タウリンとインドメタシン(ポケットモンスター)

ポケモン・シリーズには、ポケモンの能力値の基礎ポイントを上げるために利用されるアイテムがいくつかあります。
この1つに「タウリン」があります。
ゲームの中で「タウリン」をポケモンにあたえると、そのポケモンの物理攻撃の能力があがりやすくなる働きをすることになっています。

タウリン」よく聞く単語ですよね。
ファイト   一発
で、有名になったCMがありますが、あの商品には「タウリン1000mg」が配合されているようです。
もともとの「タウリン」というのは、アミノ酸の一種です。牛の胆汁や魚などに多く含まれ、血中コレステロールを下げる働きがあります。
あのCMを見たり、ポケモンをプレイしていたりすると、使ったらいかにも攻撃力があがりそうな気分になってしまいますが、直接攻撃力には関係がありません。(もともと、あのCMの商品は人間の攻撃力を上げることとは無関係なのですけれどね)
また、ペットで猫を飼っている人はよくご存知だと思いますが、猫の餌として市販されているものには、たいてい「タウリン」配合・・・とか書かれています。
べつに、愛猫の攻撃力をアップさせるために配合してあるわけではありません。(あたりまえですね)
猫は、自分の体内でタウリンを作り出すことができないのです。このため、エサとして取り入れる必要がでてくるわけですね。

こういうトリビア的な雑学があると、ポケモンを育てていても、
「ふむ、ファイト一発、猫のえさ
ってな具合に、余計な楽しみがふえて、笑えるものです。

そういえば、ポケモンには、猫を連想するような種族があります。
ニャースおよび、その進化形のペルシアン。エネコおよび、その進化形のエネコロロ。
こいつらに「タウリン」をあたえたら、特別のことは起きないでしょうかねぇ。笑
(起きませんってば、絶対に!!)


「インドメタシン」・・・これはポケモンにあたえた場合、すばやさの能力のあがりやすさに影響することになっています。
実際の世界での「インドメタシン」というのは、なんでしょうか?
これもあるんですよ。非ステロイド系抗炎症剤の一つです。強力な鎮痛作用があるので、リウマチ関節炎・痛風などに用いられます。ただし、中枢・消化管に対して副作用があると言われていますから、利用する場合には、きちんと注意書きを守る必要があるでしょう。

はずかしながら、私には年齢のせいか肩痛がありまして・・・バ○テリンを利用しています。この成分に「インドメタシン」が入っています。
肩の関節のあたりに薬をぬりながら、
「これで私がポケモンなら、腕の作用かなんかがすばやくなるのだろうか?」
と、奇妙なことを考えたりします。
もしかして、そのうち剛速球投手になれたりして・・・無理だってば。


ポケモンの物理的防御力に影響するアイテムは「ブロムヘキシン」といいます。
これの元ネタは、なにかなぁ。塩酸ブロムヘキシン(痰を取り去るのに利用されます)・・・あまり防御力に関係するネタには、なりませんねぇ。


特殊攻撃力に影響するのは「リゾチウム」。
冬場に薬局にいくと、風邪薬がおいてあるあたりに「塩化リゾチウム配合」とか書いてあったりして・・・のどとか鼻に効くわけですかね。
なんでポケモンは、風邪薬関係のアイテムで特殊攻撃力が影響されるのか、わかりません。
笑えるネタには、なりそうです。


特殊防御力に影響するのが「キトサン」。
使うとポケモンの特殊防御力が高くなりやすくなるはずです。
現実の世界では、カニ・エビ・昆虫などの外骨格や微生物・キノコの細胞壁を構成するキチンの分解産物です。案外「健康食品売り場」や「ダイエット食品」の場所でみかける単語だったりするかもしれません。
生体内で分解され吸収される点を利用して手術の糸などに利用されることもあります。「溶ける糸」というやつですね。
これも、防御力とは、関係なさそうです。というか、私の感覚だと、むしろ特殊防御力が下がってしまいそうな気がしてなりません。笑

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