ウネさんに英語を習いたい



このゲームで、空を飛べる段階になると、オンラクという町に行くことができるようになります。
この町の東側の海底に、古い神殿が沈んでいることになっています。

その神殿には人魚たちが住んでいるのですが、おだやかで友好的な人魚が住んでいることは、さほど問題ではありません。
まずいのは、水のカオス:クラーケンという魔物が住み着いていること。
これがいるために、どんどん、海が汚染されていくことになってしまいます。
もちろん、人魚たちも困っているわけです。.

なんとかしたいのですが、なにしろ水中。
息ができませんので、潜る方法がありません。
   (飛空艇はあっても、潜水艦はない世界なのな。笑)

妖精だけが入手できる「くうきのみず」というアイテムがあれば、水中でも空気の心配がなくなるという話なのですが・・・・・・・




あっちで話を聞いて、こっちでアイテムを入手して・・・・・
ようやく、海底神殿に到達すると、そこには、いろいろの財宝が沈んでいます。

その中に「ロゼッタ石」という「だいじなもの」があります。

えぇ〜、大英博物館にある「ロゼッタ石」とは別のものなのですが、ゲームの中でも、役割は似たようなものです。エジプト学のシャンポリオン先生はゲームに登場しませんので、ウネさんという学者に渡して、特別の言語がわかるようにしてもらうことになっています。




行くのに飛空艇が必要になる北の大陸に、ルフェイン人が住んでいる街というのがあるのですが、彼らは特別の言語を話しますので、知らずに街を訪問しても、なに1つ会話が成立しないんですよ。



何をたずねても、ル・・パ・・ガミ・・ド?


かつて、たいへんに高度な文明を築いたと伝えられているルフェイン人は、なんと、天空高くに浮かぶ「街」を作り、そこで「天空人」として暮らしていた時代もあったとか。

コンピュータやロボットなども存在した文明だったようですが、今では、その浮遊都市(浮遊城)に風のカオス:ティアマットが陣取っていまして、倒しに行きたいのですが、会話がなりたたないんじゃぁ、その場所に行くためのヒントも聞けず、どうしようもない。
   (なんか、ものすご〜く、なさけない話みたいだなぁ。)

それで、情報を集めていたわけなんですね。



この、ルフェイン語の研究家であるウネさん、1番最初の土のカオスを攻略するためのベース・キャンプに利用した町とでもいうか、ずいぶんボロボロにされた場所に住んでいまして、自称:天才的な学者。
でも、世の中には、あんまり知られていなかったりする。

それどころか、いよいよ、ロゼッタ石を届けなければならない段階になってから、
「ウネって人、どこにいるんだ?」
なぁんて、プレイヤーからも、完全に忘れ去られていたりする場合があります。

(覚えていましたよ、私は!!
 本当ですってば。
 ウネさん、どこ・・・という質問は、FFの攻略サイトの掲示板を見ると1つや2つはありますが・・・)




「ロゼッタ石」を入手した後で、ウネさんに話しかけると、俄然いままでとは態度が違ってきます。



ちょっと、その石を見せてみたまえ。
おぉ・・・・・・・っ!
こ、これこそ「ロゼッタ石」ではないか!

これさえあれば、ルフェイン語の解読が可能になる・・・!

なるほど・・・! わかったぞ・・・!
そうか・・・!
そういうことだったのか・・・!!




自称:天才、うそじゃなかったのかもね。


都合のいいことに、あっという間に、ルフェイン語の解読が可能になってしまいます。



ビックリするのは、これからなんだ。
てっきりウネさんが、通訳として同行してくれるのか・・・と思っていたら、そうじゃなくて、

「いいだろう。
 お礼に、君たちにも教えてやろう。」

と申し出てくれる。
いや、こっちは、言語学の天才でもなんでもない「クリスタルに導かれた戦士」達ですんで、1つの語学を習得するために、時間をさいているヒマがないんですけれど・・・汗


でも、「・・・教えてやろう。」の後の○ボタンを押したとたん、身振り手振り、ウネさんの語学研修が始まってしまいまして、ものの30秒もたたないうちに

「よし、これで君たちも、ルフェイン語がわかるようになったはずだ。」
と、免許皆伝を宣言されてしまいました!!


ウネさん、すげぇっ!!



講義というより、パントマイム講習会みたいに見えてしまった点は、あえて突っ込むのを止めておきましょう。

この状態で、ルフェイン人の街に行くと、たしかに100%言葉が通じるようになっているんですから、文句はつけられませんよ。笑




う〜むむむ・・・・・・・。

ウネさん、いっちょ私にも、語学を教えてくれませんかねぇ。
いや、ルフェイン語は話せなくていいですから、実用的なところで、まずは「英語」とか、30秒くらいでペラペラにしてもらえたら、うれしいんですけれど・・・。

今から20年前に、ファミコンでファイナルファンタジーをプレイした学生さんの多くが、きっと同じことを考えたんだろうなぁ。





ところで、会話が可能になってから、ルフェイン人たちと話をすると、ゲーム攻略に関係するヒント以外にも、普通の会話も聞くことができるわけです。

どうやら、主人公たちが利用させてもらっている「飛空艇」は、ルフェイン人たちの祖先にあたる「シド」という人物が開発したものである・・・という設定になっております。

FFシリーズで常連となっているシドという名前の人物。
主に、「飛空艇」関係でその名前が出てくるパターンが多いのですが、第1作の設定で、すでに、そうなっていたんですね。

それはいいんですけれど、このルフェイン人たちの衣装を見ると、全員が天使ルックとでもいうか、いかにも、ふんわりと空中に浮かびそうな服装をしているのが特徴です。
技術者だったり、パイロットだったり、校長先生だったり、歴代いろんなシドさんがいるのですが、天使ルックのシドさんというのを想像してみると、なぜか笑えてしまうのは、なんでなのかなぁ・・・
   (個人的にFFVIIでパーティメンバーになってくれるシドさんのファンだったりします。)




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