仲良しになりたい　　（１）



また、例によって、ろくに結論が出ない、失敗談なんですよ。笑




２００５年、ポケモン映画「ミュウと波導の勇者　ルカリオ」が公開された時、後のダイヤ・パールで初めてゲームに登場する一部のポケモンが出演していました。

マネネ、ウソハチ・・・・・・。

この２体を見た時、
「ふむ、この手の顔は、なつき進化に違いないっ！」
と言い切って、家族から失笑されたんでありますが・・・・・・・・・

はい、はずしましたね、おもいっきり。

マネネ、ウソハチ：レベルＵＰで、ものまねを覚えた直後、もしくは、ものまねを４つの技の中にもっている状態でレベルＵＰすると進化がおきます。

でもさ、「失笑」ということは、私の意見「もしかしたら、それ、ありそう。」という気持ちがどこかにあるから起きることですよね。



「顔」問題はともかく、過去のゲームの中ですでにおなじみになっているポケモンがいて、新しいゲームで、進化前のいわば「ベビィポケモン」が登場したり、新しく進化できるようになったりした時、なついている状態で進化・・・という条件が、妙にはやったことがありました。（金・銀・クリスタルとか）

経験値だけためればいい場合と違って、「なつかせる」というのは、結構めんどうです。
「なつき進化」だと知っていれば問題ないのですが、知らないと、まずい。
「何レベルになっても、ちっとも進化してくれないよぉ〜っ！！」
・・・・・・・・過去に何度か、やってしまいました。

「こうてつ島」コンビ、元ネタ映画ポスター
気に入ったものだから、我が家にはＤＶＤもあったりする。笑

ダイヤ・パールで、思いがけずに入手した「ルカリオのタマゴ」、まぁ、最初は、なんのタマゴか知らなかったわけですし、孵化させたら、なんか、どっかで見たような気がするチビっこポケモンが登場したことになるんですが・・・・・
この「リオル」君が、なつき進化でした。

タマゴを渡してくれる時に、ポケモン映画の伝説の勇者アーロンさんそっくりのゲンさん（使用ポケモンがルカリオ。笑）が、
「生まれたポケモンに、いろんな場所を見せてやってくれ。」
とかなんとか、わかりやすいヒントをくれましたので、なつき進化に違いないと判断して、どこにも連れていかずに、ズイタウンの南北を自転車に乗って走りまわっておりましたっけ。

逆効果だったかねぇ、ゲンさん？

まぁ、ルカリオにした後、あっちこっち連れて行ったから、ＯＫっつうことで・・・・・・

この、ルカリオなんですが、わりとほしがる人が多いポケモンで・・・・・・・なつかせるのが面倒だからなのかなぁと勘ぐったりしているのですが・・・・・・・・



ある時、リオルを２体孵化させまして、さっさとルカリオにしてしまいたい・・・という時があったのです。

１番簡単になつき度を最大にする方法としては、タウリン・ブロムヘキシンなどの薬を、金に糸目もつけずドサァ〜ッと買い込みまして、そら食え、やれ食え・・・とあたえまくれば、一発で「あしあとリボン」「がんばリボン」が入手できてしまうわけなんですが・・・・・
こういうことをする人は、あんまりいない。

ゲーム内の「お金」とはいえ、ためるのは大変だし、後々努力値の再調節が面倒でなりません。



質問
「ポケモンをなつかせるためには、どうすればいいですか？」

答え
「トバリシティと、リボンシンジケートでマッサージを受けさせましょう。
　やすらぎのスズを持たせて、手持ちに入れ、あちこち連れて歩きましょう。」



というのが、普通ということになっているようです。

苦い漢方薬は、与えない。
バトルで、戦闘不能にしない。
状態異常は、さっさと治してあげよう。
バトルでケガしたりしたら、きず薬でなおしてあげたり、こまめにポケセンに行って回復しましょう・・・・・・・などなど、いろいろコツはあるらしいです。

（クリスタル時代だったか、そのポケモンをゲットした付近でバトルさせると、よりなつきやすいというルールがあった時代もありましたっけ。これ、最近はどうなっているんでしょうね。笑）



なんでもいいから、とっとと「なつき度」を上げればいいんだ・・・というわけで、孵化したリオル２体に、それぞれ「やすらぎのスズ」をもたせまして、その１方には、マッサージ２種を受けさせたんですよ。
いちいちバトルに出していたら、時間がもったいないので、自転車に乗って、走れ、走れ！
（我が家には、パルパーク経由でもちこんだ、やすらぎのスズが複数存在しております。）

