ビッパ きにしない きにしない (前編)

                          仲間内でのGTSポケモン交換実験会について

あらかじめのお断り事項:
私が考えた、本文に登場するGTS表示の選択方法の「仮定」は、後日、まちがっていたことが判明しました。
その点に関しては、「キーさんの電話質問」と題して、別の場所に紹介いたします。
本文は、「仮定」のまま、変更しておりません。





ある日、いつもポケモン関係でお世話になっているキーさんのブログで、面白い話がもちあがりました。


2007年2月14〜15日に、ポケモンだいすきクラブが提案して行われた、ポケモンダイヤモンド・パールGTSでのコイキング交換イベント(行け、幸せ運ぶコイキング)と類似したポケモンの交換会を、仲間内だけで、することができないだろうか・・・・・というものです。

発案者は、キーさんのブログに来ておられるザクアさん。

いや、発案者というか、最初、半ば冗談まじりの話だったので、「言いだしっぺ」と言った方が案外、的を射ていたりしてね。



とんでもない数の入会者がいる「ポケモンだいすきクラブ」と違って、友達コード利用のWiFi通信ならいざ知らず、広いGTSを利用して、めざす特定の相手のポケモンと、交換ができるはずがない!・・・・・・・・・・・・・

そんなの、無理でしょう?

そう考えるのが普通だろうと思いました。



しかし、ここで、キーさんたちは、「待てよ・・・・・・・」と、考えなおしたのです。

仲間が数人であったとしたら、これは、やるまでもなく、無理な企画です。
でも、キーさんのブログを訪問している人数をチェックしてみると・・・・・・かなりの数が記録されています。
もちろん、通りすがりで、そのまま居なくなってしまう方もいらっしゃいますが、常連さんもいっぱいいる。

呼びかけをしたら、面白い実験ができるかもしれない。



さっそく、キーさんのブログに、ポケモン交換実験会(?)の企画が掲載されます。

いろいろあって、最終的に決まった計画は・・・・・

対象となるポケモンは、ビッパ。
実行は、2007年2月27日。午後5時〜8時。
     (後日、思わぬ原因判明のため、日時の変更がありましたが・・・)
参加者のポケモンであることを判断するための材料として、交換に出すビッパのニックネームの最初の文字が「ゆびをふる」のいずれかの文字で始まっていることが原則。
ビッパには、メールをもたせ、その文章の中に「ゆびをふる」(注)が入っていること。


コンセプトは、


広いGTSの中
目指す相手に逢うことはできるのか?



こ〜んな、面白そうな話を聞いちゃったら、じっとしていることなんかできません!

日頃こっそり楽しませてもらっている、あのホームページ、このブログの管理人さんたちがゲットし、GTSにあずけたポケモンを、交換でもらってくることができるかもしれない。
よぉっしゃぁっ、ビッパ、ゲットしに行くぞぉっ!!!

・・・・・・・・はい、お祭り大好き人間ですから・・・・・・・・・


(注)ゆびをふる:企画の管理をすることになったキーさんのブログの題名をネタに、目印として提案されたものです。



企画途中で入ってきた情報によると、こういうホームページ・ブログなどで参加者をつのって、ポケモン交換会をする企画というものは、わりとあるものらしいです。
交換対象となるポケモンは、だれもが簡単に準備できるものでないと困りますから、ビッパやムックルなどは、利用されることが多いそうです。

そうなると、できるだけ他の交換会と日時がかぶらないようにしないといけません。

つってもねぇ、こればっかりは、調べようがないことです。

それで、あえて、GTS利用者が多いだろうと考えられる土・日をはずそうということで、2月27日が選ばれたそうです。



ところが、この27日(火曜日)というのは、WiFiの定期メンテナンスの日だったんです。

し、知らんかった。

そりゃ、当然あるでしょうね、メンテ。
でも、具体的にその日時は、全然知りませんでした。
     (毎週、火曜日、午後4〜8時だそうです。)


キーさんも、まったくご存知なかったことだったようで、相当慌てられたようです。
だって、すでに、日時の発表をしてしまっていましたからねぇ。
年度末の忙しい時期に、実験会参加のため、その時間帯にパソコンの前にすわっていられるように、仕事の日程操作などをしている参加者さんも、おられるに違いありません。

キーさんの調査によると、定期メンテナンスなので、完全にWiFiが利用できなくなるということはないけれど、つながりにくくなるというものなのだそうです。

それにしても、最初計画した時間帯がもろ、メンテナンスとぶつかってしまっては、問題がありすぎです。

(いままで、某ゲーム攻略サイト専用メールで、何通もキーさんとのメール交換をしてきましたが、あんなに慌てているキーさんのメールは、初めてでした。企画の責任者をするのって、たいへんなことなんだなぁ。私みたいに、面白い話にぶら下がっているだけなら、のんきなんだけれど)



かなり悩んだあげく・・・だったことでしょう、実行計画が変更されました。
スタートは、27日の午後8時。
深夜は、あずけっぱなし「休憩」ということにして、終了は、翌28日の午後8時くらいということになりました。
丸1日の計画ということになります。

