ギルガメッシュ  (その4)




第2世界の大詰め、エクスデス城を攻略しました。

このゲームで、中ボス:ギルガメッシュとは、何度も何度もバトルすることになっているのですが、実は、この4回目以降というのは、回避できる戦いだったりします。

というのも、お城の11階、大広間とでも言うべき、だだっぴろい部屋で、なぜか、ど真ん中にデンとおかれている宝箱を開かないと、ギルガメッシュとのバトルが発生しないことになっているからです。



これ以上もなく目立つ場所にある宝箱
ただし、開いても空っぽ



見落とすことは、ありえなさそうな宝箱を開いて、中身が入っていないことを確認した後、12階への階段を上がろうとすると、ギルガメッシュが声をかけてくることになっているんです。

ファファファ
こいつの中身は
俺様が持ってるぜ!!



宝箱を調べていないと・・・・・・・どうしようもないセリフですな。


実際、わざと無視して階段を上がろうとすると、
いともすんなりと12階に行けてしまいます。
(13階には、エクスデスが待っていて、そのバトルで第2世界が終了)
この場合、以後、ギルガメッシュの登場シーンは、全部消滅してしまいます。
彼が出てきてくれないと、
残りの源氏シリーズの入手も不可になりますので、
この宝箱は、ぜひとも開いておくことをおすすめしたいです。




この宝箱、本来中には「エクスカリパー」という剣が入っていることになっています。
なんで、部屋のど真ん中、目立つという以前に邪魔でしようがないような場所に置いてあるのかは、解説してもらえません。
   (プレイヤーが見落とさないようにしてあるとしか思えない。笑)

もしかしたら、この場所にあるのは結果論というやつで、お城のどこかで宝箱を見つけて箱ごと持ってきたギルガメッシュが、11階でそれを開き、中身を出したまま、宝箱はそのへんに放置した・・・ということだったのかもしれません。

あんなぁ・・・・・おかたづけは、大切なんだよ、ギルガメッシュ君。



とりあえず、最強の剣とうわさされる「エクスカリバー」を見つけたつもりになっているギルガメッシュは、うれしくてしかたがないんですね。


ここで、注意しておいていただきたいのは、宝箱の中身は「エクスカリー」という剣で、ギルガメッシュが入手したと思い込んでいるものは、聖剣「エクスカリー」だということ。



(ついでにツッコミ入れるなら、このゲーム、実はエクスカリバー以上に強い武器、ゴロゴロ出てきたりする。汗)



とにかく、るんるんるん ハイテンショ〜ン!だもんだから、やる気満々でバトルに突入すると、やたらペラペラと話しかけてくる。
   (バトルスタート後、14000ポイント程度をけずると、会話スタート)




こうして・・・・・
お前らと やりあうのも 4度目になるのか・・・

なんか うれしいぜ!

ところで・・・
あの元気のいい じぃさんは・・・

この時点で、ガラフは「ムーアの大森林」でエクスデスと一騎打ちの末、戦死していますので
パーティメンバーは、彼の能力をうけついだクルルに変更されています。
「元気のいい じぃさん」のことをたずねられた孫娘クルルから
「エクスデスと・・・」という返事をもらい、ギルガメシュは少々しんみり・・・



そうか・・・・・
・・・・・・・・・・・。

よし、ここからは 本気で戦わしてもらうぜ!

ギルガメッシュ チェーンジ!!


掛け声付で・・・変身特撮マニアかおまえは?!
・・・・・と、言いたいが、実際は魔物の本体にもどっただけなんだろうなぁ。
大柄で腕がいっぱいはえた姿に変形してしまいます。

聞く所によると、変身前のキャラクターデザインは天野喜孝さんで、
ギルガメッシュ・チェ〜ンジ後は野村哲也さんだとか。
そ・・・そういうものだったんですか? 汗


いや、たしかにエンディングのスタッフロールを見ていると、
モンスター・デザインは野村さんなんです。
つまり、変身前と後で、人間扱い、モンスター扱いが変わる男ってこと?大笑



このチェンジ後、「ぬすむ」もしくは「ぶんどる」でレア装備「源氏の兜」がゲットできますので、忘れずに入手しておきたいものです。



で、ここで有名な(?)、ギルガメッシュの大ポカ・シーンが登場するわけですね。

エクスカリバーとやらのパワー
ためさせてもらうぜ!!



プレイヤーは、ギクリとします。

FFシリーズをIVまでプレイしていれば、聖剣エクスカリバーがゲームでどういう扱いをされているか充分承知しているわけですから。

そんな最強の剣の1本を、まだ第2世界だっていうのに(ゲームは第3世界まである)、持ち出されて、敵ボスが使ってきたら・・・・・・手も足も出ないじゃんねぇ。



ところが、斬られたはずのキャラからは、一桁のダメージがピロリンと出ただけ。



ありゃ!

ば、ばかな

最強の剣じゃないのか〜!!


