2度目のカラオケ集会所ハンター  (その3)



当日Cazさんは「お休みの日」のはずなんですが・・・お仕事の性質上、何度も携帯電話に連絡が入ってきました。
休日だろうが、深夜・早朝だろうが、旅行中だろうがお仕事が追っかけてくる・・・というのは、たいへんだなぁ。
でも、どうやら、お仕事関係の連絡以外も同時に入っていたみたいです。



二人の男性が私たちのカラオケ部屋にやってきました。
どうやら、Cazさんの愛知県方面モンハン仲間らしく、Cazさんが名古屋に出てきている・・・ということで来てくださったのであるとか。

このお二人もHRが9。
9ってなにさ・・・・・・8の1個上なんだろうなぁ・・・という小学1年生に笑われそうな認識しかできないあたりが悲しいのですが、HRが1つあがるたびに、クエスト内容がバンバン難しくなる一方なので、自分(この時点でHR5)より4つも上のランクが、いったいどのくらいすごいものなのか実感できなくてもしかたがないと思うんですよね。

かくて、1つカラオケ部屋にHR9が3名と、5が3名。
    (この時点でザクアさんも、まだHR5だったろうと思います。たぶん。)


「数字だけ5ですが、実力は2程度なので・・・・・・・」
あらかじめ初心者宣言しておかないと、狩場でノタノタできませんよ。
したら、Gutsさんが
「あぁ、大丈夫。この3人とクエストに行けば、あっという間にGです。」
サラっとおっしゃる。

いや、その、本日最大の目標は、「異常震域」のティガレックス2体というのをなんとか突破してもらって(・・・って、おい、その表現、倒すのはだれ?)HR6になれたらなぁ・・・というところなんで・・・・・汗・汗・汗
実際、もしも彼らといっしょに、数時間のプレイができたとしたら、本日ただ今、そこいらへんのお店でMHP2ndGソフトを買ったばかりの人でもぺぺぺっとGに行っちゃっているんじゃないか・・・という気はしているんだよな、今。笑


Gutsさん
攻略本の中でしか見たこともない「金色・真シリーズ」着用で
龍木ノ古太刀(神斬)という、前回のプレイでCazさんがリオレウスの尻尾斬りに
使用した刀と呼ぶには不思議な姿をした太刀を使う方であるらしい。
ただし、ギルドカードを拝見すると、いろんな武器を適時使っておられるみたい。
今回は、ザクアさんといっしょに集会所プレイ。
岡崎市在住だそうで、「先日の豪雨では、自家用車が浮きました!」という体験談。
あぁ、あれは、やっぱりそういうものすごい雨だったんだねぇ。


私と娘は、キークエストの「リオレウス討伐指令」集会所☆7がクリアできていませんでしたから、まずはそれを終了させてしまおう・・・ということで、チームが2つできました。

私と娘はCazさんといっしょにリオレウス。
ザクアさんが、もう1つのチームで攻略スタート。


普段は遠距離攻撃のCazさんが、
「尻尾切りたい。」
という希望で、切断武器でバッシバシやっちまいまして・・・・・・
「尻尾から尻尾(素材:火竜の尻尾)が出ないというのは、理に合わない・・・」
と言ったってことは、どうやら、希望していた素材は剥ぎ取りで出なかったらしいです。
見学決め込んで、横手から切られた尻尾の剥ぎ取りだけはチャッカリやっている私は、ほしくてたまらなかった「火竜の延髄」が出て、狂喜乱舞!
その後、
「あ、捕獲サイン出てる。捕まえる?」
とかいいながら、相手が移動したエリアに追いかけて行って、罠しかける前に
「悪いっ、たおしちゃった。」
以上、終了〜
     私と娘では、たちうちできなかったリオ♂だったんですけれどねぇ。
     あざやかすぎて、なぁんも言葉が出てこないよ。


あっちから聞こえる会話も・・・
「よし、尻尾切れた。」
「部位破壊は?」
「終わっている。」
「じゃ、たおしちゃっていいな。」
・・・・・・・・どういう世界なんだろうねぇ、それ。



思うに・・・ものすごく上手なプレイヤー、すでに強くなってしまったプレイヤーにとっては、「勝てる」というのはあたりまえなんでしょう。
レベル99になってしまったドラゴンクエスト(例)の勇者様にとって、そのへんのザコとのバトルに、なんの感動もないのと同じようなものだと思います。
勝ててあたりまえになると、ゲームがつまらなくなるんだと思います。

で、どうするかというと、楽しむために条件をつけるんでしょうね。

切断できる「しっぽ」は切る。
部位破壊できる場所は、全部壊してしまう。
得意としている武器以外で狩りに出かけてみる。
初心者ハンターの助太刀になる。
   (↑初心者、思いがけないヘマやるから、見ているだけでも笑えるってか?)