当然、マッサージを受けているリオルの方が、先になついてくれて、もう１体の方は、マッサージでなつく分、遅れるのに違いない・・・・・と考えていました。

ところが・・・・・・・・

ノモセの東の海岸付近に住んでいる　「ポケモンの歩いた足跡を見れば、気持ちがわかる　あしあと博士」　フトマキ氏に見せたところ、２体とも、あまり時間的に差がない状態で　「あしあとリボン」がもらえてしまったのです。
（マッサージを受けたリオルの方が、ちょっと早かったです。）

あれ・・・・・・・・・？

疑問が起きますよね。


あの、マッサージって、本当に効き目があるの？！

いや、効き目はあったんです。
でも、私が期待しているほどには、効果が抜群だぁ〜っ・・・・・・・じゃなかった。

むしろ、気休め程度。

う〜ん、どういうことなんだろう？



ポケモン・シリーズに登場するマッサージとか、けづくろいの類が、なつき度に良い影響をあたえるということに関しては、ず〜っと言われつづけてきたことなんです。

どの攻略本を読んでも、「なつき度があがります」と、説明されています。

それが、「気休め」程度じゃぁねぇ・・・・・・・

ある日、時間があったので、リオルを３体作ってみました。

リオルＡ：　やすらぎのスズをもたせて、マッサージを２種受けさせます。

リオルＢ：　やすらぎのスズをもたせます。

リオルＣ：　なにも装備させず、マッサージも無しです。

この３体を手持ちに入れて、自転車で走りまわります。



最初、フトマキ氏が説明してくれたリオルの気持ちは、
「ポケモンに　あんまり　やさしくない　ひとも　いるって　いうけど
　なおすけは　どうなんだろう・・・
　○○のこと　だいじに　してくれるかな？　いろんな　ところへ　つれていって　くれるかな？
　ともだちに　なれるかな？」
というものでした。

自転車暴走族（？）の結果、リオルＡは、３５００歩くらいのところで、次の「気持ち」に変化したのです。

「あ〜　なおすけと　いっしょの　ぼうけんは　たのしいなぁ
　○○だけじゃ　いけないような　ところにも　つれてってくれるし
　みたことがない　ポケモンとも　たたかわせてくれる・・・
　なおすけの　ために　もっと　もっと　つよくなるぞ〜！」

ごめん、バトルいっさいしていないし、どこにも連れて行っていないんだけれどね。


当然、この後、リオルＢが、次の「気持ち」になって、よさそうですよね？

ところが、先に、リオルＣの方が、次の「気持ち」になってしまったんです。

Ｃが、６７００歩くらい、Ｂが最後で、８５００歩くらいでした。



変だろ、それ？！


マッサージ問題の他に、「やすらぎのスズ」そのものの性能まで、疑問が出てきてどうする？！


３段階目の「気持ち」は、

「○○と　なおすけは　いきが　ピッタリ　めいコンビ！
　これまで　いろんな　にんげんを　みてきたけど・・・
　なおすけが　いちばん　○○の　きもちを　わかってる！
　いまは　おなかが　すいてるんだけど　もちろん　わかってるよね？」

Ａが、１７０００歩、Ｃが１９０００歩、Ｂが２００００歩くらいの時に確認したら、変化がおきていたんです。
（あまり、こまかい数字でチェックをくりかえしたわけではありませんが、だれかの気持ちが変化したときには、全員の気持ちを確認しています。だいたい５００〜１０００歩ごとにはチェックしたはずでした。）

なんで、やすらぎのスズを持っているＢの方が、もっていないＣより、なつき具合が遅くなってしまうんだろう？

適当な実験なので、誤差はあるのでしょうが、１０００歩違ったら、誤差の範囲とは言わないでしょうねぇ？



結局、最後は、どうなったのか・・・・・と言いますと・・・・・・・

「ポケモンと　にんげんの　あいだに　ゆうじょうが　うまれるって　いったら
　リオルの　なかまたちは　しんじて　くれるかな？
　でも　なおすけと　○○を　みれば　すぐに　わかるよ
　だって・・・・・　○○たち　しんゆうだもんね！」

という、「あしあとリボン」入手セリフが聞けたのは、
Ａが、３００００歩、　Ｂが、３５０００歩、　Ｃが、３５０００歩　の時だったんです。


追いついてどうするっ？！！！



もうね、完全に実験失敗ですな。

なにが、どういけなかったのかは、わかりませんが、とりあえず、頭をひやしてから、もう１度、やってみる必要があることだけは、わかったのでありました。


仲良しになりたい　（２）　につづきます（笑）

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