プレイヤーも、バトル中はどういうことなのかわかんない。
でも、このバトルが終了した時、100%彼が落としていく「剣」をよくみると、エクスカリーというまがいものだった・・・ということが判明するしくみになっています。




エクスカリパーを装備画面で確認すると、なぜか攻撃力はちゃんとあるんです。
「こうげき」の場所が装備しなおしたら、100になるぞ・・・って出ているでしょ?
でも、実際に攻撃すると、ダメージは必ず1になってしまう謎の剣なんですね。





このネタ、よほど評判が良かったのか、以後ギルガメッシュがどこかのゲームにゲスト出演しているような場合には、たいがい、これ関係イベントがくっついているように感じられます。


まぁ、好評なのはいいけれど・・・
FFVIアドバンスで、追加・召喚獣として登場するギルガメッシュ。
MP99もかけて召喚すると (バハムートでも86ですぜ)
ランダムで4種の攻撃から1種を勝手に選択し、
うっかり、「エクスカリパー」を引こうものなら、ダメージ「1」だったりする。

もう、本当に勘弁してもらいたいよ。笑

ちなみに、残りの役に立つ攻撃3種は、
「エクスカリバー(聖剣の方)」「マサムネ」「最終幻想」つうことになっています。
「最終幻想」・・・英語に直訳したら・・・
ファイナルファンタジー・・・・・だってか?!
(これ、PS2のFFXIIでも、究極幻想つう技で同じギャグやってるしなぁ)
蛇足ついでに、この「最終幻想」 Vタイプのエンキドゥがでてきて攻撃したりする。




で、プレイヤーは、大いに笑っているけれど、笑っていられない人がいるわけだ。

そう、エクスデス。

せっかく、最初名指しで牢屋の警護をまかせたのに (そもそも、あんまし重要な仕事じゃないかも?) ガラフ1人に敗退し、ビッグブリッジでは「急用を思い出し」て、逃走。
魔物軍団をまかせて、ゼザの大艦隊を襲撃させれば、海に転落して流れていってしまうし・・・

さすがに、親分としては、そろそろキレるよねぇ。

そんな時期に、自分の城でこんな大ポカやられたんじゃ、クビ確定だわサ。



業を煮やして、最上階からクビを宣告してくる。



ギルガメッシュ

・・・・・・・・・・。

役に立たぬやつめ!

次元のはざまへ 行くがいい!

そ そんな!
それだけは かんべんを!

だまれ!



                   ここで、魔法「デジョン」発動

次元のはざまにほおりこんだ


バトル終了。
勝利のファンファーレ・・・・・・・・・・・汗。

戦利品100%エクスカリパー・・・・・・・もらってもなぁ・・・・・・・・混乱した味方をケガさせないようにひっぱたく時くらいにしか利用方法ないよ。



ちなみに、このギルガメッシュの「あーれー!!」 というセリフ・・・
古来、日本女性の悲鳴とされているものです。
つっても、近年、こうゆう悲鳴を上げる女性を見たことはありません。
みなさん、「きゃぁ〜っ」でしょうね。
時代劇に出てくる町娘なんかは、以前「あーれー」と言っていたような・・・

どっちにしても、ゴツイ戦士タイプの男が使うものではありませんぜ!!





ところで、この「デジョン」という魔法なんですが、一種の即死魔法みたいなもので、成功させれば対象となった1体を、どこかにふっとばしてしまう効果があります。
ふっとんだ魔物が、どこに行くのかは、まったくわかっていません。
う〜ん、このイベントから考えると、「次元の狭間」直行便だったのかなぁ。

次元の狭間:
FFVのラストダンジョン扱いの場所

1000年前、エヌオーという存在がいて、「無」の力というものを
使って、好き勝手やったらしいです。
当時の人々は、12種の伝説的つうくらい強力な武器を作ってエヌオーに対向。
ようやく勝利したらしいのですが、「無」の力だけは、どうすることもできなかったようです。
そのまま放置できないので、なんとか「無」を封印しようとして、
なんと、世界を2つに分け、その「狭間」に「無」を閉じ込めたんですね。
2度と「無」がこの世に現れないようにするために。
以来、世界は2つあることになります。
主人公たちの世界と、ガラフ、クルルたちの世界です。
2つの世界が安定するために必須なのが、クリスタルの力だったのです。
これが壊れたら・・・世界は1つにもどってしまい、
「無」もふたたび出現することになりかねません。

エクスデスが、30年前、主人公の世界にやってきた理由は、
こっちの世界のクリスタルを破壊するためでした。
彼がのぞんだのは、世界を1つにもどし、「無」の力を自分が入手することだったのです。

・・・・・という、基本設定は、なぜか、あちこちでエクスデス本人から、
ペラペラ教えてもらうことが多いゲームだったりするんだよな。


で、1000年前、「無」を封印すると同時に、当時の人々は
退治することがむずかしい、困り者の強敵モンスターを多数
次元の狭間に「ついでに」封印したそうです。
次元の狭間・・・魔物だらけ・・・
行ったら出て来られないし、たぶん魔物に食われちゃうンだろうなぁ・・・



でね、「デジョン」なんですが、「リフレク」という魔法で反射させて無効にすることが可能なんです。(魔法上の設定)



そう、よけいなことを考えるわけですよ。



業を煮やしたエクスデスが、デジョンをかけてきた時、ギルガメッシュにリフレクがかかっていたら、彼はそれを反射・無効化することができたことになります。

(この後のシナリオから言うと、ここでギルガメッシュには、どうしても次元の狭間に行ってもらわないと、アイテム入手上、困るんですけれどねぇ・・・苦笑)


まぁ、いいや、ためしにどうなるか、実験してみましょう。

というわけで、バトルの最中に、彼にリフレクをかけてみました。
ちゃんと効いているかどうか試すために、ライブラ(どういう相手なのか、調べるための魔法)をかけてみたりしてね。
うん、効いていました。ライブラが反射されて、味方のデータが表示されましたよ。

さぁ、おいで、エクスデス!




結果は、どうなったかというと・・・・・・・


イベント魔法なので、リフレク無効で発動することになっていたんですね。
残念ながら、反射できませんでした。

      まぁ、それが当然なんでしょう。
      彼が、そのまま、突っ立っていたら・・・・・話が進まないですから・・・。




とうわけで、この後、最上階に行ってエクスデスをしりぞけたんですが・・・・・・
イベント上、こちらの世界のクリスタルが全部壊れてしまいまして、2つの世界が合体してしまいました。

いよいよ、第3世界の出現でありまする。




もどります



SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送