いろんな条件をつけてプレイすれば、飽きずに長く遊べるというわけです。

なぁんの心配もなく、
「○○○に勝ったぁ!」
「うわぁ、時間切れになる、間に合うだろうか?」
「くそぉ、今度こそ、XXXに勝ってみせる!」
と、毎回ハラハラどきどきしていられる初心者というのは、実は一番ぜいたくなプレイをしているのかもしれませんなぁ。





さて、いよいよ緊急クエストがやってまいりました。
「異常震域」:ターゲットは、私の鬼門中の鬼門、ティガレックス2匹です。
緊急クエストというのは、クエストを引き受けた本人でないと「終了しました」という扱いにならないため、突破したい人が複数いれば、各々がクエストを引き受ける必要がでてきます。
別の人のクエストに参加するだけじゃ、ダメなんですね。
前回の「絶対強者」の場合、私と娘のため、Cazさんが同じクエストを2回クリアしてくれた・・・ということになります。

今回、3名が突破希望なのですが、
「上位のティガレックス2匹?まっかせなさい!」
というHR9が3人もそろっていますから、別チームで行動すれば時間短縮ですわ。



私の助太刀・・・・・・(というか、ほぼその方が1人でティガレックスを料理してくれる)は、Xanthusさんというプレイヤーさんです。
まずは、ギルドカードの交換をしましょう・・・ということで、カード交換画面を引っ張り出したのですが・・・実は、私、交換方法をよく知らない。汗
Cazさんたちとのカード交換は、
「こうやって、あぁやって・・・」
と、わかっている人が、ピピッと私のPSPのボタン操作もやっちゃってくれたので、やり方がわかっていないまま。

やば・・・。
取り扱い説明書、読んでおけばよかった・・・・・・あせったものだから、よけいに画面が見えなくなっちゃったんだな。
実は、交換画面をおちついて見れば、どのボタンを押せばいいのか、全部表示されていたんですけれどね。恥ずかしい話ですよ。
「狩場に出かける前から、オタついているぅ。」
ザクアさんに笑われてしまった。

そうだねぇ、狩場でオタつくのなら、初心者ってことですむけれど、出かける前からこれじゃ・・・・・うにゃぁ〜かっこ悪い!!




「もどり玉と罠を持ち込んでください。開始直後にキャンプにもどって、エリア1にいるティガレックスを倒します。1なら落とし穴でもOK。その後、雪原に移動して2体目を攻撃しますので・・・」

最初に説明された作戦内容を頭で繰り返しながら、さぁ、スタート・・・・・したら・・・・・・・・
「?!・・・・・ここ、どこ?!!」
よりによって、出たのが一面の花畑。
雪山の「秘境」でやんの。

「あ、ゆっくりしてきていいですよ。」
と言われてもさ、こんな時、虫取り網なんか持ってきているはずもないしネェ。
    (雪山の秘境:虫網採集3箇所、地上採集1箇所)


出会い頭のギアノスをふっとばしておいて(やたら跳びついてきて行動の邪魔するんだもん)、すたこらとエリア1に行ったら・・・ティガレックス相手に、黒い野獣が踊りかかっている!!

あとで確認したら、着用している防具は、ナルガXというシリーズであるらしいス。

この防具のシリーズについているとかとかいう文字の意味が、私には全然わかっておりません。
MとかLが無いんだから、Sは、スモールじゃないんでしょうね。
    いくらなんでも、サイズ表示ではありえませんゼ。
Sはスーパーで、Uは・・・ウルトラとかアルティメットとかなんでしょうか?
そうなると、さらに上のとかとかが、さっぱりわかりませんよ。笑


武器は・・・見たこともない大剣(だったと思う。が、見たことがないから、正体がわかんない。)
ギルドカードでは、最後に使用した武器が飛竜刀(椿)となっているんだけれど、その武器は火属性なので、ティガレックスと戦った時には別の武器を持っていたのだろう。

とにかく、やたらデカい剣で、あのティガレックスをばっさばっさと切りまくっているんだ、これが。
す・・・すげぇ・・・

同じHR9でも、遠距離攻撃武器を得意とするCazさんの場合は
「ど、どこから撃ってくるんだぁ〜っ!!」
というタイプの攻略で、今回の近距離攻撃武器の攻撃とは、各々がまったく別の迫力なんですね。

うん、両方見れちゃってお得な一日っスよ。

つうか、見とらんと、自分の緊急くらい自分も戦えっ!!・・・て、つっこみが来たよね、今。
でもさ、腕もないのに、あのバトル現場に入っていくのは、ただの邪魔者に見えたしねぇ。
うかつに近寄って、キャンプ送りにされて足ひっぱるくらいなら、おとなしく立ってる方が賢いよ。
やれることったら、罠しかけるか、閃光玉投げるくらいしかなかったんだよ、本当。



なんつうか、あれよ、あれよといううちに1体目が捕獲されちゃって、ホットドリンクを飲んで、雪山に登っても、ズバッ、ドシュッ、バシッ・・・・・あのティガレックスが、手も足も出なかったはずのティガレックスが、完全に手玉にとられちゃっているぅ。
これまた、アッという間に
「もう、捕獲できます。」
ってことで、私のHRは6になってしまっておりました。



あぜ〜〜ん・・・・・・・・・。





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