ヘロロン、福引に苦戦中
前回、ドラゴンクエストソードのプレイ中に、選択肢を選びそこなって、パーティメンバーの女性から「ヘロロン」という、まぬけなニックネームをもらってしまったことを書いたのですが・・・
掲示板に書き込みをいただきまして、どうやら、選択肢をどう選ぼうとも、彼女からはニックネームをつけられる運命だったらしいことに気が付きました。
にぶいねぇ・・・苦笑
TVゲームに登場人物の音声が付くようになると、メーカーさんとして、一番困ることは、プレイヤーが名前を決められるシステムということになります。
登場人物の名前が最初から決まっていれば、声優さんにその「名前」でセリフをしゃべってもらえばいいのですが、プレイヤーが、主人公にどんな「名前」をつけるのか、まったくわからないのでは、セリフが作れなくなってしまいます。
マリオ・シリーズのRPGなんかだと、「マリオ」はいつも「マリオ」ですから問題がありません。
でも、DQとかFFだと、プレイヤーが登場人物に自由に名前をつけることができたりします。
音声に困るので、なんとかしないといけません。
ファイナルファンタジー・シリーズで、初めて会話に音声がついた時(FFX)、登場人物たちが主人公の名前を口にする場合、全部2人称単数の表現が使われておりました。
英語のYOUにあたる言葉ですね。
「きみ」、「あなた」・・・いろいろありました。
一応、主人公の青年には、「ティーダ」という名前があったのですが、自由に変更ができましたので、音声として「ティーダ」と呼ばれることはなかったんですね。
今回のDQソード、パーティメンバーの女性のセリフには、主人公の名前を呼び掛けるものがいくつも用意されていましたので、なんでもいいから、音声として使用できる状況にしなければならなかったのでしょう。
どうするか?
ニックネームをつけてしまえばよかったんです。
無限にありそうな「登録名」は、どうしようもありませんが、ニックネームなら、候補をいくつか準備して、そこからプレイヤーに選んでもらえばいいことになります。
名前を聞かれて、登録名を教えようが、無視しようが、同じ画面にすすんだってことなのね。笑
その段階で、コントローラーの扱いがヘタで失敗したわけじゃなかったんだ。
うん、そういうことなら、まぁ、納得しちゃいましょう。
問題は・・・・・その先だったんですね。
ニックネームの中には、男性名として、普通にありそうなものがいっぱいあったんです。
エディとかね、ジャックとかね・・・・・・・
普通の名前の場所で、「これにしま〜す」とボタンを押せば被害はなかった!
最初は、何でそうなったのか、訳がわかりませんでしたから、全部「いいえ」ですっとばしまして・・・そうしたら、選択肢が最初にもどってしまったんですね。
そこで、あぁ、これは、キャンセルできないんだなぁ・・・・・・と、画面を進めながら認識しまして、じゃぁ、しかたがないから、3周目で、それっぽいニックネームに「はい」を出そう・・・と思ったのですが・・・
失敗したんだなぁ。
よりによって、「ヘロロン」の時に、「はい」「いいえ」の「いいえ」にコントローラーを向けて決定ボタンを押したつもりで・・・・・・・ズレていたんですよ。
はぁ〜い、「ヘロロン」で決定〜っ!!
以後、バトルが一段落したりすると
かっこいいよぉっ、ヘロロン!
・・・・・・・・・・・いいわ、もう、どうせ、手トロだから、いかにもヘロロンなプレイを繰り返していることだし・・・・・・・・・・・涙
このゲームには、必殺技のポイントみたいなものがあります。
バトルをしていると、だんだんとたまっていきまして、このゲージが満タンになると、いつもは使えない「必殺剣」を利用することができるんです。
この発動画面がド派手でして・・・・・・・
2ボタンで「必殺剣を使いたいです」と入力すると、その時点で覚えている「必殺剣」のなかから、どれを使うのか、選択することになります。
必殺剣発動画面というのがありまして、画面に専用アクションの指示が表示されます。
剣を頭上に突き上げろ!
とかね。
必殺剣ごとに、いろんなアクションがあります。
規定時間内に、そのアクションが成功すると、次の行動が表示されます。
斬れ!
表示された行動に成功すると、相手の魔物に通常とは段違いのダメージをあたえることができます。
これが、気持ちいいんだ!!
たとえ、ボス相手でも、ドカ〜ンと大ダメージが取れてしまう。
なんかもう、この爽快感を味わいたくて、プレイしているようなもんだったりしてね。
で、それは、バトルの最中の話なんですよ。
街にもどってきたら・・・・・関係がありません。
街では、次の攻略にそなえて、武器・防具を入手したり、使用して不足しているアイテムを買いたしたり・・・普通の行動をするはずなんですが・・・・・・・・・
お店で買い物をすると、「福引券」というものがもらえることがあるんです。
これを「道具屋」さんに持っていくと、1枚につき1回、「福引き」が楽しめることになっています。
これが、くせものなんだ。
初めて「福引き」ができるようになった時、いままでのDQシリーズのつもりで、かる〜くやってみようか・・・と、道具屋の主人に話かけました。
したら・・・・・・・・本当にやるんですか?と、聞かれちゃいまして・・・・・・・・・・
福引きをするのに、なんでそんなに構えなければならないのか、さっぱりわかりません。
「はい」って言ったら・・・・・いきなり画面が変化いたしました。
うっ!・・・・・・これって、必殺剣が発動するときのイメージ画面のパクリ?!
暗雲たなびき、稲妻が飛び交う中、福引きの「ガラガラ」が大写しになりまして、
取っ手をつかめ!
と、命令される。
え・・・えぇっ・・・・・・??!!
あわてて、コントローラーを操作して、ハンドルの部分を持つように指示を出しました。
まわせっ!
まぁ、福引きのガラガラなんで、回すわけですわな。
コントローラーを動かして、ハンドルをくるくる回転させます。
右側にゲージがあったりしてね。
(すばやく回転させてゲージを上げれば、いい賞品がゲットできる可能性が高くなるシステムです。)
くるくる クルクル くるくる クルクル・・・・・・・・・
うおぉぉ〜〜っ、ってころに、ガラガラから「玉」がころんと出てきまして・・・
はずれ!
とか、でかでかと宣告されるわけですよ。
つ、疲れるっ!!
な、なんつうか・・・なんて、男らしい福引きであることか?!
これ、初体験のとき、たいてい、どのプレイヤーさんも
目が点になったんじゃないでしょうか?
当たりの1番下は「5等賞」で、5等や4等は道具屋さんで買える消耗品がもらえます。
でも、DQのお約束というか、特等なんかがあたると、ゴールドカードなんかがもらえるらしい。
・・・・・・・・・らしい・・・・・・・・・
まったく、当たる気配もないもんでねぇ。
未確認なんですよ。
とにかく、大笑いできるネタだったもので、娘に見せたら、メチャクチャうけまして・・・
彼女もトライしたんですが、今のところ2等賞までしか出ていません。
くるくる・・・・・を頑張って、ゲージを上げれば、いい賞品が出る可能性があることは、画面表示でわかるのですが、どんなにゲージが高くなっても、ダメな時はダメなもんですよね。
それが、福引きってヤツだ。
武器の改造に必要なアイテムも、どうやら、福引き運(?)が良ければ、当たることもあるらしいし・・・
う〜〜ん、そのうち、賞品ねらいで、うんとお買いものをして、福引きをやりまくる時が来るんでしょうか?
それはそれで、疲れるんじゃないか・・・と、楽しみなような、不安なような気分になっております。
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