「闇」というのは「あの」部分だけ?


注意
時の探検隊、シナリオクリアについての感想です。
メイン・シナリオのネタばれがありますので、クリア前の方は御用心ください。





まずは、メイン・シナリオの結末がわかっていないと、どうしようもないのだろう・・・と思いまして、あたふたとエンディングまで進めてみました。


やっぱし、この物語の主役って「パートナー」でしたね。
もう、最後まで「私」は脇役でしたよ。
     (途中で主役の座、あきらめていましたんで、いいんですけれどねぇ。)


           

                  世界が救われた瞬間・・・だよな。
                  どうでもいいことだが、塔の崩壊って、原因は老朽化なの?




これ、どういうことなんでしょう?
普通、どんなゲームでも、プレイヤーというのは主役・・・であるはずなんですけれど。

もしかして、あれですか?
この種の、タイム・パラドックスを扱うような物語だと、年少のポケモン・ファンが話の展開についてこられないといけないので、主役で話をひっぱるのは「パートナー」になっちゃったんでしょうか?


今回ねぇ、小学校の中学年以下(1〜3年生くらい)のプレイヤーさんには、少々内容がむずかしかったんじゃないかと思います。
どうなんだろう、ちゃんと理解できるんだろうか?
(SF小説とかが好きな子供なら、時間関係の王道のネタなんで、わかると思いますけれどね)




小学生にはおなじみの「ドラえもん」なんかは、未来からやってきた猫型ロボットが、現代には存在しないような「便利な機械」をどんどん使用させてくれちゃって・・・普通なら時間警察(笑)の類に大目玉くらいそうな話なんですが、あえて、タイム・パラドックス関係の説明は完全にはぶかれてしまっているみたいです。

これは、おそらく、SF界の、ややこしい時間のトラブルについての説明をしても、小学生には理解ができないかもしれないということと、もともと、物語のテーマが、
「たとえ、どんな便利な道具があったとしても、その利用方法が適切でなければ、なんの役にもたたないものなんだよ」
「問題を解決するのは、他の人の力、なにかの道具だけにたよるのではなく、自分でやらなければいけないんだよ」
・・・ということなので、あえて、テーマからそれた問題には、ふれられていないのだろうと思っています。



私の子供時代(むか〜し、昔、笑)の、漫画、アニメ、小説などに登場する時間関係の話には、必ずのように「過去への干渉」の危険性がうたわれていました。
はやりだったんでしょうね、そういうのが。
でも、近年は、あまり見かけないような気がする。

(大人向けのフィクションなら、戦国自衛隊(半村了・作)を筆頭に、逆手をとって、歴史に正面から干渉していくような面白い作品がいろいろ発表されて話題になっているんですが・・・) 

もしかしたら、ポケモンダンジョンで、こういうシナリオをプレイして、ものすごく新鮮に感じる子供たちというのも、いるのかもしれないなぁ。
だとしたら、とってもいいことなんですけれどね。


         

                  クリアでグライオンがチーム入りを希望した依頼




今回の「時」「闇」のメイン・シナリオのように、、最後の戦いに勝利することが、自分自身の消滅につながるかもしれない・・・という物語は、最近のゲームだと Final Fantasy X (この作品はタイムパラドックス関係のネタではありません)などが有名なんですけれど、FFXで、「私はだぁれ?」の疑問が解き明かされた後って、主人公の青年を自分の分身としてゲームを進めていたプレイヤーは、かなり深刻な気分でゲームをすることになったと思うんですよ。

まぁ、FFXがターゲットとする年齢層は、ポケモンダンジョンより高めの設定なのだろうと思われるからいいのですが、あれを小学生に全面的にぶつけてくるのは・・・ちょっときついかな?

