色違いポケモンの思い出話
ポケットモンスター・シリーズで野生ポケモンとバトルをしていると、ごくまれに、出現したポケモンのまわりに細かい光が広がり、キラーンという効果音が鳴る場合があります。
このポケモンをじっくり見ると、なんか、いつも見かけるポケモンと配色が違っている。
おぉっ、色違いポケモンだっ!!
ちょっと、うれしい瞬間だったりします。
光る以外に、特別「強い!」とか、いいことがあるわけでもないのに、やっぱ見た目のレアさというのは貴重なのか、出会えばゲットしたがるプレイヤーが圧倒的に多いという存在ですね。
この「色違いポケモン」、最初に登場したのは、ポケモン金・銀でした。
旧赤・緑には、色違いポケモンが存在しておりません。
あたりまえですね。旧赤・緑時代のポケモンソフトというのは、カラーじゃなかったんです。
まだ、白黒のゲーム。
色(?)が違っても、たぶんプレイヤー、見分けがつきませんって。笑
金・銀では、今と同様に、登場する251種類のポケモン全部に「色違い」の設定があったはずなのですが、なかなか出会えるものではありません。
ただし、ゲーム内のイベントとして、1体だけ、必ずプレイヤー全員が「赤いギャラドス」に出会えるチャンスというものがありました。
ダイヤ・パールのスタート直後に主人公の家のTVで「赤いギャラドス」がどうのこうの・・・という番組が流れているのは、金・銀を元ネタにした笑いだったのかもしれません。
この「赤いギャラドス」、人気がありましてねぇ・・・・・・
金・銀には、ルギア、ホウオウ、エンテイ、ライコウ、スイクンという伝説がバーンと存在していたんですが、それらと同じくらいの意気込みで、皆さんゲットしたポケモンだったりします。
ゲットして、バトルに出すと、毎回キラキラ光ってくれる。
それだけで、なぜかうれしい!
当時の「色違いポケモン」というのは、色違いになる条件のせいで、可も無く不可も無い程度の強さだったのですが、なぜか皆、使っていたなぁ。
でね、ギャラドスの色違いがいるのなら、他のポケモンの色違いもほしくなるわけですよ。
なんとか出会えないものかと、さがしまくるのですが、ねらって出会えるものではありません。
私が、初めて、ギャラドス以外の色違いに出会ったのは、「自然公園」の「虫捕り大会」でした。
毎週、火・木・土曜日に行われるイベントで、「強そうな虫をつかまえよう」という、なんともアバウトな大会です。
この大会の間は、自然公園に出現するポケモンの種類が限定されるのですが、どれが「強そうなポケモン」なのか、プレイヤーには、ちっともわかっちゃいません。
出てくるポケモンは、キャタピー、ビードル、トランセル、コクーン、バタフリー、スピアー、コンパン、パラス、ストライク、カイロスなんですが、普通に考えて「強そう」な昆虫であるストライクやカイロスをゲットすれば、勝てる・・・・・という話じゃなかったんです。
キャタピーが優勝する場合もあったので、もしかしたら、個体値なんかが審査対象だったのかもしれません。(当時、一般のプレイヤーは、種族値、個体値、努力値などの裏設定については、ほとんど知らなかった時代の話です。)
プレイヤーが出場させられるポケモンは1体だけ。
相手をねむらせたり、まひさせたりできるポケモンであれば、有利になりますが、強すぎて、一撃でたおしてしまうようなポケモンじゃ、利用できません。
使用できるボールも、20個支給される「パークボール」と決まっていましたので、ほしいポケモンを必ずゲットできるという保証もなかったことになります。
制限時間は20分。
1位の賞品は「たいようのいし」だったので、賞品ほしさに参加するものの、なかなかうまくいかなかったりする。笑
金・銀には、サファリパークにあたる場所がありませんので、この大会がサファリと同じような役割になっていたようにも思います。
カイロスとストライクは、この大会限定で出現するポケモンです。
ここで、苦労してストライクをゲットしておけば、「みねうち」が後々役に立ったりしました。
この、不確定要素満載の虫捕り大会で、よりによって、カイロスの色違いが出現したんです。
さぁ、困った!
ほしいんです。
ほしくても、ゲットできる保証がない。
慎重に・・・慎重に・・・・・・しんちょ〜〜に!!!
HPけずって、ねむらせて・・・・・・投げたパークボールがピタリと静止したときには、躍り上がってよろこんでいました。
ストライクやカイロス(出現率が両方とも低めでした)をゲットして提出すれば、優勝できるケースが多かったにもかかわらず、この超レアであるはずの色違いカイロス、大会では勝てないというオチがついてしまいましたが、まぁ、そんなことは、問題じゃないよね。
色違いだ、色違いだ、うれしい、うれしい、うれしい!!!
色違いカイロス? ちっがぁ〜〜う!!
当時、名古屋港某会場で開催されることが多かった同人誌販売会に、ポケモン関係の一角がありました。(同人誌以外の販売もあったんです。)
ポケモンイラストを描いたすてきなコースターを作っている女性がいまして、いつとはなしにゲームの話をするようになっていたんです。
カイロスをゲットした後、その販売会にでかけて行って、
「色違いのカイロスをゲットしちゃった!」
と話かけたら、やはり、色違いネタというのは皆さん関心があったらしい。
そのへん一角の売り子(なぜか、圧倒的に大人ばっかし!)さんたちも、話に加わってきて・・・・・・
「俺も、○○をゲットしたんだぞ。」
「私も、○○を見つけたんだけれど、たおしちゃった。残念。」
てな具合に会話がはずみまして・・・・・・・
中に1人、
「初めて出会った色違いがケーシィだったの。」
「うんうん。」
「光るだけ光って、テレポートして、逃げちゃったの。」
「・・・・・・・・・・・・・。」
しぃ〜〜〜ん。
これは・・・・・笑えない。
後に、私自身もケーシィの色違いに出会ったのですが、この話が記憶にありましたので、後先考えずにマスターボールぶつけてゲットいたしました!!
