召喚魔法の話 2



リバイアサン (FF史上最低の中ボスがいる場所)

1000年前に封印された強力な武器を入手するため、4つの石板をもとめて、各地を攻略するイベントの最後に、「イストリーの滝」という場所があります。

第3世界というのは、攻略の自由度が高いように見えて・・・実は、ある程度順番が決まっているんですね。

どこそこをクリアしないと、空が飛べない・・・とか、こっちを先にクリアしておかないと、入口が開いてくれない・・・とか。

3番目と4番目の石板は、「フォークの塔」をクリアして、潜水艦が利用できる状態にならないと、入手することができません。
でも、実は、3番目の「大海溝」と4番目の「イストリーの滝」は、どっちの攻略が先であってもかまわなかったりするんだな。難易度も・・・似たりよったりかなぁ・・・
魔物の攻略方法を知っていれば、「大海溝」のほうが、絶対楽だと思いますが。

「大海溝」の魔物は、ほぼ、アンデッド。
「うた」のレクイエムを連発すれば、攻略できてしまいます。
打撃攻撃なんかすると、特殊なカウンターでろくでもないことをされますので
やめておいたほうがいいでしょう。


「イストリーの滝」は、水気の多い場所なので、雷系魔法がよく効く魔物が多数出現します。

ただし、この時期としては脅威的ともいえる「トンベリ」が出現する場所でもあります。
まぁ、好戦的な魔物じゃありませんので、出会ったら即「とんずら」を決めておけば、危険性はありません。
たおす予定の場合は、あらかじめ、召喚魔法「オーディン」を入手しておいて、「ざんてつけん」を利用するのが一番でしょう。
充分な実力もないうちから、普通の攻撃で立ち向かっても、接近されて「包丁」で戦闘不能にされるのがオチだったりします。笑



最深部で、石板を入手し、もどろうとすると、行く手を魔物がふさいで、えらそうに語りかけてくることになっています。

FFVのラスボスであるエクスデスは、「次元の挟間」に封印されている多数の魔物たちを自軍にひきいれて、親分気分になっているのですが、いったい、どういう状況で大量の魔物が彼の軍門に下ったのか・・・このへんを解説してくれる役割をもっている中間ボスなんですね。

まぁ、最初は、お約束で、その石板はわたさんぞ・・・とか言いながら出てくるわけです。


う〜ん、どうやら、エクスデスは、「無」の力を入手したら、自分が王様にでもなって、魔物ばかりの世界を作ってやる・・・とでも言っていたんでしょうか?

ここまで、ゲームを見てきたプレイヤーは、
「無の力って、そんなもんじゃないんだけれどなぁ・・・・・・」
という反論がひしひしと湧いているところなんですけれど。苦笑

「無」の力:
人間を支配するための力なんてものじゃなくて、
人間を滅ぼす力でもなくて、
すべてを文字通り「無」に帰すためのもの。
使ったら、人間も魔物も、あらゆる生命も、その場所すらも
なぁんにも残らないような、とてつもない力なんですよね。
もしかして、だまされていないかい魔物軍団?

まぁ、とりあえず、状況説明はしてもらえたので、裏側の事情なんかを納得して、さぁ、じゃぁバトルいきましょうか・・・と、その気になったとたん・・・

中間ボスの背後の大瀑布から、巨大な海竜が出現します。
直後に・・・



プチッとな・・・・・



・・・・・・・・・・・・・・・。


最低だよね。
事情説明だけして、バトル・シーンもなしに倒されてしまう中間ボス。(←固有名詞すら無い!)

私、今までに、実に多種類のゲームを攻略してきましたが、ここまで情けない扱いを受けている中ボスを他に見たことがありません!

もし、同様のケースをご存じの方がいらっしゃいましたら、そのゲーム名を教えてください。
ぜひ、プレイしてみたいと思いますから。(あ、悪趣味か?)



このまま、出現したリバイアサンを無視して、第4の石版を持ち帰ることも可能なのですが、できれば、バトルに勝利して召喚獣を入手しておきたいところです。

もともと、このリバイアサン

我が水の力・・・
すべてを流し、全てを浄化する力・・・
「無」と戦う力を持つ者にのみ
この力を授けん!



