コミカル&センチメンタル&デスメタル・・・って、何?


みずいろブラッド


いつも利用させてもらっているゲーム販売店で、ずいぶんとかわいいパッケージを見つけてしまいました。

丸っこいボディにピンクの車輪。
ひたいに「み」というひらがなが書かれている、ロボットらしい女の子(?)が、これ以上もないくらい、ハッキリきっぱり「ラブレター」に見える封筒をもっているゲーム・イラスト。


な・・・なんだろう、これ?

お花が乱れ飛んでいるのは、まぁいいとして、顔のついた「かまぼこ」や「ロールケーキ」みたいなものもいるし・・・

一番下にはあおり文句なのか、「コミカル&センチメンタル&デスメタル」・・・・・・・1個ずつの単語はわかるけれど、3つそろって「&」でくくられているゲームって、どんなんでしょうね?




疑問に思って、箱をひっくり返してみたら、どうやらゲーム内容は、ミニゲームの集合体であるらしい。


なんか、文字入力のあるクイズとか、しりとり、簡易シューティングなどがあるらしいです。

普通なら、きっとスルーしちゃったんでしょうが、あまりにも「訳わからん」あおりの連発が気になってしまいまして、つい、衝動買いしてしまいました。

なにしろ、パッケージの裏側には
    「ゆかいでシュール
     でもちょっぴりバイオレンス

ときたもんだ。

      ますます、わからん!

ゲームは1〜4人(ワイヤレス通信でしょうね)用で、ジャンルは「即死系ハチャメチャラブコメディ」!

これで、どんなゲームかわかったら、その人、たいしたもんなんでしょうねぇ。汗


私、この時「ゼルダの伝説・夢幻の砂時計」の予約にでかけたはずなんですが・・・
あぁ、人生なんて・・・わからないってか?




スタートしてみましたら、完全にミニゲームの連続ですね。

このひたいに「み」の字の女の子ロボットが、ヒロインの「みずいろ」ちゃん。
1年間学校に通って、お勉強をすることになっています。
この「お勉強」にあたるのが、たいてい、ミニゲーム。
1か月は、だいたい2〜3回の登校(?)で、どんどんカレンダーが経過していきます。

コミカルでセンチメンタルで、ゆかいで、シュールで、バイオレンスなのは・・・実は、この女の子だったりするかも。

一目ぼれをした「かとうくん」という男の子がいるんですが、心とは裏腹に、ちっともアタックができません。(ストーカーまがいのヤバい行動は、やってくれるんですが・・・汗)

親友(?)かつ最大のライバルでもある、顔のついた「かまぼこ」の女の子と、ハードな学校生活をくりひろげてくれます。
なにしろ、ロボットなので、ミニゲームで完敗して、空から16トンの謎の物体が落下し、ペッチャンコにされても、いっこうに平気。
授業中に、よそごとをしているのが先生にバレて、一刀両断、身体を真っぷたつにされたところで、次の瞬間にはピンピンしている・・・という、漫画的世界がつづきます。

うん、深く考えたら負けサ!!



まぁ、しいて言うなら「どこでもいっしょ レッツ学校」に似ているかな?
笑いの方向性が違っているかもしれませんが・・・。





とにかく、どんどん進むものですから、一気にプレイしてしまいまして、気がついたら幽霊タイムだったんですが、1日で終了。
忙しいゲームです。

でね、娘にも押しつけてみた。
すぐ、エンディングが見られるゲームだから・・・・・ってね。





ミニ・ゲームの種類としては、「しりとり」「この漢字をよみなさい」「穴の部分にはいる文字を記入しなさい」「タッチペン使用でアクションをして、かけっこしなさい」という、小学校低学年でも参加できてしまう内容ばかりです。

ただし・・・・・・・・

一筋縄ではいかない問題が山盛りだったりする。汗
     というか、ほぼ、全部が一筋縄じゃないよ。



たとえば、「しりとり」。
最初は、ただのフリーのゲームですが、やがて「今回は2文字だけで答えましょう」とか、問題の語尾が全部特定の文字で終了する状況になっているとか・・・・・
「い」で始まる単語、15個もひらめきますか?

