我こそは司令官なるぞ! (なぞぷよ)

自分の手のトロさに毎回泣くことになるくせに、私はパズルゲームが大好きです。

ファミコン時代の「テトリス」と「ドクターマリオ」は、珍しくも自力ですべての面をクリアした記憶があります。
が、たいていは最後までたどりつくことができません。
対戦タイプのパズルゲームとなると単なる「いいカモ」になり下がります。泣

お気に入りのパズルゲームの1つに「ぷよぷよ」があります。
落ち物ゲームの一種で、2個一組で落下してくる5色の「ぷよぷよ」を適当な場所に誘導し、縦・横どこかで同じ色どうしが隣り合った4個以上の塊を作れば、その部分が画面から消えていくというゲームです。
理屈は簡単ですが、多数のぷよぷよでできている塊を作ったり、一度に2つの塊ができるようにしたり、1つの塊が消えることによって、さらに別の塊が自動的に完成するようにしたり・・・と、いろいろ高得点を得るための作戦があるわけです。
そして、そのように複雑になっていくと・・・私に勝機がまわって来なくなっちゃうわけですね。

どうやら私は、単に手がトロいだけではなく、瞬時の判断でいかに上手く定石とされている形にもっていくか・・・というセンスにも欠けているようです。
      くやしいなァ もう

ふ〜んだ、いいもん、いいもん。
私はもっと、じっくり考えて謎を解くタイプの人間だもん。

・・・という私の負け惜しみの声がメーカーさんに届いたというはずもないのですが・・・

      だったら これ やってみろよ

とばかりに発売されたゲームがありました。
  
      

すでに積み重ねられた「ぷよぷよ」の群れを用意されている決まった数、決まった色の組み合わせの「落下ぷよ」全部を使って、すべて消してみなさい・・・というゲームです。

今度は文句が言えません。
じっくり考える時間があります。
解けなければ・・・全部私の脳みそのせい。

さすがにこれは、どんどんクリアしていくことができました。
答えがわかりさえすれば、目の前で「自力」では見たこともないような(涙)みごとな連鎖消しが繰り広げられます。

             か・い・か〜ん!!

(古いですね。赤川次郎さん原作の映画:セーラー服と機関銃の名セリフですか)

不思議なことに、本家「ぷよぷよ」で、とんでもない大連鎖をガンガン決めてくる息子が、この手の謎解きはあまり得意じゃなかったんです。
どういうことなんでしょうねぇ。
単に私の負け惜しみだけじゃなく、頭の働き方とかセンスとかいうものには、微妙な違いがいっぱいあるというわけでしょうか?


しかし、やがて私の快進撃にも限界がきました。
謎の難易度が上がり、問題として最初から積み上げられた段数が高くなるにつれて、手がついていかなくなってしまったのです。
つまり、解答はわかっていても、落ちてくる「ぷよぷよ」をその場所に置ける能力がなかったわけです。

     わかっているのに 進めないやんか!!

困りました。
そして、開き直りました。

おい、息子。あの「ぷよぷよ」を、この位置に移動させてくれ。

     別人プレイに切り替えたのです。

紙に答えを書いて、手先のきような人に作業をやらせてしまう。
私は、命令するだけの人になっちゃったのです。

これならば、ゲームが次に進みました。
謎さえ解ければ、それを実現してくれる人がいる。

     いい気分ですよ〜〜♪

こうして私は、ふんぞりかえったまま「なぞぷよ」を全クリしたのです。

   え?
   そういうのって、全クリしたっていえるのか?って・・・

   いや、つっこみは なし  ってことで・・・

                             もどります




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