図鑑はコンプリートする物?
以前、ファイナルファンタジーがプレイステーション用ソフトに移植された時、ゲームに登場する魔物の図鑑が登場しました。
この種の「おまけ」って、最近のゲームには、よくありますね。
バトルで勝利した魔物が「図鑑」に登録される・・・・・とか、
入手したことがあるアイテムは、どれくらいある・・・・・とか、
あなたの宝箱回収率は、何%なのだ・・・・・とか。
知らなければ、知らないままで
「最後の敵に勝っちゃったからなぁ。」
と、ゲームを終了したかもしれないのですが、こういう統計やリストみたいなものがあって、あからさまに
まだ、出会っていない魔物の場所が 「?????」
なぁんて表示してあったりすると、気になってなりません。
「?????」を探して、またダンジョンに出かけていく・・・というプレイヤーは、結構いたりしそうです。
今回のPSP版にも「たおしたことがある魔物が登録される図鑑」というものがありまして、四角ボタンを押すと、その一覧表が見られます。
一般的に攻略順と思われる地域に出現する順番に、魔物の画像と、各種能力、経験値、もらえる金額、落とすかもしれないアイテムなどが調べられます。
これ、自分がポケモン・ファンであるせいなのか、「図鑑」というと、完成させたくなっちゃいましてねぇ。苦笑。
ポケモン図鑑なら、完成させると、なんたら博士から「全国図鑑」がもらえたりして、プレイ内容が増加したりするんですが、FFの場合は自己満足しかありません。
それでも集めたくなるんですから、そういう性質のプレイヤーなんでしょうね。
FF小ネタ。入れない井戸。
町などにある井戸を○ボタンで調べると
「入れそうで入れない井戸です。」
と、わざわざ説明されることになっていました。
PSP版でも健在ですね。
ドカンがあると入ってみたくなる・・・スーパーマリオ・ファンを
意識したネタだったのだろうと思われます。
後日、ドラゴンクエスト・シリーズで、入れる井戸というものが出現して
FFのネタを知っているゲーマーは、大笑いしたものです。
今回PSP版には、各地に「おまけ」ダンジョンと呼んでいいような場所が追加されています。
シナリオ上の特定のボスに勝利するごとに、攻略許可がされる場所なんですが、どうやら、それらの場所には、「おまけ」にしか出現しない魔物が配置されているらしいです。
これが、結構な数、いるんですよ。
どうということもない、弱い魔物もいっぱいいますが、たまに強めの魔物も出てきたりする。
さらに、特定の階層に行くと、
ゲスト出演です!
と言わんばかりの、各種FFシリーズのボスたちが、てぐすねひいて、待ち構えていたりします。
最初に攻略許可がされる「おまけ」ダンジョンには、FFIIIに登場した、闇の世界の4体のボスが出現します。
彼らだけは、「私がボスですよ。」と、ちゃんと居場所を示すシンボルマークで、マップ上に表示されていまして、話かけてバトルに突入すると、BGMも、FFIIIのボス戦専用音楽(FFIII: Battle No2)が流れ出す・・・という趣向になっています。
みごと勝利すれば、必ずアイテムが入手できることになります。
(経験値とお金は0ですが・・・)
このアイテム、本来のファイナルファンタジー(20年前バージョン)には存在しなかったアイテムだったり、武器・防具だったりしますので、とても楽しみな戦利品です。
1つめのおまけダンジョンのゲスト出演ボス
エキドナとアーリマン
たしか、こいつらがFF史上最初のメテオをぶっぱなしてきたと記憶しているんだけれど・・・
当然、FFIの世界には存在していない魔法ということになります
え? そんな・・・オレら、どうしたらいいの?!
なぁんて、思っていたりしてね。
(ゲストだから使える設定かもしれませんが、
さっさとたおしちゃったので、どうなっているのかわかりませんでした。笑)
ファイナルファンタジー(I)の世界というのは、最後の敵の下に四天王にあたる4種類のカオスがいるという敵組織(?)になっていまして、この形式のせいで、FFIIIからのゲストは「闇の世界の四天王」ともいうべきボスたちが選ばれたのだろうと思います。
で、2番目に攻略できるようになる「おまけ」ダンジョンは、さっきがFFIIIのゲストだったものですから、今度はFFIVのゲストが待っていることになります。
こっちは、IVでそのものズバリ四天王とされていた中間ボス御一行様。
もちろん、バトルBGMは、FFIV四天王バトル専用ミュージック(FFIV: Fight No.2)。
IVの攻略順番と出てくる順が違っているあたりが、少々気になったりするんですが・・・笑
四天王紅一点、風のバルバリシア
今回、私好みの美人さん映像だったので、バトル忘れて
しばしナイス・バディに見入ってしまいました!
魔物の衣装につっこみ入れても不毛なんだけれど、
この魅力的な胸にひっかかっている、あるかなしかの布地
「ヒモ」もなぁんにも無いのに、どうやってひっついているんだろう?!
こういう、どうでもいいところばかり見ているのが、女性プレイヤーの目ってやつですかね?
四天王最強の男、火のルビカンテ
敵とは言え、正々堂々、非常に好感の持てるボスとして有名
なにしろ、バトル・スタート時にパーティのHP・MPを全回復してくれちゃうんだ。
全力でかかってこい!