(時間制限有りで、タッチペン記入方式なので、ちゃんと書かないと読んでもらえません。字がへたくそだと、それだけで進行しなくなっちゃったりします。汗 汗)



たとえば、「この漢字をよみなさい」。
草かんむりがついている漢字がポンと出るのですが・・・最初の5つくらいはいいとして、だんだん見かけない漢字になっていき、15問終わるころには
「こんなん、絶対に当用漢字じゃないぞっ!!」
状態。笑

魚偏の漢字は、お寿司屋さんでもなければ、使わないようなものばっかしだったしなぁ。



漢字の別バージョン。「この人名をよみなさい」
歴史上の有名人の名前がポンポン出てくる。
土方歳三、徳川家茂、織田信長・・・・・・・・
     これをタッチペンで、「おだのぶなが」とか書きこみます。
やっぱし、15問の終わりころには、
「それって、だれ?」
って人がぞろぞろ。大笑



たとえば、「穴うめ問題」
テーマ○○○の単語です。穴の部分に入る文字を書きましょう。
今回のテーマは「恋愛」です・・・・・なぁんてのがある。
テーマにそった単語にしないとペケなんですね。

この発展形には、「地名穴埋め」「人名穴埋め」なんかもあります。
さらに、すごいのになると「死語」の穴埋めというのもあった!!

死語の穴埋め・・・これ、どう考えても、小学生できないよ。
生まれていないころに存在していた単語なんか知るはずないもん。
小学生どころか、大学生の娘も知らん単語があったらしい。
いや・・・実は、私でも知らない単語がありました。
い、いつの時代の死語?!


「人名穴埋め」の場合には、外国の有名人がよく出てきます。
音楽家、画家、哲学者、科学者・・・・・・・・
念のために、言っておきますが、バッハやモーツァルトという名前を知っている人は、普通にいっぱいいますが、そのファーストネームやセカンドネームまできっちり覚えている人は・・・・・そうそういないでしょう?
穴埋めする場所は、ファーストネームの部分だったりセカンドネームの一部分(一文字)だったりする。

知るかよっ!!

たいてい「感」記入ですな。
これが、わりと当たるから不思議だ。苦笑

     ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ
     ジークムント・フロイト
     ヨハン・ゼバスティアン・バッハ などなど・・・・・・

娘は、まるでわからなかったらしく、ブーたれていました。
「世界史専攻していないんだよっ!!」

いや・・・・・世界史の教科書にも、そこまで詳細には載っていないんじゃないでしょうか?
   (最後は感だけで答えを書いていた、世界史専攻の私)


「じゃぁ、日本史専攻の君は、人名読みのゲームなら全問正解できたんだろうねぇ?」
「うっ・・・・・・・」

ダメだったらしいです。
理由ですか?

長曾我部元親!


「長すぎるんだよっ!!」

あぁ、時間切れってやつですか。大笑
ちょうそかべもとちか・・・10文字か・・・・・・・書き損じしたら確実にアウトでしょうね。






などなど・・・・・・・

ワキャわきゃとプレイすればOKのゲームでありまする。

う〜ん、実は、1年経過して、最後の最後の場面で、とんでもネェ大事件が勃発することになっているんですけれどね・・・・・・・

いやもう、それまでの、学園物とまったく無関係としか言えないようなストーリィ展開!
それ、クリアしないとエンディング見られませんので、がんばって、なんとかすることになっちゃいます。



えぇ〜、大人がプレイする場合、たぶん、数時間でクリアできてしまいますので、お値段分、もとがとれるかどうかは判断がむずかしいです。

でも、お子さんが「やりたい!」つった場合に、買い与えて、真夜中にちょっと、おとうさん、おかあさんがプレイしてしまう・・・というのなら、意外に楽しめるかも。

あ、だれか、「お友達がもっている」という場合は、それを子供さんに借りてきてもらって、夜中にやっつけて(←このあたり、ラストの大事件の伏線。笑)しまうというのもいいだろうと思っています。



というわけで、最近プレイした、私の「1日シナリオ・クリア」報告でした。
(思考タイプ・ミニ・ゲームとしては、いいできだと思いますよ。全問正解オール金メダルをめざすつもりなら、かなり難易度の高いこだわりプレイになりそうなゲームです。)




もどります



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