なぁんちゃってね、主人公たちに協力する気、満々なんですよ。

魔法(サンダガとか)をヒットさせると、タイダルウエイブがきますので、「さんごの指輪」を装備して、水属性ダメージ吸収できるようにしておくことをお薦めします。


「封印の本」という1000年前から伝わる書物がありまして、
「無」の力よみがえりし時、「封印の本」は光の戦士に語りかけん・・・
という具合に、その本が語りかけてくることになっています。

エヌオーと戦いし、我らの12の武器をクーザー城に封印する。
封印を解くカギ。4つの石版。
1つは、過去の魂と共に土に守られ
1つは、島の神殿の中に風に守られ
1つは、海の底より深い場所に炎に守られ
1つは、打たれる水の裏側に水に守られん。
我らのしもべを封印する。
封印を解くカギ。4つの石版。
石版を動かす時、我らのしもべも復活する。
白と黒、究極の魔法。
時空魔法、メテオ。
海王リバイアサン・・・そして、竜王バハムート
この本を扉にささげよ、さすれば封印への道は開かれん。

つまり、リバイアサンもバハムートも、この時のために準備されていたものってことなんでしょう。




バハムート (黒チョコボは、どこだぁっ!)

物語が第3世界になって、攻略らしい攻略が最初にできるのは、「ピラミッド」ということになります。
ここ、第1の石版を入手するための場所なのですが、他に徒歩(もしくはチョコボ使用)で行ける場所がないんですね。

物語の進行上、3名で突破しなければならない場所なので、かなりきつかったりします。



この石版で封印が解けるのは、竜王バハムート!

いきなりですかっ?・・・・・・・って思うのですが、封印されていた場所というのが、翼を広げた竜をイメージするような、ものすごく目立つ半島部分でして、そこに以前乗り捨てられた飛空艇が漂着していることになっています。
   (どうやっても、その場所に歩いて行くことはできません。)

バハムートの封印が解けると同時に、この半島部分が消滅し、巨大な竜王が出現します。

(つまり、これでひっかかっていた船が自由になって、利用できるようになる・・・というゲーム上の都合があって、最初からバハムート!・・・なんですね。笑)


バハムートの飛行スピードは、ものすごいですよ。

ピラミッドのてっぺんで、石版に書いてある「竜王バハムート・・・・・?」という文字をクルルちゃんが読み終わって、半島が消滅、封印が解けたバハムートが海中から出現して大空に舞い上がるシーンが入ったすぐ後、世界をほぼ半周する距離を一気にすっとばして、即、ピラミッドに飛来してしまう!!

はやすぎ!

バッツ「来るぞっ!」  (←イベント・バトルなどで、主人公が言う決まり文句)



今、来られても、とてもお相手できる状況じゃないんで、初体験のプレイヤーは、どうしようとビビリまくる瞬間なんですけれど・・・

実は、ごあいさつだけ。

北の山で、お前たちを待っている・・・

と、セリフを残して、そのまま竜王は飛び去ってしまいます。




ここの、見せ方が、とても気に入っているんですよ。
ピラミッドのてっぺんで、聞こえるのはセリフだけ。
バハムートの姿は画面に出てきません。

てっぺんに立っているパーティ3名が、そろって、くるりと順番に身体の向きを変えていくだけなんですね。
当然、彼らの視線の先に、旋回する巨大な竜王の姿がある・・・・・という場面なんでしょう。


FFシリーズは、どれもイベント・シーンに力が入っていて、それを見るためにゲームをすすめる・・・というイメージが強いです。
どっちかというと、プレイヤーは映画を見ている観客のような感じになってきてしまいます。
別に、「観客」でもいいんですが・・・
主人公なり、ヒロインなりに同化して、自分が物語の登場人物となってゲームをした方が楽しい・・・と考えるプレイヤーさんもいます。

でね、たまに、こういうシーンが作ってある。笑

これだと、バハムートを直接画面に出すより、プレイヤーは、ごく自然に、登場人物の視線を追うことで、空を舞う竜王の姿を連想することになります。
この場面、プレイヤーはピラミッドのてっぺんで、確実にバハムートを「見て」いる気分になれるんです。

こういうことをやらせると・・・・・本当うまいね、スクウェア!!





