Wii で大騒動


ついに、我が家にも、新ハード Wii がやってきました。

11月の初めに、近くのゲーム販売店に予約したのですが、その時点で
「初回の予約は、すでに完売状態です。今年中にお渡しできるかどうか、確約はできませんが、よろしいですか?」
なぁんて念を押されてしまいまして・・・・・・こりゃ、いつになったらゲットできるのかなぁ・・・・・・と不安になっていたところです。

なにしろ、名古屋駅前などにある、大手家電販売店に「発売予定日の前夜」から、寒い12月に行列をつくるほどの体力はありませんので、入荷待ちでも、予約をしてくるしかなかったんですよ。


思っていたより、うんと早めに、お店から電話が入りました。
7日の夕方です。
入荷しましたので、引換券を持って、受け取りに来てください・・・・・とのことです。

この日、名古屋方面、夕方は雨天です。
一応、引き換えは数日間有効だったのですが・・・・・

行きましたよ!

氷雨の中、傘さして!

寒っ!!

もう、熱心というか、病的というか・・・・・・・

わりと小さめの箱だったのが、救いでした。
ドカ〜ンと、でっかい箱を渡されたら、どうしようかと思っちゃったよ。


よく考えたら、我が家で最初に Wii のソフトをプレイしようと、待ち構えているのは、私じゃなくて家族「A」です。
すでに、ゲーム・ソフトだけは、2日の発売日にゲットしてあります。
Wii を持ち帰って、晩御飯の買出しに行かなければならない時間だったので、そのまま放置。
プレイしたければ、セッティングは「A」がすればいいことになります。

買い物袋かかえて、帰宅したら、「A」は、セッティングなんかやらないで、コミック本を読んでいました。

おいっ!
TVとつなぐ作業くらい、自分でやってくれよ・・・・・・・冷汗




実は、ゲーム用のTVのまわりには、すでにゲーム・キューブだの、プレイステーション2だの、ごろごろしているわけです。
置き場を作ることが最初の問題だったりする。

幸い、Wii本体は、わりと小さめで、しかも縦置きが可能になっています。
うん、このサイズなら、だいじょうぶ、置けるよ。

ただし、我が家には、2匹の猫がいます。
よく、TVのまわりを、うろうろしているんだ、こいつらが。
人間がゲームをやっている真っ最中だろうが、いっこうにおかまいなしで、ズドドド・・・・っと走ってきて、ゲーム器本体を踏みつけて、TVの上にジャ〜ンプ!・・・・・・・なぁんてことは、日常茶飯事だったりします。
データ、とぶってば。

縦置きにして、ひっくり返されたらたまりません。
  (ちなみにPS2は、横置きです。)
う〜ん、あれを、こっちにやって、ここにスペースを作って・・・・・・・・

室内に犬、猫などのペットを飼っている家の場合、ゲームをしようと思うのなら、よけいな心配をいろいろしておかなければならないんですよ。

聞いたことありませんか?
せっかく、最後のバトル直前まで進んできたら、歩いてきた猫にリセット・ボタンを踏まれてしまった・・・・・・という、笑っちゃいけない実話の数々。
これって、本当にある話なんですよ。

電源スイッチとか、リセット・ボタンがゲーム機の上面にあるからまずいわけなんですが、じゃぁ、ボタンが側面にあれば安全か・・・・・というと、そうでもなかったりする。
かつて、PS2が初めて我が家に来た時、各種ボタンが側面についていることを確認して、よし、これで、猫たちによるリセットは防御された!・・・・・・・と、思ったにもかかわらず、我が家の猫は、その側面のボタンをわざわざ押して、プレイをダメにする、よけいな才能の持ち主だったことが判明したんです。

いえね、コンセントが入っていると、PS2のスイッチの近くには赤ランプが点灯するでしょ、プレイ中には緑ランプ。
そこだけ、光っているから、猫にとっては気になるらしいのです。
で、ランプにちょっかいを出していると、ボタンを押してしまって、OFF!

絶対的な安全を確保しようと思うのなら、各種ボタンは、ゲーム機本体の下についていなければならないことになってしまいます。
    ありえないって!

・・・・・・・・というか・・・・・・・・・
たとえ、どの場所にボタンがついているゲーム機であろうと、4キロ以上確実にある生物が、その上を、ドドド〜ッと走りぬけたりしたら、振動でパーですわな。





とりあえず、猫の被害を最小限にくいとめられそうな場所を選んで、Wii本体を設置しました。
次は、いろんなコードをつないで・・・・・・と・・・・・・

実は、ここにも問題があったりするんです。

我が家の猫、「ヒモ大好き猫」なんですよ。

荷造りヒモ、リボン、各種電化製品のコード・・・・・大好き!
うっかりすると、細めのコードをガジガジとかじって、断線させてしまうのは、こいつらだったりします。
(ハムスターなどを飼っていて、脱走されたりすると電化製品のコードが危険になったりしますが、げっ歯類でなくても、ヤバいことはしょっちゅうあるものだったんですね。)

そうでなくても、人間2人が、いつもと違ったことをごそごそやっているものだから、まわりでうろうろ野次馬ならぬ野次猫をきめこんでいるところだったりします。

いろんなコードが出てきたものだから、猫たちの目つきが変わります。
「わぁ〜い、ヒモだヒモだ。遊ぼう!」

寄るんじゃない!!!