こんな台詞は、本当に自信がなければ、はけるもんじゃないね。
(事実、強敵でボロボロにされるのがオチだったりする)
今回も、彼らしい台詞が用意されていて
「われは 火のルビカンテ
お前たちが 立派な戦士か
確かめさせてもらおう」
と、長めにしゃべるのですが、残念ながら全回復はしてくれなかったなぁ。
・・・・・・・・・というわけで、図鑑をコンプするために、現在、おまけダンジョンをゆるゆると攻略中だったりします。
本編の攻略途中で適時やっておけば、有効な武器・防具が入手できて良かったのかもしれませんが、実はシナリオ上の最後の敵とは、すでに1戦やっちゃった後だったりします。
(いや、シナリオをクリアしておかないと、当時、ナイト用・最強の武器だった「エクスカリバー」を作ってもらったり、ラストダンジョンで「まさむね」(←これが、FFIの1番強い武器でした)を入手したりできませんからねぇ。強敵がそろっていると予想される「おまけ」の攻略は、そろえるものをそろえてからでいいだろう・・・と思ったんです。)
ということは、シナリオ上の最後の敵(←これだけは、バトル後のセーブができませんから、図鑑登録は1番最後になりそうです)以外、本編の方は全部そろっているのか・・・・・というと、隙間があったりしてね。
バトル後のセーブについて:
本編の最後の戦いの後、クリア証明のセーブを残すことは可能です。
しかし、これは、図鑑の登録状態を2周目以降のニュー・ゲームにもちこすためのセーブであり、
つづきのゲームはできないことになっています。
したがって、図鑑などをそろえるまでは、最後のバトル直前のセーブを使用して、
先に、おまけの攻略をすることになります。
なんで隙間があるのか・・・というと、実は、ファイナルファンタジーには、とてもレアなザコというのが存在しているからなんです。
過去、何度かプレイしていますから、どこにどういうレア敵が出現するのか・・・という情報は知っているのですが、出てこないものはどうしようもありません。
それでも、意識的に粘ってみたんですが、なぜか、アイアンゴーレム(ラストダンジョンに出現するはず)が残ってしまっています。
これ、そんなに、レアな魔物だったかなぁ。苦笑
FFのレア敵というと、「チラノザウルス」と「デスマシーン」が有名です。
チラノザウルス・・・・・・ティラノザウルスじゃなくて、チラノザウルスというあたりが、歴史を感じますねぇ。
私が子供だったころ、恐竜の図鑑なんかを見ると、たいてい「チラノザウルス」という表記がされていました。
当時の日本人の発音に「ティ」という音が一般的じゃなかったからなんです。
紅茶のことを「ティー」ではなくて「チー」と言ったり、「ティッシュペーパー」のことを「チッシュペーパー」と言って、若者たちから笑われる年配の人がいますが、昔は「ティ」がなかったんだから、しかたがありません。
う〜ん、これでいくと、そういう人たちは、FFXの主人公を「チーダ君」と呼びそうで・・・・・さすがにそれは、私もイヤかな?
この太古の恐竜さんが、ルフェイン人の町の北方向にある湖近辺に、たま〜に出てくるんです。
なかなか出会える相手じゃないのですが、うっかり出会うと、その強さにぶっとんだりしてね。まぁ、レアなザコというものは、強いというのが相場だった時代です。
(1994年4月発売のスーパーファミコン版ファイナルファンタジーVIの時代になると、同じ恐竜の表記が「ティラノザウルス」に変化いたします。87年12月から6年数ヶ月の時代の流れなんでしょう。笑)
もう1つの「デスマシーン」は、4番目のカオスがいるフロアに出現します。
「浮遊城」の5F。
階段からボスである「ティアマット」がいる場所まで、狭い通路が一直線。
(このボスの名前は、当時からティアマットなんですね。よかったね、チアマットじゃなくて。)
ほとんどのプレイヤーさんは、さっさとボスとバトルをして、勝利できれば、その近くの脱出ポイントから、はい、さようなら・・・と帰ってしまいます。
通路で、ザコとエンカウントすることは、せいぜい多くて1回あるかないかという場所。
文字通り、隠しモンスターと言っていい存在なんでしょう。
たいてい、だぁれも気付きもしません。
私が最初にこの存在を知ったのは、ファミコン時代の攻略雑誌の記事でした。
浮遊城5Fのレア・モンスターに出会ったことがあるか?!・・・・・・というヤツですよ。
もちろん、知りませんでした。
雑誌の記事になるくらい、レアな魔物だったんです。
今回も、同じようにレアな敵として存在していると予想されましたので、一本道の通路を行ったり来たり。
何度も何度もザコとバトルをくりかえし、そろそろ、飽きたころに、ようやく出現してくれました。
こちらが、超レア・モンスター「デスマシーン」
今回もめちゃくちゃ強敵設定であります。
ちなみに、↓こちらが、その場所のボス「ティアマット」
はっきり言って、デスマシーンの方が強かったりします。
もしも、運良くというか、運悪く通路でデスマシーンに出会ってしまったら
レベル30そこそこのパーティの場合、迷わず逃げろと言われた
ザコでした。
やってくる特殊攻撃は「かくこうげき」
・・・・・・・・・いいのか?それ・・・という技だったりします。
攻撃はきついは、1ターンに100ポイントもHP自動回復するは・・・
「にげる」を選択すれば、逃がしてくれるのが、救いですな。
ただし、たおせば、膨大な経験値とお金がもらえることになっております。
異様に強い、私のパーティでしたので、無事勝利したのですが・・・・・・・
図鑑を見て、びっくり!!
なんと、今回、この超レア・モンスターが「源氏の鎧」所持者ということになっていたんですよ。
ザコがバトルの後で「落とす」アイテムの場合、なかなか入手が困難になります。
それが、よりによって、レアかつ強敵をねらわないと入手できないことになっているとは・・・・・・・
う〜〜ん、メーカーさん、これは、きっついです!!!
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