これは、管理人さん、たいへんだよ。

でも、この変更によって、
「この時間帯なら参加できます!」
という声があったのも事実でした。






さて、完全にミーハー気分で、
「ねらうは、だれそれさんのビッパ!」
とか、ウキウキと、よからぬ計画をねっていた私なんですが・・・・・・・・・・・



一応、この交換実験会を利用して、解けたらいいなぁと思っているナゾは、いくつかあったんです。

その、1番大きなものは、
「ポケモンをさがす」で、あずけられたポケモンをチェックした時、画面に登場する相手は、どういう基準で選ばれているのだろうか・・・・・・ということです。



私がダイヤ・パールをプレイして、初めてGTSを利用したのは、すでに、490番までの全国図鑑が完成した後でした。

ためしに、適当な「ポケモンをさがす」と・・・・・・・交換してもらいたいポケモンは、

ディアルガ            パルキア
              エムリット              ユクシー  
      アグノム        ミカルゲ(レベル100)


おいおい・・・・・・・・

別のポケモンのところに行っても、


ディアルガ      ディアルガ     ディアルガ
    パルキア       パルキア       パルキア


そりゃね、伝説ポケモンがほしい・・・・という気持ちは充分わかりますよ。
もらえるものなら、私だって、ほしいです。

でも、こういう交換をするのであれば、当然

等価交換が原則


というものでしょう?

どうしてもディアルガがほしければ、自分も、それに相応するポケモンを出す覚悟が必要だろうと思います。

パルキアを出します。だから、ディアルガを下さい。
グラードンを出します。だから、カイオーガを下さい。

・・・・・・これならば、交換も成立するでしょう。

でも、

そのへんでゲットしたてのビッパと、ディアルガ(レベル100)を取り替えて下さい。

はい・・・・・と言ってくれる人がいるはずがない。

それなのに、どのポケモンを見に行っても、交換してほしいポケモンには、伝説もしくは、極めてレベルの高いポケモンばかりが表示されています。

GTSの利用者って、馬鹿ばっかしそろっているんじゃないのか?
・・・・・・・・・GTS体験初日は本気であきれかえってしまいました。


それでも、ためしに、なんらかのポケモンを「あずけ」て、翌日くらいに確認に行くと、ちゃんと希望しておいたポケモンがやってくる。

私が「あずけ」るポケモンは、たいてい、GBA時代であれば、簡単に入手できるけれど、ダイヤ・パールでは、入手に1手間かかりそうなポケモンたち。
ダイヤ・パールで新たに進化することができるようになったけれど、材料の入手が少々面倒なポケモンたち・・・・・など。
かわりにもらおうとしているポケモンは、普通にプレイしていれば、そのへんで簡単にゲットすることが可能なポケモンたちです。
(目的は、ID増やし・・・・・というヤツですね。)


「あずけ」ておきさえすれば、普通に交換が成立するのですから、あたりまえの形でのポケモン交換を希望しているGTS利用者は、表面に出てこないだけで、実はいっぱいいることが想像できます。

じゃぁ、なぜ、「さがす」画面には、伝説希望がぞろぞろ陣取っているのか?
これが、さっぱりわからなかったんですよ。



さらに、日数がたつと、今度は、通常プレイでは、絶対にそんなポケモンは存在していないよ・・・・という交換相手を希望するプレイヤーが増加してきました。


アグノム(レベル10未満)



こういう、ありえないポケモンとの交換希望については、だいたいの説明がつきそうだと思います。
最初から、ポケモン交換をしようとしているのではないんです。
裏技のためですね。

GTSを利用して、ポケモンをふやすという裏技が出てきたのです。
ポケモンそのものをふやすだけでなく、その「あずけた」ポケモンに貴重なアイテムを持たせておけば、アイテムふやしにも利用できるという裏技。

この絶対条件として、

ポケモン交換が成立しては、いけない


というものがあります。
そうですよね。
うっかり、交換希望者があったりしたら、あずけたポケモンが返ってこなくなってしまいますから。
そこで、この種の裏技をするプレイヤーは、交換できない条件を入力しているわけです。

やたら、アグノム(レベル10未満)が目につくのは、あいうえお順で表示される交換希望ポケモン名の中で、最初に出現する伝説タイプのポケモンだったからにすぎません。




こうやって、GTSを見ていると、だんだんとその仕組みがわかってきます。

「さがす」をした場合、交換相手として表示されるのは、おそらく交換を申し込んだ古い順で、交換がまだ成立していないものなのではないか?

一般ポケモン→伝説ポケモンでは、交換が成立することは、ほとんどありません。
最初から、交換できないポケモンが入力されていたのでは、「売れ残り」になるのが当然です。

だから、いつ、どこで「さがす」をしても、表示される相手が希望しているのは、伝説であったり、きわめて高いレベルが希望されているものであったり、そもそも存在しているはずがないようなポケモンばかりになってしまったのではないでしょうか?

