分で、妙な物を発見してしまうんですな。
丸いものが浮かんでいるんですよ。
なんだろう・・・と思って接近すると、これが星だったりする。
星・・・・・・・私の場合、最初に発見したのは土星だったんですが、プレイヤーによっては、別の星であるかもしれません。
なんでそんなものが海中に浮かんでいるんだ?!
・・・・・と、主人公も思わず声を上げるのですが、潜水艇の人工頭脳は、冷静にその物体の一般常識とされる説明を表示するだけだったりする。
ついでに、どの星の時だったか忘れたのですが、
「なんで、○○が海中にあるんだ?」
というセリフに、人工頭脳までが、
「なんででしょう?」
とか、相づちをうちまして、そう言われると主人公は逆に次のセリフにつまってしまうというコミカルなシーンも用意されております。
(時々、妙に人間くさいセリフをはく、人工頭脳なんですよ、これが)
この「海の中の星」、金星、火星、木星、土星ともう1つ月があるのですが、どうやら、どのエリアを経由して、その海域に移動してきたかが関係して、海の中に出現するみたいなんですね。
このあたりまでシナリオが進みますと、いちいち海中を移動しなくても、ワープ装置みたいなものが利用できるようになっていますから、基地から直接、行きたいエリアまでポンと移動してしまうことも可能なんです。
このワープ移動の順番が影響するのかもしれません。
で、まぁ、普通に考えたら海中に浮かんでいるはずがない月だの惑星だのが発見できてしまうわけですから、こうなると期待しちゃうんだよね。
この海域で、いつかUFOが見られるんじゃないだろうか?
だいぶ、がんばりまして・・・・・・・・
ある日、出会ったんです。
未確認遊泳物体
たいへん残念なことなんですが、私はUFOと呼ばれているものを見たことがありませんので(普通そうですよね)、それがどんな飛びかたをするのかわからないのですが、この海中の未確認物体君は、非常にターゲット・ロックオンしにくい動き方をしてくれるんです。
右に動いたかと思うと、いきなり前進、あっと思ったらUターン。
前後左右、そりゃもう自由自在つうか、どっちに行きたいのか、ハッキリしろよ!・・・と突っ込みを入れたくなるくらい、ピャッピャッ、ぺぺぺっと、あっちこっちに動きまくります。
それも、高速で。
つかまえられやしないの。
UFOって、あぁいう無駄な動きをすることになっているんですかねぇ?
ようやく、目標をとらえまして、登録!・・・という場面で、主人公と人工頭脳との会話が入ることになっております。
「UFOだ?!」
「未確認物体ですね。」
「なぜ、こんな海の中に?
いったい、こいつの正体は何なんだ!?」
「それがわかれば
未確認という言葉は使用しません。」
この主人公と潜水艇の人工頭脳、コンビで漫才をやったら案外成功するかもしれないと思いました。
結局、シナリオが最後まで進んでも、この謎のUFOが直接かかわってくるような話ではなく・・・なにをしに出てきたのかわからないままの存在に終わってしまったんですけれどね。
ま、楽しんだのだから、いいか?
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||