さて、せっかく待っていてくれるんだから、「北の山」に行きたいわけですが・・・

利用できるようになった飛空艇を利用しても、実は「北の山」に行くことはできないんです。

プレイヤーは、第1世界で「北の山」がどこにあったか知っていますので、竜王とバトルするかどうかは別として、場所の確認なんかに行ってみるわけですよ。
山なんかひとっ飛び、目的地を発見するのですが・・・周囲に一面の砂漠地帯がひろがっていまして、降下できないんです。
    (飛空艇は、陸地の場合、平地扱いの場所でないと降りられません。)

じゃぁ、徒歩は・・・というと、砂漠の周囲は、完全に山に囲まれていて、進入できません。


どうするんじゃいっ!?



よく見ると・・・・・・・オアシスなんでしょうか?
砂漠の一角に森がある。

この森に行くことができたら、砂漠を攻略できることになります。
    (北の山の他に、フェニックスの塔もこの砂漠内に存在しております。)
森があれば、降下できる特別の乗り物・・・・・・・

山越え飛行の黒チョコボがいるっ!!



FFシリーズをプレイすると1度はやってみたくなる乗り物一か所集めの図

左から、飛空艇(海上航行および潜水可能)、チョコボのボコ(川移動可)、
黒チョコボ、飛竜(バル城の個体)

物語の都合上、この黒チョコボと飛竜は現存最後の1匹かも?

ちなみに、この「森」に「蜃気楼の村」が出現します。


・・・・・・・・いることはいるんだが・・・・・・・・・
どこに、いるんだ?


え〜、第1世界では、黒チョコボの森というのがありまして、そこに絶滅したと言われていた「空を飛べる」チョコボが1匹だけ生き残っていたんです。

でも、2つの世界が合体したはずみ(?)で、どうかなっちゃったらしいんだ。

黒チョコボがいない!!
困るじゃん。




結論から言うと、合体のはずみでパニックおこした黒チョコボは、別の「森」に逃げ込みまして(?)、そこにあった村に迷い込んでしまうんですね。
そう、「森に出現する幻の村」・・・蜃気楼の村の中でウロウロしていることになります。

この、物語上、最後の村になるはずの「位置のヒント」が確実にでる場所は、3番目の石版を入手しにでかけた「大海溝」の中の「ドワーフの村」。
うん、うまいことできております。

そうでなければ、やたら「幻の村」をさがして、世界中の森をうろつきまわったもの好きなプレイヤーだけが発見している・・・ということになります。

(場所としては、簡単に行ける場所なんです。ピラミッドをクリアし、その次の中ボスをしりぞけて、飛空艇が利用できるようになれば到達できる場所にあります。)



3番目の石版をゲットするころなら、まぁ、バハムートと対戦しても、なんとかなるということなんでしょう。
ピラミッド終了時点で行っても、苦戦間違いなしですよ。
無理をしちゃ、いけません。



さて「北の山」・・・山麓に出現する魔物は、第1世界のときと同じで、もはやザコばかりなんですが、山頂に到達すると、今度こそバトル仕様のバハムート様が飛来します。

冗談ぬきに強いっスよ。
最初はたぶん、必ずメガフレア。

これ、いまいちどういうことかよくわからないんですが・・・敵からのメガフレアはリフレクで反射できることになっているんです。
FFIVでも、そう。「月のカーテン」「光のカーテン」で相手のメガフレアを反射できれば、味方の勝利・・・というパターン。
FFVの場合は、最初にカーバンクルを召喚しておけば、メガフレアを反射可能です。

なにがわからんのか・・・というと、
こっちが召喚してメガフレアを使った場合、リフレク無効攻撃になるということ。
FFVの召喚魔法は全部リフレク無効扱いです。
まぁ、味方に有利なんで、文句つけませんけれど・・・

ゲームで設定が違いますので、あせっちゃダメなんでしょうね。


炎属性・氷属性の攻撃がありますので、吸収・無効化できる「炎の指輪」があるといいでしょう。
バトルが開始する前に、全員にレビテトをかけておくのも必須。(地震対策です)

ミールストームがきたら、まぁ、運が悪かったと・・・・・おいおい。
  (調合:竜のくちづけで予防してもいいですが。エリクサーくらい充分持って出かけてください)
まぁ、がんばれってことだ。




苦労して入手することになる最強の召喚魔法なんですが、最近のFFシリーズをプレイしている人には、ちょっとものたりないかもしれません。
ダメージ限界突破がない時代のゲームですし、リバイアサンもバハムートも、期待するほどの大ダメージがとれる魔法じゃないんですよ。

でも、これは、時代で後発ゲームの方が変わってきた・・・ということでして、当時としては、やはり最強の攻撃方法の1つだったことだけは確かでした。




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