1種類じゃなかったんだ


くりきん ナノアイランドストーリー



春に、近くのスーパーの玩具コーナーで 「くりきん」 という、意味不明の題名が付いたゲームソフトを見かけまして・・・・・。

説明を読んだら、育てゲーの要素があるRPGらしかったんですよ。
ポケットモンスター、モンスターファームなど、バトル要員をゲットして育てて冒険(?)するゲームというのは、わりと好きなタイプなんで、こいつはどうなんだろう・・・と、さらに説明を見ますと・・・

ゲットして、育てて、バトルさせる「物」は、「きん」なんですね。


「きん」・・・・・・・・「菌」であります。

菌?!


バイ菌とか、細菌とかいう単語がある、あの「菌」にバトルさせるんですね。


「菌」というのは、人間の目に見えていないだけで、どんな場所にでも、実にいろんな種類の「菌」が生息しているんだ・・・ということは、わかるんですけれど、それをゲットしてきて、バトルを体験させて育てながら、シナリオを攻略していこう・・・というゲームだったんです。



ポケモンなんかなら、ある程度、そう、ペット並以上のサイズがありますから、当然「脳みそ」つうものもあるでしょう。
トレーナーと仲良しになることもあれば、命令にしたがって行動もしてくれそうです。


「虫」をゲットしてきて戦わせるというパターンのゲームも・・・子供の世界には、甲虫やクモなどをバトルさせる遊びが、昔からありますので、なんとな〜く理解できてしまいます。


でも・・・・・・顕微鏡のお世話になりそうなサイズの生き物の育てゲーなんですか?



意表をつかれましてねぇ。

発売日に買ってしまいました。



くりきん・・というのは、「菌」の種類の名前で
もっとも普通にいっぱいいる菌であるらしいです

ナノアイランドというのは、物語の舞台となる島の名前です

主人公は、島の外から、引っ越しをしてきたばかりの少年(もしくは少女)という設定



このゲームが発売されてほどなく、学生さんの夏休み休暇をあてこんで、多数のゲームが続々と発売されましたので、ついつい、そっちを先にプレイしたくなってしまい、攻略が後回しになってしまっています。

面白いんですけれどね、育てる必要があるものですから、どうしても時間がかかってしまうんですよ。
(実は、シナリオがすすめば、それなりに使える菌を、高いレベルで入手できるようになってくるはずなんですが、やはり、そこはそれ、最初からお世話になっている、自分が育てた菌たちを、連れて行きたくなってしまいましてねぇ・・・。練習試合→レベルUPを繰り返しているわけです。)


あんまり、時間が経過してしまったんで、「攻略本」のほうが、クリア以前に発売されてしまいました。
う〜ん、そろそろ、本腰を入れないとダメですねぇ。苦笑





育てゲーのバトルは、1対1もしくは2対2くらいが普通なんですが、なにしろこのゲームでは、微小な菌がバトルの主役です。

1種類対1種類、2種類対2種類のバトルなんかがあるんですが、団体戦なんですね。

シャーレ(バトルする場です)の中には、使用する菌のサイズ(S、M、L)に応じて、決められた数の菌が、ワワワ〜ッと入れられていることになります。
しかも、繁殖力が強いので、バトルの最中にも、菌が増殖するという世界。

バトルの勝利判定にもいろいろあって、相手を全滅させることが勝利条件という場合もあれば、時間内のバトルで、残った数が多い方が勝ちという場合もあります。
    (勝利条件の1つですから、繁殖力というのは、馬鹿にならないんですよ!)