TVの上に設置した、コントローラーからの電波受信装置から本体にのびるコード、この太さが危ない!
ここは、外見を気にしていたらダメなので、TVにそって、コードをテープで貼り付けてしまったほうが安全なんじゃないか?・・・・・なぁんてね。
「A」と2人で、がさがさごそごそ、コードのつなぎつなぎをしていたら、突然、猫どもの態度が変化しました。

「ふぅぅ〜〜っ!」
戦闘態勢スイッチON!!

おい、どうした、なにごとだ?

慌てて回りを確認したら、・・・・・・・あ、窓の外に、ライバルの黒猫さんが来ている!!
      やばっ!
      なんだって、こんな時に、来るんだよ、おまえさんは・・・・・


いきなり興奮してガラス窓の外に攻撃をしかけたつもりなのか、飛び掛った猫が、そのまんま窓に激突。

がちゃ〜〜ぁん!!


冬なんでね、ガラス窓、閉まっているわけですよ。

でも、興奮してしまうと、周りが見えなくなる猫であるらしい。

とりあえず、ガラス窓上部の障子紙、大破
    あ〜ぁ、貼りなおしさせられるのか・・・・・


このまま、窓をはさんで、大乱闘(?)になってしまっては、Wii の設置どころではなくなります。
興奮した猫を止める手立ては、簡単じゃありません。
間に入ろうなんてしたら、こっちが標的にされてしまいます。
バケツに水をくんできて、ブッかけるのが1番ですが、室内では、それもできません。

おい、家族A、外にまわって、原因の黒猫さんを追っ払ってきてくれ!
     この間、私は、コードと Wii かかえて死守!   大笑




幸い、黒猫さんは、さっさと逃げてくれましたので、そのまま作業を進めることが可能になりました。
    (正直、1度は、どうなることかと思っちゃったよ、うん)

なんで、ゲーム機をセッティングするだけで、こんなに疲れる思いをしなくちゃいけないんだろう・・・・・ふう。






ようやく、コード類がつながりますと、最初の情報設定というものがあります。

ゲーム機本体の時刻合わせなんかですね。
「1番、きちんと合っている時計は、どれなんだ?」
「う・・・・・・・」
     けっこう、いい加減な時計ばっかりが、ころがっている部屋だったりします。
家族Aは、自分の携帯電話をひっぱりだして、信頼できそうな時刻合わせをしてくれたみたいです。

ここで、思いもしなかった問題が発生。

ゲーム機に名前をつけてください。


ゲーム機の名前?!

そういえば、DSの初期設定でも、DSの持ち主の名前を入力する画面がありましたっけ。
たしか、私のDSは「なおすけ」と入れたはず。

でも、持ち主の名前と、ゲーム機に名前をつけるのとでは、だいぶイメージが違います。

「名前?!」
「この Wii に名前をつけるのぉっ!!」

ほら、RPGゲームなんかで、主人公やパーティ・メンバーの名前をどうつけようか・・・ということは、あらかじめ考えてあったりするので、すんなりと入力できるのですが、たまに、思いもよらない物に「名前をつけてください」という画面が出たりすると、手が止まってしまうことがありませんか?

あんな感じですよ。

しばらく迷ったあげく、我が家の Wii には「シロ」という名前がつけられました。

シロ・・・・・・・ですか?

A「Wii が白い色をしているから!」

あ・・・・・安易な・・・・・・

でも、なぁんも、思いつかないんだから、しかたがありません。
まぁ、ここで、とてつもない「名前」がつけられたとしたら、それはそれで、イヤだったかもしれませんし・・・・・

案外、あっちでも、こっちでも「シロ」だの「Wii太郎」だの、適当な名前がつけられているんじゃないかと思っています。
    (この名前、後から変更が可能ですから、心配はいらないみたいです。)





さて、予定外の悪戦苦闘はありましたが、ようやく使用できるようになった Wii で、Aがプレイをスタートしました。
新作のゼルダ・シリーズ、「ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス」です。

今までのコントローラーと違って、右手と左手に各々のコントローラーを持って操作することになっています。

主人公が剣を振る場合は、右手のコントローラーを実際に動かすような動作が必要になっているらしいです。
(このせいか、いままでゼルダ・シリーズの主人公は、ず〜っと左利きだったはずなのに、今回は右手で剣を持つように変更されているみたいですね。)

左右のコントローラーは、コードでつながっています。
このコードが、またも問題だったりする。

ゲームに熱中してくると、コントローラーを動かす操作が、どうしても大きくなってきちゃうみたいなんですよ。(そんなに大きく動かさなくても、ちゃんと反応してくれるはずなんですが)
すると、つながっているコードがゆれる。

人間の手元で、ヒモが魅力的にゆれている。

→ → → 猫が襲い掛かってくる!!

        まずい現象です。
        いまのところ、根本的な解決策がありません。



また、いままでもそうだったのですが、我が家の猫たちは、ゲームをプレイしている人間にくっついて昼ねをすることが大好きみたいです。
正直、邪魔なんですが・・・・・・・

今回、これが、とってもまずいです。



こういう具合に、人間の腕を「あごまくら」にされてしまうと、コントローラーの操作がめちゃくちゃやりにくくなっちゃうんですよ。

おっぱらったくらいじゃ、へこたれる猫じゃありませんし・・・・・・

なんか、今後の対策を模索しなければならない、我が家の Wii の船出なのでありました。



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