物欲上等、老山龍を撤退さす?!



だれが最初に言い出したのか、聞くところによると、このゲームには物欲オーラ物欲センサーという独特の言い回しがあり、
「このアイテムがほしいっ!」
と強く思っているものに限って、なぜかいっくら入手できるはずのモンスターを倒しまくっても、その人のところには出てきてくれないんだとか・・・。
たいてい、そうやってほしがられるアイテムというのは、もともと入手しにくい設定になっているんだろうけれど、特別ほしがっているわけじゃないプレイヤーのところには、案外ポロリと出たりするものだから、笑えるのだろう。(いや、ほしがっている人にとっては、笑いごとじゃないのか?)

無欲の勝利ってやつなのかな?

たぶん私は物欲が強そうだから、いずれ、データがしっかりわかってくれば・・・ゲームの神に嫌われて、ほしい物が出なくなったりするんだろうかと恐れていたりします。
(今のところ、ろくにデータが把握できていないものだから、あまり気にならない感じで、もらえるものはもらっておきましょう・・・という平和な状況になっております。)




さて、私が普段ゲーム・ソフトを買いに出かける近所のスーパーマーケットの玩具売り場というのは、一般文房具の売り場でもあるんですね。

おなじみさんになってしまったレジの女性が、私の差し出した文房具を受け取って、
「なに、これ?」
と言いました。
「なに・・・って、見たとおりの ふせん ですが・・・」
「そりゃわかるんだけれど、いったい何に使うんだろうと思って。」

う〜ん、この年齢になると、ふせんを利用しながら、なにか熱心にお勉強でもするようには・・・見えないんだろうなぁ。
100円玉を3つほど渡しながら
「攻略本を買ったんだわ。ところが、あまりにも分厚すぎて、ふせんでもはさんでおかないと、次にそのページを見つけるのに困っちゃうってことに気がついたんだよね。・・・おつり、ちょうだい。」
「あぁ・・・すごく納得。なんの攻略本買ったのよ?」
「モンスターハンター2ndG。」
「なるほど、あの自分で縦に立つ本ね。」



そうなんですよ、ついに買っちゃったの。攻略本を。
もっとも、この種のゲームは攻略本を買えば簡単にクリアできるようになる・・・という類のものじゃないので、各種データを知るために入手したということになります。
これが、めっちゃくちゃ分厚くって、1100ページ以上あったりする。
どこに、知りたいことが書いてあるのか、さがすだけでも一仕事!
    (目次だけでは、足りないってか?)
うかつに、寝っころがった状態で読むことなんかできないサイズですぜ。笑

いまのところ、私にとってまったく何の役にもたたない、ず〜〜っと先の話が半分くらいをしめているんじゃないかという本なので、読みたい部分にふせんを入れておかないと、わけがわからないことになっちゃうんだよね。
いちいち読みたいページを探すために時間をかけていたんじゃ、やっていられないからさぁ。


で、それをあっちこっちひっくり返して、
「あの装備を作るために必要だと言われている材料は・・・どこで入手できるものなんだろう?」
と、地図とかザコ敵とかを調べていったら・・・

どうやら、今の自分の状況のままでは、どれも入手できないことがわかっちゃったんだわ。

う〜みゅ、世の中そんなに甘くないか。
     (このへん、憎ったらしいくらいに良くできたゲームっス!)



で、どうやったら突破口が開けるんだろうと突き詰めていったら・・・
どうやら、最短の方法は、集会所に出てきた緊急のラオシャンロンであるらしい。(接近!ラオシャンロン)
そこを突破できれば、それなりに素材入手場所の地図が自分の頭に入っている場所で物さがしができるようになるみたいだったんです。
さらに、農場の状況も1段階上の素材が出現可能になる様子でしたし。



どうする、どうする?
相手は、この前、村でやった、あのデカイやつの亜種ですぜ。
集会所ということは、村長さんのクエストより絶対に難易度が高いはずだし・・・・・
亜種・・・とついていると、それだけで強め設定になっているゲームみたいだし・・・・・




    モンハンフェスタ’08会場専用販売品:モンスターサイズ早見表08の部分写真
    上下カレンダーにはさまれた美麗イラストの部分が会場に巨大パネルとなって飾られていた
    見学していると周囲から「シェンガオレン脚だけでやんの。」という失笑がわいていたが
    当時の私には、それがどういう意味なのか実はわかっていなかった

    このイラストには完全版?とでもいうものが存在していて
    それを使った超大型カレンダーも会場専用として販売されていた
    そっちには、シェンガオレンもヤマツカミも、イラスト上部にきっちり描かれていたりする




物欲がね、勝っちゃったんだ。

とりあえず、いっぺん様子を見に行ってみようじゃないの?



自分なりに、思いつくものを持てるだけ持って、出張いたしました。
あぁ、見覚えのある砦ですわ。
そこに、今回はなんつうか青っぽい?色をした超巨大モンスターがやってまいります。

攻略本に、火の属性が弱点の1つだ・・・と書いてあったので、武器は火がついているものを持ってきたんですけれど・・・前回同様、接近しちゃったら、まるっきり全体像なんか見ることもできないという、あまりにもでっかい相手に殴りかかることになるんで、効いているんだかいないんだか、ぜ〜んぜん実感というものがつかめませんなぁ。
敵ボスのHP表示がどこにも出ないゲームというのは、つかみどころがなくて苦労いたします。

大タル爆弾Gを何回も爆発させて、お腹の下にもぐりこんでポヨンとした場所をたたきまくって・・・

今まで「撤退クリア」できた場合というのは、制限時間いっぱいまでバトルを続けていたことになりますから、毎度35分間緊張しっぱなし・・・という状況になりまして、この緊張持続っつうのが実は私の年齢になると、かなりきつい。笑
当然クリアできる保証だってありませんので、カウントダウンが始まるころには、この35分の緊張が実をむすぶのか、無駄になるのか・・・もう心臓に悪いこと!!


実は、1回目のチャレンジでは、おもいっきし尻尾にひっぱたかれて
キャンプ直行3度、攻略失敗をやらかしておりますので、
実際の緊張時間は1時間くらいにおよんだんですね。苦笑


物欲センサー関係のジンクスが存在しているとしたら、今回の私のケースは、もろそれ100%ということになりそうなんで・・・
やばいのかな?
    やばいのかな?
        やばいのかな?
左上の時計の点滅にあわせるように、心臓バックンばっくんですよ。

うん、ダメだったらCazさんにメール入れて、次の都合がつきそうな日時を無理やり聞きだして、新幹線に乗って東京に行ったろかいな?!・・・・・・ぶっそうなことを考えていたら・・・・・・

元気に砦を攻撃(?)していた老山龍が止まった!

あっ! このパターンは・・・・・・?!


目的を達成しました。


という文字が、まばゆかったよぉ。
「うざいから、帰ってやるわ。」
と、言わんばかりに、Uターンした老山龍が、立ち尽くす私の前から去って行きました。

やぁった〜ぁ〜っ、これで、沼地と森丘と火山に素材ツアーができるゾっと!!



物欲・・・この程度のことなら、あまりにもささやかすぎて、ゲームの神様も見逃してくれたのかもしれませんね。
ゲームの神様、初心者には寛大であらせられます。




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