スーパーマリオ


初めてTVゲームをした時、友人宅でファミコンにささっていたのがマリオだった。
なにやらコントローラーのいくつかのボタンを操作して、画面のヒゲのおやじさんを右方向に移動させればOKと教えられた。
現在のコントローラーとは比較にならないくらいボタンの数が少なかった時代なのだが・・・なにしろ、とろゲーマーである。それ、キノコを踏め、ジャンプして穴を跳び越せ・・・と、友人のお子さんから矢継ぎ早な指示をだされても、まるっきり手が動かない。
ものすごく面白いのだが、自分には到底先に進めそうにないという予感がしていた。でも、子供達に爆発的ヒットをしているTVゲームというものが、どんなものなのか・・・これは、ヒットするはずだとよくわかった気がした。


アミューズメントの景品 笑


友人のお子さんが見本プレイを見せてくれたのであるが、彼女(小学生の娘さんだったのです)は、画面の何もない場所でマリオをピョンピョンとジャンプさせ、突然ブロックを出現させたり、特定の場所をたたいてアイテムを登場させたりして私をあぜんとさせたものだった。
なぜ、そこにアイテムがあるのがわかるのか?と問うと、何度もやっていれば覚えるよ・・という返事が返ってきた。つまり、ゲームを有利にするためには、どこでなにをすればいいのか、きっちり記憶する必要があるということを、初めて知ったわけである。
おぉっ!ゲームするためには記憶力もためされるのか?!いや、今だから笑い話であるが、初体験としては、ものすごい衝撃だったことを覚えている。


これも景品だったりする


以後、ヒゲのオヤジさんは、シリーズがすすむにつれて、書き込みも精密になり、しかもくやしいことに見た目が若返った感じで現在まで活躍中である。
アクション・ゲームの主役であるために、私には参加できない作品も多種あるが、彼の活躍は各種スポーツ、レースゲーム、パズル、RPGと、どんどんレパートリィをふやしてくれた。
RPGについては、全作無事エンディングをむかえることができたし、Dr.マリオではヤブとしか言えない彼のカプセル投薬をコントロールしてウィルスをやっつけることにも成功した。
64では、なにがどうまちがったのか、ヒマにまかせてアクション・ゲームに挑戦し、とうとうすべての要素をだすことに成功するという、私にとって、空前絶後の画期的なできごとも体験できた。
(もう1度やれと言われたら、できるかどうかあやしいものであるが・・・)

永遠のヒゲのオヤジさんには、今後ともいろんな場所で楽しませてもらいたいものである。

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