ターゲットは中学生?


でんじろう先生の不思議な実験室




理科実験、科学関係の児童書、そしてNHK教育TVを始めとして、いろんな番組で活躍中の米村でんじろう先生といっしょに楽しむサイエンス・クイズ・ゲームですね。

ゲーム・タイトルと発売時期から考えて、夏休みをあてにした、小学生向け教育ソフトの一種だろうか・・・と思ったのですが・・・

どうやら、メインとなるターゲットは中学生以上ということであるらしいです。

というのも、クイズの問題がね、中学校の理科の授業を勉強していないと・・・ちょっと内容的にむずかしくて、たとえば1人だけでゲームしようとする小学生には
「わかんな〜いっ!!」
連発・・・ってことになりそうなんだわ。

いろんな分野のクイズ(主に物理と化学、サイエンス関係の一般教養)があるのですが、いくつクイズに正解できたか・・という合格数というものがありまして、それに到達しないままだと、次の「問題がある部屋」に移動していくことができないんですね。
何度もチャレンジして、最終的には丸暗記でもクリアは可能ですが・・・それって、教育ソフトとしては、あまり意味があることではありません。




たとえば、この滑車の問題

このへんは、中学校の物理分野で学習する範囲なんじゃないかな?



中学以上のおにいさん、おねぇさん、そしてご両親といっしょにクイズを楽しむという場合は、
「ねぇ、ここ教えて?!」
という具合に、近くに質問できる相手がいますので、小学生でも大丈夫でしょう。

それでも、3〜4年以上がのぞましいかな?
文字表示が、ルビなしの漢字をバンバン使っていますから、1〜2年生じゃ読めないだろうと思うんだ、うん。


タイトルに「不思議な実験室」とあるので、実験関係を楽しみに買う学生さんもいると思うのですが、とりあえずクイズに正解できないと、途中でプレイできる実験関係を楽しむことができませんので、ご用心ってか?




時々、気分転換用なのか、物理にも化学にもまるっきり関係がないクイズがまざっていたりしますので、お勉強目的以外の大人がプレイしても結構面白かったりします。

たとえば、漢字の一部に「魚」がついているものがぞろぞろ出てきて、
魚の名前の漢字を選びなさい。」
という問題だったものですから、つい調子にのって
「鮎・・・鮭・・・鮒・・・鯛・・・・・・・・・
ブッブ〜ッ、はずれ。
あっ、アワビは魚じゃないや。貝じゃん!
    (漢字が読めますか・・・というクイズじゃないんですね。ひっかかる私が悪い。)
みごと、落とし穴にハマってヘコんだりする。

中学物理、中学化学の授業で勉強した内容を、ふふふ〜〜んと気軽に正解していたら、いきなり、
「○○○について、最初に発見した人はだれだったでしょうか?」
という質問になって、3択くらいで聞いたことが有る超有名人の名前が並ぶのですが・・・
そんなの、学校で教えてくれたっけ?
全然知らなかったりするんだわな。
    だから、全問正解というのは、かなりむずかしいんです。汗
へぇ〜っ、この人、こんなことまでやっていたン?
雑学の知識がドンドコふえたりしてね。

意外な発見がありますんで、お子さんといっしょにプレイしてね・・・ってことなんでしょうね。きっと。



あちこちにちりばめられたミニゲーム

これ↑は、電気の+、−についてお勉強しているコーナーにあるもの。
タッチペンで、+から−にラインを引き(電気を流し)
ムシの侵入を阻止して果物を集めましょう・・・というゲーム。

手トロのタッチペン操作がヘボいから、すぐ失敗。涙



ゲーム内で紹介される「実験」については、
「実際に実験する場合には、大人といっしょにやってね。」
とか、
「危険なので、やらないでね。」
とか、注意書きが出たりするのですが・・・・・

う〜ん、やるなと言われているけれど、このソフトをプレイしたから、ナタデココを電子レンジに入れて、爆発させる困った子供ゲーマー・・・きっと、たくさんいるんだろうなぁ。

後始末に困るから、やるんじゃないゾ!と、主婦は言いたい。




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