日本人と言えないかも?

ご当地検定DS



大人ゲーマーがプレイしていても、不思議ではないソフトの1つ、「ご当地検定DS」を、ちょっぴり体験しました。

日本全国都道府県1つ1つについて、その地域に関する質問に答えてみましょう・・・という感じのゲームですね。

都市名、産業、特産品、方言・・・さまざまな「地理」的クイズを楽しむことができます。
問題は、初級・中級・上級の3段階になっていて、初級に合格すれば、中級に進むことができ、それに合格できれば上級に挑戦できるようになります。
合格すると、地域を象徴するようなカードがもらえることになっていますし、問題が進めば、全国規模での情報事典みたいなものを作っていくことも可能になっています。

真剣に取り組めば、バッチリ社会科のお勉強になりそうです。



まずは・・・正解できないようじゃダメですから、大丈夫そうなところからチャレンジ!


大丈夫そうなところって・・・・・・・どこよ?



名古屋で生まれて、名古屋で育ち、結婚して20年ちょい、岡崎市に生活しましたが・・・愛知県ばっかりじゃん!
大学時代に4年間、東京に住んだ以外、他の県をまったく知らないプレイヤーだってことに気が付きました。

なんか、最初っから、ダメっぽい予感がひしひし。

(旅行に行く・・・といって、読んだ観光案内なんかって、役にたつものなんでしょうか?)




「愛知県」を選択しまして、初級のクイズに答えていきます。
さすがに、ず〜っと住んでいますから、大抵のことは正解できます。
きわめて、すなおで、まじめな質問だと思います。

楽勝で合格しまして・・・中級に進みます。
ここも、問題ありません。

上級になると、難易度があがりますが、長年住んでいる県の話、合格ラインを割ることはありません。

ふむ、こんなものか。(余裕)



ところが・・・・・・・

「隣の県のことくらいなら、わかるだろう。」
と、三重、岐阜、静岡に挑戦したのですが、もう、この段階でダメ。
初級は、なんとかなります。
でも、中級あたりから、ヤバくなる。

「4年間生活したんだから・・・」
と、東京を選択しても・・・・・・・初級程度。



さすがに、あわてまして、いろんな場所にチャレンジしたんですが、せいぜい、初級が合格ラインを越える程度なんです。
まるっきりわからない問題が続出します。

愛知県の問題の出方を考えれば、どの県でも、同様の基本的なことがらが質問されているに違いないのですが・・・・・・・わからない!

うわぁぁ〜〜

こんな成績じゃ

胸張って、日本人です・・・なんて言えないかも?!



・・・・・・・・・社会科(地理)、苦手だったしなぁ・・・・・・・・・・




ここで、ちょっと頭を冷やして考えてみます。



手も足も出せない問題というのは、どういうものなのか?



まず、方言関係、これは壊滅的です。

例:「大阪で、○○○のことをなんと言うでしょう?」
     4択。

都道府県がTVドラマなどの舞台になっていたりすると、そこで見たり聞いたりしているケースがありますので、正解できることもあるのですが、基本的に知らないことは、考えたってわかりません。
(確率4分の1の選択問題で、たまたま当たっても、意味はないですよね。)

とても面白い方言が多数収録されていますから、これは今後、楽しみながら覚えていくことができるだろうと思っています。


ちょっと気になるのは、充分知っているはずの「愛知県」の問題で、まったく聞いたことも、使った経験もないような「方言」が出題されていたことです。
私は、名古屋生まれで、三河地域にも20年以上生活したのですが、尾張・三河、いずれでも「聞いたことがない」単語が出てきました。
愛知県の場合、名古屋弁と三河弁というのは、県内の代表的な方言の形態なのだろうと思うのですが、両方で生活したことがある私が知らないということは、かなりマイナーなものになったりしないでしょうか?

「ねぇ、愛知県では、○○○のことをXXXXって言うの?」
と質問されたとしたら、即座に
「言わないよ。」
と返事してしまいそうな話なんです。

こういうマイナーな問題が混ざってくると・・・ちょっとねぇ・・・。



もう1つ。
これは、ゲーム・ソフトにも、たぶん私自身にも非があるわけではない・・・という問題があります。

時間の問題というヤツです。

私は理系に進みましたので、主に学校で地理関係を勉強したのは、高校までということになります。
でね、学生時代に、○○県XX市の主要農産物は、これこれです。日本の総生産の○位をしめています・・・・・というようなことを学習したとします。

それ、全部、小・中・高時代だった当時の日本の地理なんです。
もう、ず〜〜っと以前のお話。

ゲーム・ソフトは、最新の情報を元にしてできていますから、頭の中身とデータが合わない!

○○県XX市、もう農業なんかメインじゃないよ、今じゃ大工業地帯・・・こういう話はいっぱいあります。
息子や、娘が使っていた社会科資料集をチラリと見たりしたら、まるっきり私が知っていることと別のことが書いてありますからね。
世の中、どんどん変化しているわけです。

で、日本全国の変化具合を、脳みそファイルに更新しまくっている人というのは、専門家以外だと、そういるものではないでしょう。
私は・・・完全にサボっておりました。

同じ社会科でも、歴史関係は、そうそう全体がひっくり返るようなことはありませんが、地理の場合は、あっという間についていけなくなってしまいます。



ここだけの話、私の頭の中の「世界地図」は、アフリカ大陸がまだ暗黒の大陸時代のままでして、ろくに国境線がひいてありません。
○○領 XXXX という文字がいっぱい散らばっておりました。

頭に「西」と「東」がくっついていたドイツや、ソ連については、なんとか更新したつもりなんですが、アフリカについては、お手上げ状態です。(苦笑)

日本地理でも、同様のことが起きていることになります。



う〜〜ん・・・・・・・

これを機会に、少し日本地理の情報を更新したほうがいいでしょうか?
でないと、

愛知県人ではあるが、日本人ではない

ということになりそうで、怖いです。




もどります



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