いつのまにか、主役が「パートナー」にすりかえられてしまっても、むしろ、そのほうが物語がソフトになって、良かったのかもしれません。




また、せっかくプレイしていても、内容が理解できない場合、年少の子供たちが友人同士、親兄弟などと
「これ、どういう意味なんだろうねぇ?」
という会話をするきっかけになるとしたら、そういうのもいいことなんだろうと思います。
(聞かれて、返事できない親だったりすると・・・悲しいですけれど)



赤と青の「救助隊」では、シナリオ上のラストダンジョンが「天空の塔」
時と闇の「探検隊」で、最後に攻略する地域が「幻の大地」

ねらってやっているよな、これ。

じゃぁ、第3作には「エデン」とかが出てくるのかい?




ところで、「時」の方でも「闇」の方でも、メイン・シナリオに違いはないはずなんですけれど・・・なんか、ず〜っと時間に関係する物語だったように思えてしまうのって、私だけですか?

もしかして、「闇」の部分って、あの、期間限定で無理やり連れていかれてしまうことになる暗黒の未来の世界の部分だけなんでしょうか?
(それとも、エンディングの後でプレイできるイベントの中に、これこそ「闇」じゃっ!!・・・ってダンジョンとかが用意されているのかなぁ?)





たしか、これでメタングがチーム入りしたような・・・






こうして、エンディングを見てしまうと、後は、何をやってもいいはずなんですが、一応、クリア後の流れというものは、今回も作られているようです。

たぶん、最初に挑戦することは、ギルドの卒業試験というヤツ。

これに合格できると、主人公たちの探検隊チームは、「のれんわけ」状態になって、例のプクリン型の建物(?)の一部屋から、自分たち専用の「住みか」に移動することになります。
たまたま、「パートナー」が以前に住んでいた場所が近所にあったからよかったようなものの、あれ、いきなり10000Pもらって、部屋を追い出されても、困っただろうね。笑 
路頭に迷いそうな話です。

新しい「住みか」に移動してからは、朝、起こしてくれるポケモンもいません。
ちゃんと、自分で起きていますよ。
えらいね、君たち。
セーブするのも、自分で意識して行わなければなりません。
   (もう、ここまでをセーブしますか?って、聞いてくれないのな。)

たぶん、晩飯を作ってくれるポケモンもいないんだから、自分たちでこしらえて食べているんだろうなぁ。

たいへんだね、ひとり立ちも。



まぁ、生活問題はともかくとして、卒業試験をクリアすることによって、レベルなど、条件がととのったポケモンがチームにいる場合、希望すれば「進化」ができるようになるわけです。

しかし・・・・・・・。

なぜか、主人公とパートナーだけは、その「進化」する場所からキャンセルをくらってしまったんですよ。



不足しているものがあるわけじゃないのに
「ひかりのいずみ」に進化キャンセルされてしまった2人

お前たちは、存在そのものが空間のゆがみをひきおこしているって言うんだ




え〜〜っ、それって、どういうことなんでしょうか?

なんつうか、ものすごいことを宣告されたように思うのですが・・・・・

この2人の存在って、どういうことになっているんですか?!
メイン・シナリオ上の設定に勝るとも劣らない、ものすごい状況になっているんですが。



これは、大問題。
さっさと、どういうことなのか、謎を解き明かして、なんとかしなくっちゃ・・・・・と思っているのですが、どうやったら謎が解けるのか、てがかりが見つけられません。

いや、「てがかりが無い」んじゃなくて、むしろ逆なのか。
なにしろ、卒業試験の後、いっぺんに、あれや、これや、できることが増えちゃったものですから、あたるを幸い、ダンジョン攻略しているのですが、どれが謎解きにつながるのかわからない・・・という状況です。

う〜〜ん、どうやら、予想通り、今回も不思議のダンジョン、やたら攻略時間がかかるゲームになりそうです。




もどります





     「未開の荒野」に行くための最初の依頼
     連れていくポケモンって、全部レベル7ですかね。弱いくせに、よけいな行動して困るんだ
     ノクタス連れて、格闘タイプの山をけちらすのって、ため息
     一回目はルカリオにボコられたよ!(あわてて脱出。苦笑)



     「はての湖」?に行くための最初の依頼
     勘弁してよ、カラナクシのレベル7って、HP16よ!!
     どうせいちゅうのぉ?




もどります



SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送