母娘狩人のお盆休み   その4



「火山に行きたい。」


お昼過ぎ、ダウンロード・クエストの小闘技場で、山盛りのアイルー、メラルーたちとのワキャワキャしたバトルに堪能したらしい娘が、ボソリと言いました。

「上位のイーオスとバトルがしたい!」
    各種大型モンスターじゃなくて、一般ザコ赤トカゲの名が出てくるあたりが我が家族ですなぁ。


集会所:砦の攻防戦でシェンガオレンに勝利して上位にあがったばかりというのは、上位つってもはじめの頃の地域が対象になるわけで、素材集めやクエストも、「雪山」や「密林」など、ゲーム初期にプレイした場所だけに行けるようになるものだったんですね。
     うん、そうだよね。物には順番つうものがあるんだ。
「火山」とかに素材集めに行きたい場合は、そこに行けるプレイヤーのクエストに参加するか(HR4なら、私が☆7で受けたクエストにいっしょに行けることになっている)、☆6のキー・クエストをクリアして、緊急のラオシャンロンを攻略するか・・・どっちかということになります。

私が火山のクエストを引き受けて、娘といっしょに出かけることは簡単なのですが・・・これって、根本的な解決にはなっていないでしょうね。
娘自身が「沼地」「森丘」「火山」の素材ツアーに行けるようにならないと・・・意味がありません。


「時間は、あるの?」
「ある〜。」
「ンじゃまぁ、キー・クエスト4つ。虫あみ持って、砂漠の昼のドスゲネポスから行きますか?」
「砂漠ネ、クーラードリンク〜〜♪」


次の緊急ラオシャンロン「おひきとり」までは、それなりに勝利できる自信がありましたんで・・・「おひきとり」はクリアであっても勝利じゃねぇ・・・っつう説もあるけれど。苦笑



妙にいそいそと砂漠に出かけた娘なのですが、上位なのでスタート地点がどこになるのかわからないわけです。
せっかく2人で出かけても、最初はバラバラのエリアに落とされてしまう。

娘の方に、ターゲットがどこにいるかわかるスキルが付いているので、場所を知らせてもらって、現地集合でいいかな・・・と思っていたら・・・
娘が叫んだ。

「ここ、どこぉ〜っ?!」

     まぁた、おおげさな。
     それより、ドスゲネだよ。ドスゲネ。ターゲットはどこにいるの?

「ボス?それなら、今、立っているエリアの真下と斜め上のエリア。それより、ここ、どこ?!」

     どうやら、本当に自分のいるエリアがわからないらしい。
     ・・・・・・・あれ・・・もしかして・・・・・・・・

「そこさぁ、出現したとたん、前方の岸壁に亀裂があって、まわりにアイルーが3匹ほど、ウロウロしていたりする?」
「それっ!」

秘境でやんの。

上位らしい場所の攻略一発目から、秘境に行けるとは、運がいいんだか、悪いんだか・・・


娘、ダウンロード・クエスト以外は、上位の素材集めツアーだけをプレイしていたみたいです。
素材ツアーの場合、スタート地点はキャンプと決まっているので
娘の上位クエストは、この砂漠が1回目のようなもの。



「そこ、秘境ってやつだよ。」
「ひきょう?」
「上位でスタート時に、運がいいと入りこむことができるっていう、ボーナス・エリア。ちょっと珍しげなアイテムが採集できたりする採集ポイントがいくつかあったりする。砂漠だと、壁の亀裂が1箇所、虫が採れる場所が1つ。地上でさがせる場所が2つあるから、採集してから出てくればいいよ。壁の亀裂の右側の通路を進むと、一方通行で見覚えがあるエリアに出られることになっているから。」
「・・・・・ニャルほど・・・・・。虫・・・虫って、どこ?!」
「自分でさがせ、こっちは今、ドスゲネポスと戦闘中!」
「あううう・・・・・」

猫飯で秘境探索が出るたびに、何度も、このクエストをプレイしにきた私なので、実は余裕だったりする。笑

「あ〜、見たことがないものが出た。達人のドクロぉっ?!なんだぁ、これ?」
「終わったら、水辺においで。秘境出て、キャンプにむかって2つめの狭いマップ。」
「わかったぁ。」
「そろそろ終わるから。」
「うにゃぁ〜〜あ〜〜っ!!!」

あわててとんで来た娘、剥ぎ取りタイムには間に合った・・・らしい。






娘は、「捕獲できる状況になった」という見極めが上手いらしく、支給品の麻痺ワナをしかけて、かなりいろんなボス・モンスターを捕獲しているみたいなんです。

私は・・・武器がハンマーのため、1発のダメージ効果が高いことと、攻撃がザツで(←ハンマーが・・・じゃなくて、私が!)、捕獲のタイミングを見逃しやすいこともあって、「たおしちまったゼ」という終了が圧倒的だったりします。
したがって支給される麻痺ワナは、もらっていきません。
捕獲したい場合には、落とし穴が好き。(落とせないボスは、捕獲あきらめっスね。)

麻痺ワナ娘と、落とし穴(あまり利用せず)母が、やはりキー・クエストである、ババコンガに挑戦いたしました。


ババコンガ1体なら、そんなに苦労するクエストじゃないのですが、上位の最初のころのクエストって、やたら、あっちにもこっちにも猪突猛進の大イノシシがからんでくるんですね。
なんというか・・・ドスファンゴ、自己PRしまくり!

あぁいう、だれもかれも巻き込んでマップ中をかけめぐるおじゃまキャラがいっしょにいると、
「イノシシは、まかせた!」
と、言っているわけにはいかないみたいです。
勝手に走ってきて、激突されるから。
ババコンガは後まわしにして、さきに2人でイノシシ退治・・・と思っていると、今度は、どっかからか、無視されたと思った(?)ババコンガの巨体が降ってきたりして・・・・・・

実に、迷惑。



とりあえず、先にイノシシをどうにかして、ババコンガをひっぱたきましたら、娘が
「移動先は、巣だよ。捕獲できるかも。捕獲できるのなら、捕獲したい!」
つうんだわ。
なんか、捕獲サービス素材にねらいめがあったらしい。

ババコンガというと、毎回撃破終了だった私なのですが、希望があるんなら捕獲作業をしてみようか・・・という気になったんですね。
     (ババコンガ捕獲・・・つうのは、初体験)

ホットドリンクを飲んで、洞窟内をのぞいてみたら・・・・・・寝てる。

落とし穴を設置しまして・・・へいへい、こっち〜っ!・・・・・誘導したら、単純そのもので追いかけてきた。

へっ、楽勝っぽいゼ!
次の瞬間、単純ババコンガは、思いっきし落とし穴につっこんでおりました。


頭から。


ババコンガ相手にワナしかけるのが初体験だった私はもちろん、麻痺ワナ専門だった娘も、こういう間抜けな「落ち方」というのは、見るのが初めて。


捕獲用の眠らせアイテムをぶつけたら、そのまんまのかっこうで寝てしまった。

天をむいたピンクのでか尻が、イビキかいて寝ている。

うわぁ・・・・・そうか、そういうものだったんか。
知らんかったゾ。今日まで。

お前さん、やっぱし、ギャグ担当だわ。




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