とりあえず、裏技のために利用している人は、裏技に満足した段階で帰っていきます。

でも、伝説を希望している人の場合は、本人があきらめるまで残留することが多かったりする。笑



もしも、私の仮定が正しいとすれば、この「古い順」で「さがす」に表示されるというシステムは、かなり「さがす」利用者にとって迷惑な点が多いやり方ということになります。
かと言って、じゃぁ、どういう順番で表示するのがいいのか・・・・・・と言われたら、他に公平な方法がある・・・・・というわけじゃないんですけれどねぇ。





とりあえず、今回のビッパ交換実験会においては、この「古い順?」「伝説希望がいっぱい」というのは、最大の難点になると考えられました。

ビッパを「さがした」時、まずは交換相手に、
「交換希望、ビッパ。 ♂♀ きにしない。 レベル きにしない。所持アイテム:○○メール」
が、出てきてくれないと話になりません。

こういう希望者の中に、目的の「ゆびをふる」実験参加者ビッパがいるかどうかをさがすことになるのですから。



最近のGTS(特にビッパ)は、どうなっているのだろう?

交換実験の話を聞いて以来、毎日ビッパの「さがす」を覗きに行ってみました。

相変わらずみたいでした。



キーさんともメールで話したんです。
「伝説希望者、まずいよねぇ。」
「なんとか、ならんかね、あの伝説!」



すでに、私の家族も、この実験のことを知っておりましたので、晩飯タイムなんかに冗談半分、無謀な発言が登場したりしました。
邪魔者は、消すに限る!


いや、あの、消すっつったってねぇ・・・・・・・・・


「さがす」画面から消す方法は、ただ1つ。
邪魔になる交換希望を、とっとと交換成立させてしまえばいいことになります。


でもさ
ディアルガ、パルキア、○○○レベル100・・・・・・・そんなもんが、手持ちにゴロゴロしているのであれば、とっくにやっとるわい!

正常な神経なら、1回のゲームで1回しかゲットするチャンスがないようなポケモンや、せっかく丹精こめてハイ・レベルまで育て上げたポケモンを、そうそう易々と交換できるものではありません。

そんなことが、もしできるとしたら・・・・・・・

たぶん、方法は、あるんです。

そう、外部機器とコードを利用して、該当するようなポケモンを作ってしまうことです。
おそらく、コード関係のお勉強をすれば、ディアルガだろうが、パルキアだろうが、レベル100だろうが、逆にありえないような、低いレベルのポケモンだろうが、簡単に「作成」できてしまう世界なのではないでしょうか?

それらをあらかじめ、どっさりと作っておいて、GTSにもちこめば、邪魔な相手は、バンバン消してしまえるにちがいありません。

でもね・・・・・・・・・

それだけは、私のこだわりが許さなかったんです。




私は、外部機器やコードを利用してゲームを楽しむこと自体を否定する気持ちはありません。
個人的にそれらを利用してゲームをするのは、本人の自由だと思います。

でも、「改造データ」を、WiFi関係に持ち込むことだけは、してほしくない人なんですよ。

ゲーム・データに手を加えたポケモンがWiFiに流れたら、もし、そのデータになにかがあった場合、WiFi全体に問題が発生してしまう可能性だってあります。

まぁ、そこまでいかなくても、GTSの場合、
「私は、改造関係とは、かかわりたくありません!」
という考え方のプレイヤーさんのところに、一方的に「改造ポケモン」が到着してしまう場合もあるのです。

改造とかかわりたくないから、GTSに参加しません・・・・・こういうプレイヤーさん、何人か実際に知っています。
でも、それって、悲しいです。
逆だろうと思います。
つまり、改造データは、GTSに持ち込まない、これが私のこだわりだったんです。




というわけで、さすがに、伝説ポケモンだの、レベル100ポケモンだのは無理だとしても、交換可能なポケモンを希望しているプレイヤーさんに、希望ポケモンを、さっさと提供することができたとしたら、自分がさがしている相手を、より有利に発見できることにはならないだろうか?

理屈では可能ですよね。
交換が成立して、邪魔になっているプレイヤーさんがいなくなれば、その空いた場所には、新しい希望者が表示されることになります。
もしかしたら、それは、実験参加者であるのかもしれない。

ある日、キーさんにメールをしました。

「・・・・・・・・・・もし、そんなことができたら、いいよねぇ。」
「お掃除か、できたら、いいなぁ。」

きっと、キーさんも、ビッパ「さがす」の場所を、何度も何度もチェックしに行っていたのに違いありません。
ビッパ→伝説希望山盛りの現状は、ため息のもとだったことでしょう。




個人の力なんか、GTSの前には、無力に近いとは、わかっています。
でも・・・・・・・・
なぁんにも、やらないであきらめているよりは、

やって、玉砕!

の方が私の趣味だったりする。
     (わぁ〜、ヤバい人!)

GTSで、普通の交換希望が提示された場合、どんなポケモンが人気ポケモンなのか、かなり傾向はつかんでいるつもりです。

この日から、私がやったことは、GBAポケモンシリーズでのポケモン集めとパルパークへの移送。そして、ズイの育て屋さんでの、タマゴ作りだったり・・・・・・・・・。

(中編につづいたりして・・・・・・・)

もどります



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