暗算は苦手


少し前の話になりますが、私の部屋に息子がやってきまして、

「大人のDSトレーニングって、どこにある?」

・・・・・・と、「脳を鍛える 大人のDSトレーニング」を持って行きました。



なんでも、愛知県の教員採用試験の2次には、面接の他にクレペリン検査があり、その練習をするんだとか・・・・・・・

クレペリン検査
横にズラリと並んだ数字の足し算を繰り返すテスト方法
何段かある足し算の列を1分ごとに下の段に変更しながら計算させ、
その作業曲線から、情緒の安定性や、仕事にかかる時の態度、適応力などを
検査する方法であるらしい


一桁の足し算ができないはずもないし、この検査で1番問題になるのは作業曲線なので、なんのための練習なのか・・・と質問したら、

「やっぱし、間違いの数が多かったり、作業数が少なかったりしたら、検査結果が良くないんだよ。」

とのこと。


なるほどねぇ。
でもさ、いつも思うのだけれど、この教員採用試験、毎年くそ暑い真夏に行われるんですよ。
ろくに空調も効いていない教室で、延々単純計算をやらされたら・・・・・・・まともな結果が出てくるものなのかどうか・・・
だれも、疑問に思わないのかなぁ?

たぶん私が、猛暑の中で、この種の検査を受けたら

いらいらしがち
持続性が無い
単純ミスが多い
なげやり
やけっぱち傾向・・・・・・などなど

ろくな判定がでないだろうと思っちゃうんですけれど。



この時、息子は、日頃あまりする機会がない単純計算の練習を、「大人のDSトレーニング」の中にある一桁の足し算、掛け算などの答えをタッチペンで記入するトレーニングでやってみようとしたわけですね。





その時は笑っていたんですが・・・・・・

ゲーム販売コーナーの新作紹介の場所に、「タシテン」という名前のDSソフトが並ぶようになったんです。


ある日、本を読んでいた主人公が、不思議な妖精に連れられて到着した場所が、数字計算をする世界だった・・・というお話。

夢の世界で突飛な体験をする名作「不思議の国のアリス」みたいな、夢オチになるのかどうかはわからないんですが、とりあえず、プレイヤーにできることは、ひたすら単純計算の正解をだす作業ばかり。


足し算をして、答えが10(もしくは、10の倍数)になるようにするのが基本なのですが、この計算問題が、実にいろんな方法で出してこられるので楽しい。


そう、数字を「たし」て、10(ten)にするゲームなので、「たしてん」つうんですわ。




3つ4つの数字をみせられて、さぁ、これは、全部たすと「たしてん」ですか?・・・というパターン。

4つ程度の数字をみせられて、「たしてん」にするのに、無用な数字はどれ?・・・というパターン。

4つ以上ある数字の、どれとどれを加算したら「たしてん」?・・・というパターン。

計算記号(+とか−とか)を、どう使ったら「たしてん」になる?・・・というパターン。




う〜ん、算数がきらいな子供でも、こういうゲーム方式で計算の練習をさせたら・・・喜ぶかもしれませんなぁ。
(ゲームであるので、時間制限があるのが難点。学習ソフトとして役立てるのであれば、あの時間制限をなんとかしないといけないでしょう。)



どうやら、シナリオ(?)が進むと、10および10の倍数を作る問題以外にも、3の倍数とか4の倍数とかの計算を楽しむ場所がありそうな感じです。




最初、なめてかかったのですが・・・・・・・・・

      ほら、たかが、一桁の計算ですし・・・

はい、次、ほら、次・・・と、どんどん問題が出てくると、いかに最近、この手の単純計算から遠ざかった生活をしているのかが、明らかになりますね。

たぶん、私、同じゲームを小学生とプレイしたら、ボロ負け確実ですよ。



つうことで、ちょっとずつ時間をさいてプレイしているんですが、これ、「大人のDSトレーニング」や、息子のクレペリン検査用練習と同じケースですかねぇ。
   (疲れるんで、ちょっとでいいです。ちょっとで。笑)
少なくとも、ボケの防止にはなりそうだ・・・と思ったりしております。




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