じゃんけん(グー、チョキ、パー)と同じタイプの、こいつには強いが、あっちには弱い・・・という基本性質の組み合わせがありますので、1つのタイプだけ育てても、勝ち抜くことはむずかしいです。

酸性シャーレに強い、アルカリ性に強い、中性(酸・アルカリに影響されない)、高温が好き、低温が好き、中温(温度に影響されない)・・・菌ごとに設定が細かいですから、できるだけ、いろんな種類の菌をゲットして、育てている方が有利になります。

でも、当然、全部やろうとしたら、時間がかかってしかたがないわけですね。
まぁ、そのへんは、臨機応変にってことでしょう。





主人公は、物語の舞台になる「島」に、引っ越ししてきたばかりですから、「菌」のことは、なぁんにも知らない状態でスタートします。

学校で「菌」のことを勉強しながら、シナリオがすすむので、心配はいりません。



どうやら、人にはそれぞれ「こゆうきん(固有菌)」というものが付着しているようで、1番最初にそれを抽出することから物語がはじまります。

ポケモン・シリーズでいうなら、最初の3体から、1つを選ぶシーンみたいなものですね。

島の外から引っ越しをしてきた主人公なので、島では見かけることがまったくなかった「こゆうきん」が抽出されることになっています。

私の「こゆうきん」は・・・・・・・・

「たぬキン」でした。



たぬき・・・・・・・。

まぁ、いいんだけれどね・・・・・・・・。



最初、知らなかったものですから、この「こゆうきん」というものは、プレイヤー全員、同じものがもらえるんだろうと思っていたんです。

でも、「攻略本」の菌一覧を見たら・・・・・プレイヤーごとに違っているものだったんですね。



実にいろんな「こゆうきん」がありまして、主人公が男の子なのか、女の子なのか、どんな名前なのか・・・いろんな条件によって、どれか1つが選ばれるようです。

さらに、性別が同じで、名前もいっしょにしても、DSが違っていると、別の「こゆうきん」になってしまうということなんですよ。

もしも、私が、我が家にある別のDSで、「なおすけという名前の女の子」を選択していたら・・・別の種類の「こゆうきん」がもらえていたことになるらしいです。



う〜〜ん、そうとわかっていたら・・・・・・・・、もっと魅力的な「こゆうきん」がいくつもあったんですけれどねぇ。

たぬき・・・・・・・ですか。

一種の「神の声」だったんでしょうか?


したがって、もしも全種の菌を収集しようと思うのであれば
他のプレイヤーさんと通信バトルをして、相手のこゆうきんをゲットするか
「すれちがい通信」で、運にかけるか…難易度の高い作業になりそうです。
まわりに、よほど、いっぱい、同じゲームをしている人がいないと不可能でしょうね。

ちなみに、このゲームでは、「すれちがい通信」とは呼ばず
「すれちがい
感染」という表現が使われております。
・・・・・・・・ちょっと、インパクト強すぎなんですけれど・・・




10章くらいまでは、「きんバトル」についての基本を勉強しながら物語が進んでいきます。

で、ポケモンの主人公がポケモンチャンピオンになることを目指すように、「きん」のことを勉強する学校生活を楽しんだり、「きんバトル」の公式戦に参加して、優勝をめざす・・・という感じのストーリィ展開なんだろうと思っておりましたら、どうも途中で、「試合」や「公式戦」とは別の、なんともきな臭い事件が発生してくるんですよね。

本来、学生がからむような事件ではなく、大人(警察とかその他もろもろ)が動かなければならないような内容なんですが、ゲームなんで、主人公たち(子供)が、それにしっかりまきこまれてしまうわけです。

まぁ、こういう展開は、ゲームなのでお約束なんでしょう。

攻略途中なので、どういう結末になるのか、まだわかっていません。




いろんな「場所」から「きん」を探しだしてくるのは、楽しいですし、それをバトルさせて、たま〜に、シャーレに入れた「きん」の組み合わせによって、「新しいきん」が生まれてくるという設定も興味深いです。

集めることが好きな人には、魅力あるゲームでしょうね。

ポケモン図鑑を完成させたくて、あたふたした私の場合、ぜひ、登場する「きん」を全種ゲット(?)してみたい・・・という希望はあるのですが、例の「こゆうきん」問題があります。

まわりに同じゲームをプレイしているお友達が多数いないと、到底集めることはできそうにありません。
こういう場合、大人ゲーマーというのは、つらいものです。



まぁ、「こゆうきん」は、あきらめるとしても、通常プレイで入手できる「きん」は、集めてみたいものです。

なんでも、8月の下旬にDSステーションから、「隠しきん」ともいうべき特別配布が予定されているようなので、それは、もらいに行きたいと思っています。




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