DSでの天空シリーズ
ドラゴンクエストIV 導かれし者たち DS
私が初めてドラゴンクエストIVをプレイしたのは、ファミコンソフトの時代です。
発売されたのは、1990年の2月。
スーパーファミコンの発売が、1990年の11月ですから、ファミコン時代終期の大物RPGの1本だったことになります。
本格的な「作戦」による、パーティ・メンバーのAI行動が導入されたソフトとして有名なのですが、ファミコン当時、「命令させろ」という選択肢がなかったため、賛否両論・・・というやつでしたね。
2001年にプレイステーション版が発売され、懐かしがってとびついたら、なんと、最後の戦いの後で、追加の「第六章」がスタートしてしまい、びっくり仰天したものです。
今回のDS版は、プレステ版が元になっているようなので、第六章有り・・・ということになります。
第5章以後の「作戦」にも、「命令させろ」がありますし、AIも格段の進歩をとげているような気がしています。
たいへんに個性的なパーティメンバーが7名登場するゲームなので、DQの性質上、没個性の主人公は、かなりがんばらないと一般的行動の中では目立てませんね。笑
ついでに、個性的な点ならまかせておけ!・・・という
一時的チーム・キャラとか、六章で入手できるお方とかいますので
主役、目立とうと思ったら、ますます大変です。
今回プレイしてみると、ファミコン版の記憶は、かなりしっかり残っているのですが、不思議なことにプレステ版の記憶がほとんど残っていないんですよ。
残っているのは、ビックリ仰天した第六章のことばかり。
私としては珍しく、サラッとプレイしていたんでしょうかね?
(案外、六章の衝撃が強すぎて、他がかすんでしまったのかもしれません。)
携帯ゲーム機のソフトであるために、セーブ3本の他に中断機能がついています。
時間つぶしにDSをプレイしていて、
「あ、待ち合わせの相手がやってきた。」
というような場合には、あわててセーブするために教会をさがさなくても大丈夫・・・ということになっております。
(ダンジョン内での中断はできませんので、フィールドに出てくる必要はありますが・・・)
攻略の難易度は、ファミコン時代に比べて若干簡単になっているような感じ。
このダンジョンでは、モンスター○○○のこの呪文・行動に苦労したんだよなぁ・・・という、ゲーム初期のザコ戦問題は、あちこちで緩和されていると思いました。
娘を仰天させた第4章のパーティ・メンバー
えぇ〜〜っ、オーリンって、こんなにおじさんキャラだったのぉっ!!
どうやら、マーニャ、ミネア姉妹より、ちょっとだけ年上のお兄さんを想像していたらしい
どっから見ても善人役という中年の錬金術師でした。笑
第5章で、魔法のカギを入手してキングレオを倒し、マーニャ、ミネア姉妹がサントハイム城に陣取るバルザック相手に、みごと本懐を遂げるあたりまでシナリオが進むと、今回の「売り」の1つでもある「移民の町」を楽しむことができるようになります。
本編シナリオそのものとは関係がないのですが、各地にいる「ひっこし希望」の人物 (実は人とは限らないのですが) を集めて「移民の町」を作ったり、魔物を集めて、世界中の魔物がすんでいる「魔物動物園」のようなもの(モンスターパーク)を作ったりするサブ・イベントは、ドラゴンクエストVIIでたいへん人気がありました。
この「移民の町」のイベントが、DQIVにも取り入れられているわけです。
(ファミコンソフト時代には存在していなかったイベントです。)
今回、DSの「すれ違い通信」が利用できますので、プレイヤーがあらかじめ作成しておいた「移民大使」を、他のプレイヤーの「移民の町」に送りだしたり、受け取ったりすることが可能になっています。
いろんな人と、「すれ違い通信」に成功すれば、見知らぬどこかのDQIVプレイヤーの「移民の町」からやってきた「大使」を、自分の町に集めることができるしくみです。
なかなか興味深い試みなのですが・・・・・・
例によって、「すれ違い通信」をしなければならないとなると、おばはんプレイヤーには、つらいんですよねぇ。
ポケモン関係の「すれ違い通信」の場合は、ポケセン名古屋などに行った時をねらうと、結構体験できたのですが、ドラゴンクエストとなると、どこをねらったら成功確率が上がるでしょう?
う〜ん、むずかしい。
例によって写真突っ込みネタ
第5章のスタート時の強制イベントは衝撃的なもの。
山奥の小さな村で育った主人公は、ある日、村を襲撃した魔物軍団によって
故郷を失うことになってしまいます。
両親と信じこんでいた2人が、実は本当の親ではなかったという事実を知り
自分が世界を救うための勇者となるべき人間であったことを知らされ
その自分を守るために、すべての村人が命がけで魔物に向かっていく
幼なじみの女の子が、呪文で自分に変身して
みがわりになって死んでいく
そして、残されるのは、自分ただ一人
そんな悲劇の中でスタートする勇者の旅なのですが・・・
その、魔物襲来シーンで剣の先生から渡されるものが
モンスター図鑑
出あって倒したことがあるモンスターについて
自動的に登録されていくという、謎のすぐれものアイテム
(コンプできたら、なにかいいことがあるらしい)
なにも、そんなとんでもねぇ時に渡さなくたって・・・・・・・
他に渡すチャンスはないわけだけれどサ
それに、こんなものを渡されると、シナリオそっちのけで
まぁた東へ西へ奔走しちゃうじゃない、私って!!
この移民の町なのですが、今までのパターンでは、主人公があちこちの町やダンジョンで出会った「ひっこし希望者」に町の存在を教えて、わりと簡単に住民を集めることが可能になっていました。
しかし、今回は、上記の「すれ違い通信」を別にすると、集め方が変化していたんですね。
いろんな町に出かけて行っても、「ひっこし希望者」がいません。
へんだなぁ、まさか、通信で移住させる以外に、住民を集めることができない・・・なぁんてことにはなっていないはずなんだけれど・・・・・・・
移民の村の住民 自称「ただのカエル」
絶対、ただもんじゃないよなぁ 笑
少々不安を感じながら、シナリオを進めましたら、大丈夫でしたね。
シナリオが節目 (最後のカギを入手する・・・とか、エスタークに勝利する・・・とかですね) まで進むと、移民の町で、情報が入ることになっていたんですよ。
町の人と話をすると、
「どこそこの町に、ひっこし希望の人がいたと、旅の人が話していました。」
ってな感じで、新しく「ひっこし希望者」が沸いてくるというしくみでした。
これなら、すれ違い通信が、まったく期待できなくても、最終的には町が完成してくれそうです。
でも・・・・・・・
やっぱし、1回くらいは「すれ違い通信」をやってみたいんですよね。
どこかにチャンスがころがっていないかなぁ。
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