もう1つ、こっちは、笑ってもいいのかな?
「色違いのコイキングを釣り上げたんだ。」
「どんなんだ?」
「黄色!まぁ、金だと思いたい。」
「おぉっ、すごい!」
「でも、コイキングだから、どうしようもなく弱い。」
「そりゃ、しかたがないだろうが?」
「だから、経験値をためて、進化させようと考えたんだが・・・」
「おまえ、コイキングを進化させちゃったら、だれでも持っている赤いギャラドスだろうが?!」
「うん・・・・・・・だから、進化させることもできやしない。」
私が2回目に出会った色違いポケモンは、モンジャラで、カイロスに続いて、これも、一見しただけで「色が違っている!」とハッキリ区別がつくポケモンでした。
で、3回目がコンパン。
これも、目玉の色がまったく異なっていますので、わかりやすい色違いポケモンです。
ところが、そのうち、プリンの色違いに出会ったんですね。
色違いだったはずなんです。
出現した時に、キラーンと光りましたから。
よろこんでゲットしたのですが・・・・・・・・これが、わからない。
あたりまえのピンクのプリン色をしていましてね・・・
ためしに、普通のプリンを並べてみたんですが・・・・・・・・どこがどう「色違い」なのか、さっぱりわかんない。
プリンって、そんなに複雑な格好のポケモンじゃないでしょ?
ピンクで、丸いだけ。
間違い探しをする場所もないくらい、単純な姿をしているはずなんですが・・・・・
家族にも見てもらったんだけれど、やっぱりわからない。
同じに見えてしまう。
考えて、考えて・・・・・・・・・そのうち、息子が気付きました。
目玉の色が微妙に違う!
どこどこっ!!
青っぽいのと、緑っぽいの!!
??
おぉっ!!!
金・銀は、ゲームボーイ時代のソフトですからね、今と違って、ハードそのものも、あまり明るい画面じゃなかったんです。
もちろん、小さな画面です。
小さな画面のポケモンの、いくらプリンの目玉が大きめとはいえ、そもそもがちっちゃな一部だけが、確かにちょっぴり色違いになっておりました。
これ、気が付かないって、普通!!
おそらく、明るくなったDS、DSライトでプリンの色違いが出現すれば、もっとハッキリわかることだろうと思います。
まぁ、昔のハードの限界による笑い話ってことでしょうか?
最近、パールのノモセ大湿原で、ウパーの色違いに出会いました。
記念すべき第1号色違いのカイロスといい、なんで私は、ゲットできる保証がない場所で、やたら色違いに出会ってしまうんでしょうかねぇ・・・ぶつぶつ。
これが、1回サファリボールを投げて失敗したら、即、逃げてしまうようなポケモンだったら、むしろ、最初からあきらめムードだったかもしれません。
でも、ウパーなら、わりとゲット率が高めです。
とれるかな? とれるかな?
どきどき ドキドキ・・・・・・・・
まぁ、心臓に悪いこと。
1回目。 失敗。
ウパーは、ようすをみている。
2回目。 またまた 失敗。
ウパーは、ようすをみている。
ウパーは、のほほ〜〜ん。
プレイヤーは、心臓が、バックン、バックン。 大笑
3回目。
サファリボールが、おおきくゆらいで、一度、二度、三度・・・・・
ついに、ピタリと静止してくれたんです。
ほぉぉ〜〜〜っ・・・・・・・・。
全身、脱力。
もう、今日は、これで、風呂入って寝ようか・・・・・・って気分。
サファリパークで、色違いゲットに成功したのは、GBAソフトでコード実験に利用している特殊なケースを別にすると、初めてだったんです。
(コードを利用している専用ソフトでは、色違いコードと同時に、確実にゲットできるコードを併用していました。)
だから、知らなかったんですが・・・・・・・・
色違いポケモンって、最初、出てきた時に、光がひろがって、キラーンと効果音がでますよね。
あれ、1回だけでしょ?
いくら、色違いでも、始終光まくっているわけじゃありませんよね?
サファリで、2回失敗して、ボールから出てしまったウパー君、
「ウパーは、ようすをみている」
と表示されるたびに、また、光って、キラーンと効果音が出たんです。
ゲットに成功するまで、合計3回、光が広がって、キラーンと効果音が出ました。
へぇ〜〜っ!よく、光るなぁ。
これって、サファリ限定だったんでしょうか?
確認したくても、次に同じ状況になるのは、いったいいつになるか、さっぱりわからないことみたいです。
蛇足:この色違いのウパー君、どの程度の強さなのか、ためしに調べに行ってみました。
すると、普通程度の個体であるらしかったのですが、唯一、すばやさだけがかなり高いポケモンでした。
すばやさにすぐれたウパー!!
・・・・・・・・・もともと、ウパーのすばやさってねぇ・・・・・・・・・
ま、光るので、良しってことですか。苦笑
追記:
色違いポケモンが、1回のバトルで複数回光ることについてのメールをキーさんからいただきました。
それによると、色違いポケモンというのは、プレイヤーがボールを投げて、うまく入らなかった場合には、再度光って、キラーンという効果音が出るもののようです。
サファリに限りません。
たとえば、最初のターンで、とりあえずクイックボールを投げて失敗した場合、もう1回光ってくれることになるわけです。
よぉし、次に出会ったら、クイックボールを投げてみよう!!
・・・・・・・・・それって、いつなんだ?苦笑
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